キッチン使いやすいまな板選びで注目するポイント

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まな板選びを失敗してしまうと、食材が切りにくい上に手が疲れ、料理が面倒になってしまいます。まな板を選ぶときに注目したいポイントを押さえ、使いやすい商品を探しましょう。

キッチンと収納場所にフィットするか

まな板を使うときは、切った食材を端に寄せたまま次の食材を切ることがあります。そのため、サイズは大きい方が便利ですが、大きすぎるとシンクからはみ出したり収納場所に困ったりするでしょう。

作業場所の幅やどこに収納するかを考慮し、キッチンにフィットする大きさのまな板を選ぶことが大切です。

シンクが狭く長方形のまな板だとサイズが合わない場合は、正方形のまな板も検討しましょう。

まな板ラックや引き出しではなく、見えるところに立てかけたりつるしたりしてまな板を収納する場合は、カラーや形にこだわって探す方法もあります。

調理やお手入れに負担がかからないか

調理をするときに刃当たりが悪いまな板を使うと、切るときの衝撃が手にはね返って疲れてしまいます。手に負担がかからないようにするためにも、刃当たりがよいかどうかに注目しましょう。

まな板のお手入れで重要なポイントは『軽さ』です。まな板は使用した後に両面をしっかり洗う必要があるため、軽いと後片付けがしやすくなります。

また、食洗機で洗えれば後片付けが効率的です。食洗機を使っている人は、対応しているかどうかもチェックしましょう。

キッチン雑誌『LDK』で取り上げられたまな板を検証

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軽くてお手入れしやすいプラスチック製まな板と、ゴム製まな板の使い勝手から5アイテムを検証しました。それぞれのまな板の特徴をチェックして、アイテム選びに役立てましょう。

食洗器も使える! カインズ「軽い耐熱抗菌まな板 M」

CAINZ(カインズ)
軽い耐熱抗菌まな板 M グレー
実勢価格:980円

サイズ:W36.8cm×D25.4cm×H1cm
材質:本体 ポリプロピレン、横枠 熱可塑性エラストマー
耐熱温度:110℃

▼テスト結果

  • 刃当たり   :◎
  • 滑りにくさ  :◎
  • 重さ(実測値):502g

軽くて扱いやすく、ほどよいクッション性により手が疲れにくいのが特徴のまな板です。刃当たりがソフトなため、『カンカン』というよりは『トントン』と優しい音がします。

フチ全体に付いた滑り止めにより、作業中にまな板がズレる頻度がグッと減るでしょう。抗菌加工が施されており食洗器を使用できるため、衛生面でも安心です。

Mの他にもSとLのサイズバリエーションから、自分に合った大きさを選べます。

着色しにくい! カインズ「大理石調まな板 34cm」

CAINZ(カインズ)
軽量大理石調まな板 34cm
実勢価格:1280円

サイズ:W34cm×D23cm×H1cm
材質:外側 ポリプロピレン、フチ部 熱可塑性エラストマー、芯材 ダンボール
耐熱温度:外側 90℃、フチ部 100℃、芯材 100℃

▼テスト結果

  • 刃当たり   :◎
  • 滑りにくさ  :◎
  • 重さ(実測値):431g

軽量で刃当たりの優しさと、フチに付いた滑り止めが特徴まな板です。色の濃い食材を切ってもまな板に色が付きにくく作られています。

食洗器に対応しており抗菌加工が施されているため、衛生面でも安心です。大理石調のおしゃれなデザインは、料理を楽しくしてくれるでしょう。サイズは34cmの他に、38cm・40cmが用意されています。

