不器用さんでも楽しめる編み物がじわじわ人気
おうち時間の増加で、趣味に打ち込む人が増えています。そんな趣味の中でもいまちょっとしたブームが到来しているのが、編み物。
ブームの理由には、編み物は不器用さんでも始めるのが簡単で役立つものもできて楽しいこと、100均・300均などでも気軽に道具がそろうこと、動画サイトで編み物のコンテンツが充実していることなどが挙げられます。
そこでテストする女性誌『LDK』が、編み物のいまを大調査! かぎ針編みで3つの編み方をマスターすればできる、簡単な編み物を紹介します。
今回は初心者さんでも挑戦しやすい編み物レシピから、基本の細編みを輪にしながら編むりんごのぐるぐるアクリルたわしを紹介します。
▼かぎ針の編み方の基本その2「細編み」のやり方はこちら
りんごのぐるぐるアクリルたわしを作ってみよう
レベル……★★☆
完成したりんごのぐるぐるアクリルたわしがこちら。細編みを輪にしながら編みます。ポイントは、段が進むごとに1目に2目編み入れる場所の間隔が1目ずつ増えることです。
使用アイテムはこちら
クローバー
かぎ針 アミュレ8/0号
実勢価格:715円
ハマナカ
ボニー(実:色番404 15g)
実勢価格:396円
※Amazonは5個セットの商品ページです
ハマナカ
ボニー(ヘタ:色番419 少々)
実勢価格:396円
ハマナカ
ボニー(葉:色番602 少々)
実勢価格:396円
「りんごのぐるぐるアクリルたわし」の編み方
糸端を約10cm残して糸の輪を作ります。輪を緩めたまま立ち上がりの鎖を1目編み、輪の作り目をします。
輪の中に細編み6目を編みます。
1段編んだら中心部分を引き締めます。糸端(最初に残していた方)を左に引くと輪が小さくなります。
引き抜き編みをします。1目めの細編みに針を刺したら針を回転させて糸をかけて引き抜き1段め完成です。
2段めに入ったら立ち上がりの鎖1目を編み、すぐ下の目(と同じ目)に針を刺し細編みをします。
同じ目にもう1目細編み。つまり2段めは1目に2目ずつ入れて12目編みます。3段めは立ちがりの鎖を1目編み前段1目めに細編みを入れ、その隣の目に細編みを2目編み入れます。
さらに1目おきに細編みを2目入れます。4〜9段目も立ち上がりの鎖1目を編み規則的に細編みを2目入れますが、その間隔は下のリストのとおりです。
9段編んだら端が伸びないよう縁に引き抜き編みをします。1目めの細編みに針を刺して糸を引き抜き、同様に1周します。
後ほど紹介する「編み物の終わり方」を参考に糸端を始末します。ここでは垂直方向に1目→横方向5〜6目の2段階でとじ針をくぐらせます。
ヘタは糸を約10cm残し、実の糸始末をした所から上方向に鎖を5目編み、5目分引き抜きして糸を始末します。
葉は糸を約10cm残しヘタと同じ目で引き抜きをして鎖18目編みます。編み始めと同じ目で引き抜きをし裏山に針を入れて糸を始末します。
編み物の終わり方
ここでは、編み物の終わり方をご紹介します。毛糸を引き抜き、とじ針で編地の裏に入れ込んで始末します。
毛糸の引き抜き方
1:さらに鎖1目を編みループを大きくする
編み終わったら、さらにもう1目鎖を編みます。鎖のループは大きめに広げておきます。
2:糸端を切ってループに通す
糸端を約5cmで切ります。大きめに広げておいたループの中に糸端を通し引き締めます。
毛糸の入れ込み方
1:とじ針に糸端を通す
編み終わったら約5cm残して糸を切り、糸端をとじ針に通します。
2:編地の裏側に針を通す
糸を裏側に出して編み目の裏山(写真のポコポコ出ているところ)に針を通します。
3:針を通したらギリギリでカット
5〜6目針を通して編地ギリギリのところで糸を切れば、糸の始末完了です。
※ご紹介した編み方は、すべて右手で編むことを推奨・紹介しています。
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以上、りんごのぐるぐるアクリルたわしの紹介でした。
輪の編み方が覚えられるので、みかんやメロン、ボールにも応用できます。ぜひ試してみてくださいね。