冷凍レシピで毎日の食事をもっとおいしく簡単に!
何かと便利でメリットが多い下味冷凍レシピ。だけど、ルールや手間がたくさんありそうでめんどくさそう、なんて感じている人も多いのでは?
そこで、料理のプロが教えてくれた超簡単な冷凍レシピをお届けします! 手間も時間もかけずに実践できるテクニックがたくさんあるので、料理が苦手な人でも簡単に続けることができますよ。
超お手軽!ポリ袋で作る「自家製レトルトレシピ」
今回、料理研究家の酒寄美奈子さん、フードコーディネーターの小越明子さんに教えてもらったのは、ポリ袋を使った超お手軽な自家製レトルトレシピです。
耐熱・耐冷のポリ袋に材料を入れて冷凍すれば準備はOK。そのまま湯煎やレンチンで1品が完成しちゃいます。
自家製レトルトのお手軽ポイントは、この4つ!
ポイント1:ジップロックより安い耐熱・耐冷のポリ袋でOK!
岩谷マテリアル
アイラップ マチ付き
実勢価格:200円/60枚
サイズ:縦350×250×マチ40×厚さ0.009mm
※リンク先はセット商品を含む販売ページです
岩谷マテリアル「アイラップ」は、耐熱温度が120℃の丈夫な素材なので、冷凍して、そのまま鍋に入れて湯せんで加熱もできます。ジップロックよりも安くて枚数も多いので、バンバン使うことができます。
▼ジップロック
旭化成ホームプロダクツ
ジップロック(R)フリーザーバッグ M
実勢価格:656円/45枚
サイズ:縦189×横177×厚さ0.06mm
大定番の旭化成ホームプロダクツ「ジップロック(R)フリーザーバッグ」。消耗品としてはお高めですが、密封ジッパーで鮮度ばっちりです。
ポイント2:ポリ袋の中で和える・こねる・つぶせる!
ボウルで混ぜる必要がなく、調理工程をぜ~んぶ袋の中でできるから簡単&洗い物も出なくてラクちんです。
ポイント3:耐冷-30℃でそのまま冷凍できる
耐冷仕様なので調理で使った袋ごと冷凍できます。移し替える必要はありません。空気を抜いてから冷凍するのがコツです。
ポイント4:袋ごと湯煎orレンチンですぐ食べられる
アイラップは耐熱120℃で袋のまま加熱調理が可能。湯煎の場合は袋が鍋の底に直接当たらないように皿を置きましょう。
レンジにかける際は空気穴を数カ所開けてください。
さて、今回はアジアンごはんメニューから「チャプチェ」「しゅうまい」の自家製レトルトレシピ2つをご紹介します。
野菜の旨みがたっぷり!「チャプチェ」
【調理方法】湯煎/約20分
最初に肉と調味料を入れてよくもんでおき、野菜を加えたら、春雨を袋の真ん中に入れて、その上に野菜をかぶせます。このひと工夫で春雨が戻るんです。湯煎の途中で上下ひっくり返すとまんべんなく熱が通ります。
<材料>※2人分
・牛薄切り肉……100g(3cm幅に切る)
・春雨……30g(丸い形状のもの)
・玉ねぎ……1/4個(薄切り)
・にんじん……1/3本(短冊切り)
・ニラ……2本(3cm幅に切る)
・にんにく(チューブ)……少々
・しょうゆ、酒、砂糖、ごま油……各大さじ1
・中華スープの素……小さじ1
ポイント:春雨は野菜の水分で戻る
春雨の上に野菜を置いて冷凍することで、野菜から出た水分で春雨が戻ります。
皮をのせるだけ!「なんちゃってしゅうまい」
【調理方法】レンチン600W/約7~8分(器に移してラップする)
しゅうまいは作るのが面倒と思うなかれ。このレシピなら混ぜた具材の上に切ったしゅうまいの皮をのせるだけと簡単。凍ったまま器に移してレンチンするだけで、肉がびっちりと詰まったしゅうまいのできあがりです。
<材料>※2人分
・豚ひき肉……150g
・玉ねぎ……1/4個(みじん切り)
・えのき……1/4パック(みじん切り)
・しゅうまいの皮……適量(太めの1cm幅で千切り)
・しょうが(チューブ)……小さじ1
・しょうゆ……小さじ2
・酒、砂糖、ごま油……各小さじ1
ポイント:皮は置くだけ!包まないから簡単
材料を混ぜ合わせて平らにした上に、千切りにしたしゅうまいの皮をのせるだけで簡単にできます。
筋目をつけて冷凍すれば手で切れます。
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以上、ポリ袋で作る自家製レトルトのレシピ、シュウマイとチャプチェのご紹介でした。
レンジや湯煎だけで好きなときにすぐ食べられる、このポリ袋レシピ。ぜひ試してみてくださいね!
春雨は丸いものを使うとポリ袋が破れる心配がないです。