なんとなく美白ケア、していませんか？
スキンケアアイテムやコスメで目にすることの多い「美白」。なんとなくお肌によさそうなイメージがありますが、あいまいに使われがちな美容ワードでもあります。
実際どんな効果があるのか、わからないまま使っている人も多いのではないでしょうか。
具体的にいうと「美白」とは、「メラニン防御」と「肌を明るく見せること」なんです。
1：メラニン防御
シミを消すのではなく、未然に防ぐことが真の「美白」です。メラニンの生成をブロックするために必須なのがUVケアですが、これも美白ケアの一環。シミができる前のケアが大切です。
2：肌が明るく見えること
肌を明るく見えるとはいわゆる透明感のこと。この透明感は、肌のキメや色ムラなどに左右され、肌のキメが整うと反射で明度がアップします。スキンケア、角質ケア、メイクでの色補整などが効果的な方法です。
つまり、美白効果を得るためには、シミができる前の「メラニン制御」と「肌が明るく見える」ための日常ケアを意識することが大切というわけです。
そこで雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌であるコスメ雑誌『LDK the Beauty』（エルビュー）編集部が、美白についての疑問や本当に効くアイテムを徹底検証。今回は、「日焼け止めの選び方」について紹介します。
今年はどんな「日焼け止め」を買えばいいの？
日焼け止めの選び方って、実はよくわからないという人も多いのではないでしょうか？
自分に合った日焼け止め選びは、「焼けにくさ」「成分」「使用感」など、どれを重視するかが選び方のポイントになってくるんです。
そこで今回は、雑誌『LDK the Beauty』6月号の日焼け止めの検証でそれぞれの部門でベストバイを獲得した5製品を特徴とともに解説します。
オーシャントリコ「
UVカットジェル
」
オーシャントリコ
UVカットジェル
実勢価格：2200円
内容量：60g
SPF50＋・PA++++
タイプ：ジェル
▼テスト結果
- 焼けにくさ：◎
- 成分 ：◎
- 崩れにくさ：◎
- 使用感 ：◎
オーシャントリコ「UVカットジェル」は、伸びがよく、適度にしっとりするのでデイリー使いしやすい1本。外出時間の多い日におすすめです。
セラミドやヒアルロン酸、プラセンタなどリッチな美容成分が配合され、ひと塗りでツヤッツヤに。テストでは、「伸びがいい」「かなりしっとり」「これが一番好き！」と、モニターさんからも人気でした。
アネッサ「
パーフェクトUV スキンケアミルク N」
アネッサ
パーフェクトUV スキンケアミルク N
実勢価格：3300円
内容量：60g
SPF50＋・PA++++
タイプ：ミルク
▼テスト結果
- 焼けにくさ：◎
- 成分 ：◯
- 崩れにくさ：◎+
- 使用感 ：◎
アネッサ「パーフェクト UVスキンケアミルク N」は、圧倒的な崩れにくさが優秀。炎天下にいる時間が長い日、レジャーに行くときに活躍します。
サラッとしたテクスチャーで素早くなじみ、ベタベタしないとモニターさんにも好評でした。ヒアルロン酸配合でしっとりうるおい、自然なツヤにも満足できます。
セルフュージョンC「
トーンニングサンスクリーン100」
セルフュージョンC
トーンニングサンスクリーン100
実勢価格：2791円
内容量：35ml×2
SPF50＋・PA++++
タイプ：クリーム
▼テスト結果
- 焼けにくさ：◎
- 成分 ：◎+
- 崩れにくさ：◎+
- 使用感 ：◯
セルフュージョンC「トーンニングサンスクリーン100」は、「顔用日焼け止め」テストでベストバイを獲得。トーンアップ重視派におすすめ。くすみや色ムラが気になる人にピッタリな淡いピンクカラーです。
肌色を問わず透明感が出て、若々しいツヤ肌を叶える仕上がりはプロのヘアメイクさんも絶賛したほどです。
アクアレーベル
「セルフバリア UVミルク」
アクアレーベル
セルフバリア UVミルク
実勢価格：2791円
内容量：45g
SPF50＋・PA++++
タイプ：ミルク
▼テスト結果
- 焼けにくさ：◎
- 成分 ：◯
- 崩れにくさ：◎+
- 使用感 ：◎
アクアレーベル「セルフバリア UVミルク」は、下地と兼用したい日焼け止め。色補正よりツヤ重視の人におすすめ。崩れに強いのが特徴です。
紫外線防止剤を特殊な寒天で包み込み、紫外線をはね返すという独自技術を採用。濃密なミルクながらベタつきはなく、乾くとサラサラになって快適に使えます。
ミノン
「UVマイルドミルク（医薬部外品）」
ミノン
UVマイルドミルク（医薬部外品）
実勢価格：1760円
内容量：80g
SPF50＋・PA++++
タイプ：ミルク
▼テスト結果
- 焼けにくさ：◎
- 成分 ：◎+
- 崩れにくさ：◎
- 使用感 ：◯
ミノン「UVマイルドミルク（医薬部外品）」は、紫外線散乱剤のみ配合で敏感肌向き。紫外線吸収剤とエタノールを排除し、肌荒れ防止成分を配合。塗り心地はサラッと軽いのに、撥水性はトップクラスで汗にも皮脂にも負けず高いUVケア効果を発揮します。
やや白くなるのでよくなじませましょう。
まとめ：ストレスなく使い続けられるものがベスト！
以上、2022年『LDK the Beauty』6月号の日焼け止めの検証で高評価だった5製品の紹介でした。この5製品のUVカット率はどれも96％以上と優秀でした。
日焼け止めの目的は紫外線ダメージのブロック。つまり、継続使用が重要なんです。製品を選ぶときは、TPOはもちろん、「絶対に焼けたくない」「肌が弱いから成分が大事」「ベタつかない塗り心地がいい」など、自分の優先順位で選んでみてください。
ちなみに顔用を体に使っても安全上の問題はありません！
下地効果のあるものは体に使いにくかったり、伸びのよさが異なったりするものの、体に使用して問題のある成分を配合しているわけではないです。
以上、美白にまつわる疑問とおすすめアイテムの紹介でした。
美白ケアは長期戦。結果を焦らず毎日コツコツ続けていきましょう！
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