2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説

2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。

家電批評 オブ・ザ・イヤー2021

大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!

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家電批評 オブ・ザ・イヤー2021の記事一覧

今回は、オールマイティに使えて実用性が高いU10万円のミラーレスカメラを紹介します。


安価で小型なのにキレイに撮れる!
「OM-D E-M10 Mark Ⅳ」

 
安価で小型なのにキレイに撮れる!「OM-D E-M10 Mark Ⅳ」 イメージ
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オリンパス
OM-D E-M10 Mark Ⅳ
実勢価格:7万7100円(ボディ)、9万7100円(ダブルズームキット)

サイズ・重量:W121.7×D49×H84.6mm・約383g
EVF:約236万・約1.23倍
モニター:3型
ボディ内手ブレ補正:4.5段
動画:4K(3840×2160・30p)

センサー:マイクロフォーサーズ
画素数:2030万
連写速度:約5コマ/秒
USB充電:対応

オリンパス「OM-D E-M10 MarkⅣ」は、『家電批評』が100製品以上テストしたカメラの中から、予算10万円前後のベストバイに選ばれた製品。

手のひらサイズの小型ボディですが、一眼レフスタイルに見通しのいいEVFを装備。ダイヤルやボタン類の感触もいいので「一眼らしい操作性や撮影感触」を楽しめます。

▼テスト結果

  • 画質         :14.5/20
  • オートフォーカス   :16/20
  • 機能性        :16/20
  • ファインダー・モニター:15/20
  • 操作性        :17/20
  • 合計         :78.5/100

入門機として最適なカメラでボディや付属レンズが小さいので日常的に持ち歩けます。色彩はとてもよく、風景や料理など鮮やかな撮影が楽しめます。強力な手ブレ補正を搭載しているので、夜景などの暗いシーンでも失敗しません。

園部大輔 氏
山岳写真家/イラストレーター
園部大輔 氏 のコメント

オートフォーカスもまずまず。ファインダーがあるので撮影に集中したいときに便利。

ポイント1:日常的に使えるサイズ感

ポイント1:日常的に使えるサイズ感 イメージ

手のひらサイズのボディなので、持ち歩きがとてもラク。また、コンパクトながらグリップもしっかりとあって、持ちやすいです。

ポイント2:10万円以下のカメラではベストの使い勝手

ポイント2:10万円以下のカメラではベストの使い勝手 イメージ

背面の十字ボタンは頻繁に操作する割に小型機種では押しづらい製品が目立ちます。しかしE-M10 MarkⅣはボタンに傾斜があり押しやすくなっています。

ポイント3:強力な手ブレ補正で暗いシーンも失敗しない

ポイント3:強力な手ブレ補正で暗いシーンも失敗しない イメージ

※●絞り/F4.5 ●ISO800 ●シャッター速度/0.62秒、使用レンズはオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4 Pro IS」

強力な手ブレ補正を搭載しており、シャッター速度1秒程度なら手持ち撮影も余裕です。夜景や暗い飲食店での料理撮影も十分こなせます。

以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた、オリンパス「OM-D E-M10 MarkⅣ」の紹介でした。一眼ライフを始めようと思っている人で、小型軽量とコスパ重視派におすすめです。

なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。


『家電批評』 2022年1月号

 『家電批評』 2022年1月号

晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円

『家電批評』2022年1月号ではスマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並んでいす。ぜひチェックしてみてください!