2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー2021】記事はコチラ!
今回は、洗濯物のお悩みを解決してくれる三菱電機の衣類乾燥除湿機「MJ-M120SX」を紹介します。
衣類乾燥も除湿も最高効率!三菱電機「MJ-M120SX」
三菱電機
MJ-M120SX
実勢価格:5万2800円
サイズ・重量:W360×D210×H534mm・13.5kg
除湿方式:コンプレッサー式
タンク容量:約3.0L
定格除湿能力:11.0L(50Hz)、12.0L(60Hz)
▼テスト結果
- 衣類乾燥:28/35点
- 除湿性能:7/10点
- ニオイ :7/10点
- 消費電力:9/10点
- 静音性 :7/10点
- 排水頻度:3/5点
- 使い勝手:8/10点
- 合計 :69/100点
三菱電機「MJ-M120SX」は、『家電批評』2021年7月号で衣類乾燥除湿機8台をテストしたところ、ベストバイに選ばれた製品。湿った衣類を効率よく乾かすことができます。
その理由は、衣類の表面温度が低い部分=湿った部分を狙って乾燥してくれる「部屋干しおまかせムーブアイ」。Tシャツは1時間でほぼ乾燥し、おかげで部屋干し臭もわずかでした。
【受賞の決定打】湿った衣類だけピンポイントで乾燥
三菱電機「MJ-M120SX」の特徴は、湿った衣類を効率的に乾燥できる2つの機能。湿った場所を自動で判別して乾燥してくれる「部屋干しおまかせムーブアイ」と、気になる場所を手動で乾燥できる「ズバッと乾燥モード」で、部屋干しのイヤなニオイがする前に衣類を乾燥できます。
機能1:部屋干しおまかせムーブアイ
おまかせムーブアイはセンサーで洗濯物や窓・壁の表面温度を検知できる機能。洗濯物の湿った部分や部屋の湿気のこもった場所だけに風があたるように、送風の向きや風量を調節しています。これにより、洗濯物を乾かすことや、部屋の除湿が効率よく行えます。
また、洗濯物の表面温度を検知し、「温度が低い=濡れている」となれば、そこを集中的に乾かします。さらに、おまかせムーブアイは室内除湿の際も湿気の溜まっている場所を検知します。
光ガイドによって、おまかせムーブアイが検知している場所が視覚的にわかります。
機能2:ズバッと乾燥モード
送風方向を手動で調整し、1着の服を素早く乾かすズバッと乾燥モードを備えています。どうしてもすぐ着たい1着に送風方向を合わせれば、それに集中して一気に乾かします。また、下向き送風できるので靴に対しても有効です。
ニオイの検証でも全体2位の好結果!
乾燥させた時間が1時間のため、洗濯物は生乾きという超厳しい条件でのテストでありながら、酸味のあるニオイがわずかに残るだけと優秀でした。
ニオイがつきにくい理由として、衣類乾燥性能の高さが挙げられます。乾燥率が高い分だけ、洗濯物が乾いているということになり、それだけ部屋干し臭が残りにくくなると考えられます。
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以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた、三菱電機の衣類乾燥除湿機「MJ-M120SX」の紹介でした。効率的に乾かしてくれるだけでなく、コンパクトで取り回しやすいのもうれしいポイント。大きな欠点のない、バランスのいい一台です。
なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。
『家電批評』 2022年1月号
晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円
『家電批評』2022年1月号ではスマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並んでいます。ぜひチェックしてみてください!
超厳しいテストでも結果は○。生乾き臭はわずかです。