刃当たりがソフト! テクノ月星「ゴム製まな板」

テクノ月星
ゴム製まな板
実勢価格:3798円

サイズ:W34cm×D21cm×H1cm
材質:エラストマー(合成ゴム)
耐熱温度:130℃

▼テスト結果

  • 刃当たり   :◎
  • 滑りにくさ  :〇
  • 重さ(実測値):1086g

合成ゴムの『エストラマー』という新素材で作られているため、水分を全く吸収しません。そのため水はけがよく、スピーディーに乾くのが特徴です。

まな板に傷が付きにくく、優しい刃当たりで包丁の刃こぼれを防ぎます。プラスチック製よりも重いのは難点ですが、強度があるためシンクに橋渡しできるほど頑丈です。

サイズバリエーションはMから3Lまで4種類あり、キッチンの大きさに合ったサイズを選べます。

耐久性が高い! パーカーアサヒ「クッキンカット M」

パーカーアサヒ
アサヒクッキンカット M
実勢価格:4196円

サイズ:W38cm×D21cm×H1.3cm
材質:合成ゴム
耐熱温度:100℃

▼テスト結果

  • 刃当たり   :◎
  • 滑りにくさ  :△
  • 重さ(実測値):1138g

テクノ月星『ゴム製まな板』に比べるとやや滑りやすいものの、木製に近い刃当たりのよさと傷付きにくさを両立させています。

また、水切れがよく乾きやすいため、雑菌やカビの繁殖が少なく衛生的です。食洗器には対応していませんが、耐久性が高く熱湯消毒や漂白剤の使用で変質する心配がありません。

サイズはL・LLのバリエーションも用意されています。キッチンの広さや使い勝手を考えて選びましょう。

お得感◎ ニトリ「滑り止め抗菌まな板シート付き M」

ニトリ
滑り止め抗菌まな板シート付き M
実勢価格:814円

サイズ:W32cm×D23cm×H1cm
材質:本体 ポリエチレン、滑り止め シリコーン、シート ポリプロピレン
耐熱温度:70℃

▼テスト結果

  • 刃当たり   :〇
  • 滑りにくさ  :〇
  • 重さ(実測値):1138g

ニトリ『滑り止め抗菌まな板シート付きM』はまな板と、汚れ防止に敷いて使うシートがセットになった商品です。

本体の隅4カ所に滑り止めが付いているため、作業中にまな板がズレる心配がありません。

刃当たりや滑りにくさの評価は〇です。まな板本体を汚したくない人や、肉と野菜の切り分けにまな板シートを利用したい人に向いているでしょう。

L・LLのサイズバリエーションがあり、用途に合ったサイズを選べます。食洗器は非対応です。

キッチンまな板は材質で選ぶのもアリ

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まな板の素材には主に3種類があり、それぞれに違った特徴を持っています。自分にとって使い勝手のよいものを探すために、材質でまな板を選ぶのも一つの方法です。

取り回しやすいプラスチック製

ポリエチレン・ポリプロピレンといったプラスチックでできたまな板は、軽量で扱いやすい上に安価です。料理初心者で、まずは手軽に使えるアイテムが欲しい人に向いているでしょう。

サイズ展開やカラーバリエーションが豊富で、幅広い広さやデザインのキッチンに対応できるという強みもあります。また、漂白剤の使用ができるため、衛生面が気になる人に安心です。

ただ、木製やゴム製のまな板に比べて、プラスチック製は刃当たりが固いのが難点です。手が疲れたり包丁が刃こぼれを起こしたりしやすいかもしれません。滑りやすさも弱みではありますが、滑り止めが付いたものを選べば気にならないでしょう。

包丁が長持ちする木製

刃当たりが優しい上に食材が滑りにくい木製まな板は、手が疲れにくく包丁が長持ちすることが特徴です。使用前に水でぬらせば、まな板にニオイが移るのをある程度予防できます。

ただ、使用後はすぐに洗ってしっかり乾かす必要があり、漂白剤を使えません。お手入れに気を遣う点がデメリットも感じる人もいるでしょう。

また、プラスチック製に比べて値段が高めなので、料理にこだわりたい人に向いています。お手入れをしっかりすれば長持ちするため、まな板に品質を求めるなら木製がおすすめです。

木製まな板を選ぶときは、付加機能にも注目しましょう。スタンド付きで自立できるものや、食洗機が使えるものは保管やお手入れに便利です。側面にウレタン塗装が施された商品なら、水の染み込みが抑えられて洗いやすくなります。

お手入れが簡単なゴム製

LDKの掲載商品から検証した『テクノ月星 ゴム製まな板』や『パーカーアサヒ クッキンカット』は、ゴム製のまな板です。ゴム製まな板は、プラスチック製と木製のいいとこ取りをした特徴を持っています。

