普段使いできる最新のオーディオグラスって?
2019年に発売された「BOSE Framers」をきっかけに、スピーカー内臓の眼鏡「オーディオグラス」のレパートリーが増えています。また、度入りグラスに交換でき、普段使いをする人もいるのだそう。
そんな中、2021年7月に登場したのがファーウェイのオーディオグラス。メーカーが「最先端のテクノロジーとハイエンドファッションの融合に挑戦」をうたい、4万円超えという挑戦的な価格で発売されています。
そこで、本音の家電ガイド『家電批評』がその実力を確かめるべく、ファーウェイの最新オーディオグラス「HUAWEI Eyewear II」を徹底検証してみました!
オーディオグラスを1カ月間使い込んで検証!
今回は、強い近視で約20年、度入りメガネの常用者である編集部員が本製品を度入りグラスに変更。約1カ月間「普段使いのメガネ」として使い込み。使い心地などをチェックしました。
それでは、実際に使ってわかった検証レビューをご覧ください。
いつでもコッソリ音楽が聴ける「HUAWEI Eyewear II」
ファーウェイ
HUAWEI X GENTLE
MONSTER Eyewear II
SMART KUBO
実勢価格:4万3780円
サイズ・重量:レンズ横幅約50×ブリッジ幅15mm・35.5g(フレームのみ)
バッテリー持続時間:最大5時間
Bluetooth規格:5.2
電車内でイヤホンを使うときは、時々外して「漏れてないかな?」と確認するほどビビりな編集部員。ファーウェイ「HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II SMART KUBO」で一番恐れたのは音漏れでした。
しかし、使ってみると「こんな音量でもバレないの?」というぐらい、周囲にはほぼ気づかれず。自宅でも会社でも、いつでもコッソリ音楽を聴けるということがわかりました。
それでは、良かった点やイマイチだった点などを、詳しく解説していきます。
【ココが良かった】どこでも気が向いたときに音楽鑑賞ができる
ファミレスのテーブル程度の距離があれば、スマホで中程度のボリュームでもほぼバレません。何度か友人と音楽を流していることを隠したまま食事しましたが、一切気付かれませんでした。音楽を聴きつつ、愚痴話をいい具合に聞き流せます。
度入りメガネがなければ日常生活が送れないですよね。よって、イヤホンを忘れることはあっても、こちらは基本的に忘れることはありません。また、イヤホンと違い、メガネなら外で落とす可能性も少ないです。
【ココがイマイチ】普段のメガネと同じようにはいかない
メガネケースを普段持ち歩かない編集部員にとって、充電ケースも兼ねているメガネケースを持ち歩くのは、かさばるうえに、面倒でした。とはいえ、メガネケースなしでは充電できない本製品。持ち歩かないわけにもいきません……。
写真左は、編集部員が普段使っているメガネなのですが、量ると重さの差は明らか。装着感は当然異なり、一日中ファーウェイを装着していると少し疲れます。慣れればある程度克服できるものの、外した際の疲労感はどうしても残りました。
また、電車の座席で音楽を聴けば、さすがに漏れます。耳に何も入っていない人から音が聞こえたら不気味なので、電車での利用は控えましょう。
【アドバイス】誰の目も耳も気にせず自分の趣味に浸る
それなりの音量を出しても隣の部屋やデスクまで響くことはほぼないので、普段使いメガネとして常用しつつ、自宅や会社でリラックスしたいときにこっそり好きな音楽やラジオを聴くのにピッタリ。
編集部員は、これまで我慢していた場所で乃木坂を満喫していました。いつでも自分の時間をすぐに作ることができます。
また、いきなりのWeb会議でイヤホンが手元にないときにも使えますよ。
まとめ
音漏れを気にせず、どこでも音楽鑑賞ができた本製品。もっとも得したのは自宅利用でした。イヤホンだと、自宅で使うのは面倒で、家族の声や玄関のチャイムが聞こえないことが不便。しかし、視聴中も外の音が一定量聞こえる状態でバレず、普段着けているメガネなので、用意の手間も不要です。
ただ、ずっと着けていると気になるのはその重さ。一日かけてから外すと、疲労感が残りました。
1カ月間使って、買うかというとまだライン上。普段2万円のメガネをする身には倍近くの値段がネックです。あと1万円安かったら、確実に買っていたそうです。
以上、ファーウェイ「HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II SMART KUBO」の検証結果でした。
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