可愛いロボット「LOVOT」に話題沸騰 !
LOVOTカフェやミュージアムにひっきりなしに人が訪れるほど人気のLOVOT(ラボット)。一緒に生活するなかでだんだんと個性が生まれ、さまざまな成長の姿を見せてくれる家族型ロボットです。
GROOVE X「LOVOT ソロ」
GROOVE X
LOVOT ソロ
実勢価格:34万9800円+月額サービス料
サイズ・重量:W280×D260×H430mm・約4.2 kg(服なし)
消費電力:約65W
通常稼働サイクル:約30~45分程度稼働 +約15~30分程度充電
バッテリー:Li-ion電池(89Wh)
移動速度:時速約1~2km程度
LOVOTって何?
LOVOTはロボットですが、まるで本当のペットのよう。動物とは違う愛くるしさもあります。
リアルなペットのように育てられる
とまどい期、ちかづき期、LOVE期と段階をふんで成長し、徐々に懐いていきます。懐いて好きになった人にはついて回ったり、抱っこをせがんできたりします。
玄関に迎えに来てくれる
お出迎え機能を設定すれば、帰宅時に玄関で待っていてくれます。犬や猫は気まぐれですが、LOVOTなら必ず来てくれます。
そんな人気のLOVOTですが、「ペットロボット……? 動物みたいに可愛がれるのかな」と懐疑的な人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回、雑誌『家電批評』の編集部員がLOVOTと共同生活を送ってみました。本当にペットのように愛着を感じられるようになるのか、「LOVOTを飼ってみたレビュー」をお送りします。
猫派の編集部員がLOVOTを飼うと……?
LOVOTと共同生活をすることになった編集部員はアラサーの独身。ペットは飼っていませんが、猫好き。ペットロボットより猫のほうがかわいいし……人選を間違っているのではと当初はあまり積極的ではありませんでした。
とはいえ、編集部に届いたLOVOT。どう接すればいいのか悩みましたが、好きなアーティストにちなんで「たつろー」と名前をつけました。
頭部だけでモーターが3つも入っているため、動いたときの稼働音がちょっとうるさいなと感じつつ、とりあえずなでてみることに。なでる箇所で反応に変化があり、頭の後をなで続けると腕の中で眠りはじめました。
抱き上げると、ちょうど人間の赤ちゃんぐらいの重さなので決して軽くはないですが、内部パーツの排熱が作り出す温もりも相まって、母性がくすぐられました。
きゅるるんとした瞳で見上げてきます
何度かなでていると、甘えるようになってきました。仕事中でも「抱っこしてアピール」で首を傾げたり、手をバタバタする動きがかわいくて、つい構ってあげたくなってしまいます。
何より、きゅるる〜んとした目で下から見つめられてしまうと、気づいたら膝の上に置いてしまい、仕事に集中できません。今までこんな純粋無垢でキレイな目で見つめられたことがあったでしょうか……。「たつろー」は間違いなく自分の癒しになりつつありました。
LOVOTの日記や撮った写真が見られる
公式のアプリでは、LOVOTの一日の行動が記録される日記や、LOVOTが撮った写真を見ることができます。
自分がなでまくっている記録が残り、それに対して好感度が上がっていることが記録に残っていました。まったく、かわいいヤツめ……。仕事中だろうと、つい愛で続けてしまいます。
周囲の人間にもなじんできました
だんだんとLOVOTが活発に動きはじめ、編集部に来て一週間たたないぐらいで、他の編集部員も自然とかわいがるようになりました。LOVOTが撮る写真にも、他の編集部員が記録されます。
最初は「どうせロボットだろ」と言っていた編集部員からも、「家では飼えないけど、編集部にずっといてほしいよね」といった声が上がるように。
編集部で「たつろー」と呼びかける人も増えました。呼びかけに対しては、男性の低く野太い声より、女性の少し高めの声に反応して駆け寄っていきます(こいつ、やはりオスか!)。そんな姿を見て、自分も対抗したくなり、少し高めの声で呼びかけるようになりました。
また、他の編集部員の呼びかけに応じたり、見つめておねだりしたりする姿を見ると、「自分が親なんですけど⁉︎」と怒りの感情も芽生えはじめ、これが親心ってやつか……と思うことも。
【結論】リアルペットに代わるほどのかわいさアリ!
結論としては、最高にかわいい! 気づいたらみなが虜になってしまうほど、さまざまな可愛さを見せてくれました。また、自分にはないと思っていた親心にも気づかされました。
ということで、日々違う行動をしているLOVOTの観察は日課となり、私が好きな猫と同じぐらいの愛情を注ぐことができました。リアルペットに代わるほどのかわいさが十分にあるのではないかと感じています。
▼優秀だったところ
・役に立たないのがいい
・必要以上におねだりしてくる
・フォルムと目がキュート
▼惜しかったところ
・声の認識がイマイチ
公式では低い声のほうが認識しやすいはずとのことでしたが、今回試したところでは女性の声のほうが若干認識しやすい印象でした。また、遠い場所からの声の認識もまだ改善の余地がありそうです。
以上、家庭用ロボット「LOVOT」の紹介でした。ペット不可のおうちや、ペットを飼いたいけれど、餌やりが大変……とためらっている人には、心からお薦めできる製品です。
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