ビューティー美容の広告ワードはウソ?ホント?

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売り場に溢れる広告ワードの数々。「毛穴レス」「ツヤ肌」など、効果がわかりやすいPOPが貼っているものは、つい手にとりたくなりますよね。とはいえ、衝動買いして失敗することも多いトラップが……。

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いかにも効果がありそうな「毛穴ゼロ」や「透明感」などのワードですが、注釈をよく読むと勝手に誤解しているだけということもあります。しっかりと注釈も読んでから検討をすることが大事です。

そこで雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌であるコスメ雑誌『LDK the Beauty』(エルビュー)編集部では、このような誘惑されやすい広告ワードを徹底的に調査。プロへの取材やテストでわかった美容の正しい知識をお届けします。

今回は、○○フリーなど見かけることも多いワード「無添加」の真相についてです。

ビューティーQ. 「パラベン(防腐剤)フリー」は肌にやさしいの?

A. そうでもない! 「防腐剤=危険」のすりこみは勘違い

化粧品は未開封の状態で3年の品質保持がマスト。防腐剤をまったく入れないと、すぐに腐ってしまいます。人によってはアレルギーなど合わない場合もありますが、普通肌の人がパラベンを避ける必要はありません。

パラベンの代わりに抗菌剤が高配合されることも

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パラベンフリーのアイテムの成分を見てみると、パラベンの代わりに、BGやペンチレングリコールといった多価アルコール類が抗菌剤として高配合されることもあります。肌トラブルが起きる可能性もあるので注意しましょう。

ビューティーQ. 日焼け止めは「ケミカルフリー」を選ぶべき?

A. そうでもない! 敏感肌さん以外はムリに気にせずOK 

A. そうでもない! 敏感肌さん以外はムリに気にせずOK  イメージ

肌にやさしいからという理由でケミカルフリーを選ぶ人も多いですが、乾燥したり白く浮いたりするデメリットもあります。使っていて肌トラブルがないのであれば、吸収剤配合の日焼け止めでも問題ありません。

紫外線吸収剤

メトキシケイヒ酸オクチルなどがよく使われます。紫外線を吸収し、熱などのエネルギーにUVカットしています。人によってはアレルギーを起こすことがあります。

紫外線散乱剤

酸化チタンや酸化亜鉛などがよく使われます。紫外線を散乱、反射させることで、防御する仕組み。肌負担は低いのですが、白浮きなどのデメリットがあります。

コスメデイン 氏
現役化粧品開発者
コスメデイン 氏 のコメント

吸収剤=悪ではないので、肌トラブルがなければ使い続けて大丈夫です。

ビューティーおすすめ日焼け止めはメンタームザサン「トーンアップUV」

近江兄弟社 メンタームザサン(MENTURM the SUN):トーンアップUVエッセンス:日焼け止め
近江兄弟社:メンタームザサン(MENTURM the SUN) トーンアップUVエッセンス:日焼け止め

近江兄弟社
メンタームザサン(MENTURM the SUN)
トーンアップUVエッセンス
SPF50+/PA++++
実勢価格:767円

容量:80g
タイプ:ジェル・エッセンス
UVカット率:98.4%
下地効果アリ

▼総合評価

  • 焼けにくさ: 5/5点
  • 成分: 3/5点
  • 崩れにくさ: 4.5/5点
  • 使用感: 4.5/5点

メンタームザサン「トーンアップUVエッセンス」は、定番の顔・からだ用(SPF40→SPF50+)の日焼け止め37製品を比較した2021年のテストで、「日焼けを防止しながらキレイ肌見せも叶う」とベストバイに輝きました。くすみを飛ばすラベンダーカラー&微細パール入りで、自然にトーンアップしてツヤ感もアップします。

UVカット成分は「散乱剤+吸収剤」で使用感も優秀。肌なじみがいいです。

[焼けにくさ]

おすすめ日焼け止めはメンタームザサン「トーンアップUV」 イメージ

UVラベルがわずかに色づいた程度で、焼けにくさは高評価。また、背中に塗った部分は白い肌のままでした。

[崩れにくさ]

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テスト前後でほぼ変わりません。崩れにくさも優秀でした。

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以上、思わず買ってしまう誘惑ワードの真相をお届けしました。

本当に大事なのは、流行りにのっかることよりも、自分に必要か見極める力です。正しい知識にアップデートして、怪しいウワサやワードに惑わされないようにしましょう!