ゴム製まな板は刃当たりの優しさから手が疲れにくく、刃こぼれも起こしにくいのがメリットです。汚れや傷が付きにくく洗いやすい上に、漂白剤も使えます。木製と違って水を吸ってしまう心配もありません。

しかし、他の素材に比べて重量があるのは難点です。大きいサイズを選ぶと使いづらくなってしまいます。扱いやすさも含め、まな板に求める機能性をよく考えて他の素材と選び分けましょう。

キッチン軽くて扱いが簡単【プラスチック製まな板】

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安価で試しやすいプラスチック製のまな板は、検証した商品の他にも数多くあります。スタンダードな長方形のまな板と、カラーが選べるまな板をチョイスしました。

パール金属「耐熱抗菌まな板 L」

パール金属
耐熱抗菌まな板 L
実勢価格:945円

サイズ:W37×D22×H1.3cm
材質:ポリエチレン
耐熱温度:90℃
※画像はAmazonより

銀イオンの抗菌加工が施されたまな板です。抗菌剤には日本製の『バクテキラー』を使用しています。

黄色ブドウ球菌や大腸菌の減菌率は99%と、衛生面で安心です。塩素漂白や熱湯消毒もでき、徹底的に清潔を保ちたい人に向くでしょう。食洗機や乾燥機に対応しているため、片付けの手間も省けます。

サイズバリエーションはSからLLまでの4種類です。普段使い用からキャンプなどのアウトドア用まで、目的に合ったものを探せます。

京セラ「カラーまな板」

京セラ
カラーまな板
実勢価格:528円

サイズ:W30×D21×H0.2cm
材質:ポリプロピレン (熱可塑性エラストマー)
耐熱温度:100℃
※画像はAmazonより

レッド・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルー・ピンクの6色(※)が用意された、見た目にも楽しいまな板です。キッチンをカラフルに彩りたい・食材によってまな板を使い分けたいという人は、複数のカラーを用意するとよいでしょう。

薄さや軽さに加えて、柔らかく曲がりやすい素材が使いやすさの秘密です。まな板を曲げれば切った食材をそのまま運べるため、料理がサクサク進みます。食材が滑りにくいエンボス加工も、作業を楽にするポイントといえるでしょう。

つり下げ可能なフック穴とまな板スタンドが付属しており、保管場所に困る心配がありません。

※Amazon・楽天のショップでは、カラーのラインナップがそろっていない場合もあります。

キッチン長く愛用したい人におすすめ【木製まな板】

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自然の香りがする木製まな板を、2点紹介します。お手入れに手間がかかる木製まな板のデメリットに対策されている点が、共通のおすすめポイントです。

ダイワ産業「食器洗い乾燥機対応ひのきまな板 スタンド付き」

ダイワ産業
食器洗い乾燥機対応ひのきまな板(スタンド付き)
実勢価格:2507円

サイズ:W36×D20×H1.3cm
材質:本体 ひのき、側面塗装 ウレタン樹脂塗装
耐熱温度:-
※画像は楽天より

側面にウレタン樹脂を塗装してあり、木製でありながら食洗機で洗えるまな板です。お手入れが面倒で木製まな板を諦めていた人でも、手軽に使いやすいでしょう。

木製の強みである柔らかく優しい刃当たりも、もちろんおすすめのポイントです。角のつまみを回転させるだけで自立する機能や、使わないときに立てておけるスタンドが使いやすさを向上させています。

今回紹介しているのは幅36cmのタイプですが、サイズバリエーションは幅21cmから39cmまで5種類です。用途やキッチンの広さに合わせて選びましょう。

貝印「関孫六 桧 まな板 スタンド付」

貝印
関孫六 桧 まな板 スタンド付
実勢価格:3218円

サイズ:W36×D20×H1.3cm
材質:本体 ひのき、側面 ウレタン塗装、スタンド ホワイトアッシュ(高温乾燥処理)、ネジ・ワッシャー ステンレススチール
耐熱温度:-
※画像はAmazonより

