2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説

2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。

家電批評 オブ・ザ・イヤー2021

大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!

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家電批評 オブ・ザ・イヤー2021の記事一覧

今回は、一眼レフのような操作性とレスポンスで本格的な写真が楽しめるU35万円のミラーレスカメラを紹介します。


高速連写と強力な手ブレ補正!キヤノン「
EOS R6」

高速連写と強力な手ブレ補正!キヤノン「EOS R6」 イメージ
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キヤノン
EOS R6
実勢価格:29万5766円(ボディ)、33万5766円(RF24-105 IS STMレンズキット)

サイズ・重量:約W138.4×D88.4×H97.5mm・約680g
EVF:0.5型・約369万・約0.76倍
モニター:3型
ボディ内手ブレ補正:8段
動画:4K(3840×2160・59.94p)

センサー:フルサイズ
画素数:2010万画素
連写速度:約20コマ/秒
USB充電:対応

キヤノン「EOS R6」は、『家電批評』が100製品以上テストしたカメラの中から、予算35万円以下のベストバイに選ばれた製品。

フルサイズでトップクラスの高感度性能にオートフォーカス、そして連写追尾性能を備えおり、激しいスポーツなどを撮影する際でも、上位クラスの一眼レフと遜色のない撮影をすることができます。

▼テスト結果

  • 画質         :18/20
  • オートフォーカス   :18/20
  • 機能性        :17/20
  • ファインダー・モニター:17/20
  • 操作性        :17/20
  • 合計         :87/100

動画性能も必要十分で、4K動画までであれば動画メインの機種として扱っても問題ないレベル。一眼レフライクな操作系を残しつつ、タッチでスマホのようにも操作でき、高機能で扱いやすい機種を求めるなら間違いない1台です。

園部大輔 氏
山岳写真家/イラストレーター
園部大輔 氏 のコメント

一眼レフのキヤノンならでは。ミラーレスも抜かりなしです。

ポイント1:ファインダーの見やすさはクラス最高

ポイント1:ファインダーの見やすさはクラス最高 イメージ

電子ビューファインダーですが、一眼レフの光学ファインダーに近い見え方。暗いシーンでもしっかりとピントがわかります。

ポイント2:高速連写と強力なAFで動体撮影に最適

ポイント2:高速連写と強力なAFで動体撮影に最適 イメージ

電子シャッターでの連写が20コマ/秒と高速なので、子どものイベントやペットを撮るのにも重宝。電車はもちろん激しいスポーツなどでも問題なく瞬間を撮影することができます。また、オートフォーカスが強力で、特に瞳AFは人物はもちろん動物(鳥でも)正確に動作します。

ポイント3:暗いシーンに強くノイズの少ない画質

ポイント3:暗いシーンに強くノイズの少ない画質 イメージ

4K動画も美しく撮れて手ブレ補正も完璧で、動画でも静止画でも安定感あり。画素数では約4500万画素の「R5」に劣る部分はありますが、その分高感度性能が高く、一般用途においてはむしろこちらのほうが楽に様々なシーンに対応できるのではないかと感じさせます。

以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた、キヤノン「EOS R6」の紹介でした。一眼レフのような操作性とレスポンスで写真を本格的に楽しめます。

なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。


『家電批評』 2022年1月号

 『家電批評』 2022年1月号

晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円

『家電批評』2022年1月号ではスマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並んでいます。ぜひチェックしてみてください!