ダイワ産業『食器洗い乾燥機対応ひのきまな板 スタンド付き』と同じく、側面に水の染み込みを防ぐウレタン樹脂加工が施してあります。食洗機と乾燥機に対応しているため、木製でもお手入れの手間がかかりません。

反りを防ぐ加工が施されており、長くまな板を使っていきたい人におすすめです。両端が斜めになっていて持ち上げやすい作りや、自立スタンドによって使いやすさがさらにアップしています。

刃当たりのよさで手首の疲れを軽減し、包丁の刃を傷めにくいのが木製まな板の魅力です。調理時のストレスが、グッと軽減されるでしょう。

幅36cmで「ちょっとせまいな…」と感じるなら、幅39cmのタイプもあります。スタンドが不要であれば、コンパクトな幅20cmも選択肢です。

キッチン便利な機能付きまな板で料理の手間を省こう

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便利な機能が付いたまな板なら、料理にかかる手間が減ります。まな板と他のキッチングッズが一つになったアイテムも、2点チェックしておきましょう。

hiino kano「まな板ブラック 包丁研ぎ 目盛り付き」

hiino kano
まな板ブラック 包丁研ぎ 目盛り付き
実勢価格:1680円

サイズ:W29.5×D22.5×H1cm
材質:シリコーン、プラスチック
耐熱温度:100℃
※画像はAmazonより

包丁研ぎと目盛り・食材の落下を防止する溝が付いた、多機能まな板です。320gと軽量なため手入れが簡単な上、食材を切ってそのまま鍋に運べます。

黒色のまな板は食材が見やすく、食材の色や汚れがまな板に染み込みにくいのが魅力です。熱湯消毒と食洗機の使用どちらも問題なく、衛生面の不安が軽減されるでしょう。

スタイリッシュなカラーのまな板が欲しい人や、普段の料理だけでなくキャンプやバーベキューで使えるまな板を探している人にも向いています。

Joseph Joseph「水切り一体型 まな板 リンス&チョップ」

Joseph Joseph
水切り一体型 まな板 リンス&チョップ
実勢価格:1591円

サイズ:W34×D20×H0.5cm
材質:ポリプロピレン、TPR(サーマルプラスチックラバー)
耐熱温度:110℃
※画像はAmazonより

組み立てた状態では食材を洗って水切りができ、そのまま平らにして使えばまな板になるキッチングッズです。食材をザルに移す手間を省けるため、洗い物の負担軽減と調理の時短が実現します。

刃当たりの優しさと裏面に付いた滑り止めが、食材を切るときに使いやすいポイントです。食洗機対応・つるすためのホール付きと、お手入れや保管のしやすさにも配慮されています。

カラーはグリーンをはじめイエロー・ピンク・ホワイトの4色展開(※)です。

※Amazonでは、カラーのラインナップがそろっていない場合もあります。

ラボーノ「カッティングボード&ランチトレイ」

ラボーノ
カッティングボード&ランチトレイ
実勢価格:2656円

サイズ:W38×D21.5×H2cm
材質:天然木(アカシア材)
耐熱温度:-
※画像はAmazonより

天然アカシアのナチュラルな木目が美しい、トレイ兼まな板です。ロゴの入っている裏面で食材を切った後、ひっくり返せばお皿として使えます。

ロゴが入った表面のふちには高さがあるため、おつまみやおやつを載せたり、ランチトレイとして使ったりと幅広く活躍します。

食洗機は使用不可ですが、コンパクトなのでお手入れに手間はかからないでしょう。ストラップで壁につるせば、通気がよくなり衛生面でも安心できます。

キッチンまとめ

まな板の材質には軽量で取り回しやすいプラスチック製と、刃当たりが優しく包丁が長持ちする木製、お手入れが簡単なゴム製の3種類があります。素材だけでなくシンクや収納場所の大きさも考え、扱いやすいまな板を選ぶのがおすすめです。

使い勝手のよいまな板を探すためには、刃当たりの優しさや重量感・衛生面など重視したい要素を考える必要があります。紹介したアイテムを参考に、料理が楽しくなるようなまな板を探してみましょう。