アウトドア ガチテストで見つけた!最強のキャンプツールって?

ガチテストで見つけた!最強のキャンプツールって? イメージ

自宅で過ごす時間が増えた反動もあるのか、ものすごく流行っているのが、キャンプです。

キャンプ用品は本能的なシンプルさと洗練されたデザインでつい手を伸ばしたくなる魅力がありますが、ロマンや個性はわかっても各製品の微妙な差異についてはわかりにくいもの。そして意外と高い物ばかりですよね。

そこで今回は、物にもよりますが「家であろうと外であろうと使い倒せるモノ」という視点も含めて、プロと一緒に徹底比較。最強のキャンプツールを発表します!

アウトドア 非日常を味わえる!焚き火台10製品を徹底比較

非日常を味わえる!焚き火台10製品を徹底比較 イメージ

アウトドアグッズのなかでも大人気なのが焚き火台です。

ゆらゆらと揺れる炎を眺めたり、パチパチと弾ける音を聞いたり、仲間と火を囲んで食事したりと非日常感を演出してくれる焚き火がしたい! そんな需要を受け、新製品が次々と登場し、現在ではかなりの数の焚き火台が販売されるように。

そこで、主なメーカーやネット通販で人気の焚き火台10製品を集め、専門家と徹底比較。燃え方や燃え残りをはじめ、以下の項目をテストしました。

▼テスト項目
1:持ち運びやすさ
2:組み立てやすさ
3:燃やしやすさ
4:調理のしやすさ
5:片付けやすさ


今回は、テストで最も高評価を獲得した「スノーピーク」をご紹介します。

アウトドア 非日常を演出しつつしっかり調理もできる「スノーピーク」

非日常を演出しつつしっかり調理もできる「スノーピーク」 イメージ

スノーピーク
焚火台 L
実勢価格:1万7160円


サイズ:W455×D455×H315mm 
重量:5.5kg
収納サイズ:W560×D640×H32mm
付属品:収納ケース

テストの結果、焚き火台にとって重要なことは、気軽に持っていけて、誰でも簡単に設置して薪を組み、着火できること。そしてしっかりと燃え、何なら調理もラクラクできちゃうこと。最後に薪がちゃんと燃え尽きて、片付けがラクなことだと判明。

それを踏まえ、今回ベストバイとなったのはド定番のスノーピーク「焚火台L」でした。

非日常を演出しつつしっかり調理もできる「スノーピーク」 イメージ2

開いて立てるだけという手軽さや、しっかりとした頑丈な作り、燃え残りが少ない燃焼効率のよさが評価のポイントに。計1万2100円の別売りの網とブリッジを設置することで、広々とした調理台になり、調理用グリルとしてもプロが納得する使いやすさです。

非日常を演出しつつしっかり調理もできる「スノーピーク」 イメージ3

お肉もこんがり焼ける高火力。安定感バツグンのグリルなので重いダッチオーブンもOKです。

非日常を演出しつつしっかり調理もできる「スノーピーク」 イメージ4

頑丈な反面やや重いことと、若干高価なことを踏まえても、使い続けることを考えれば、買って損することはまずない逸品。網以外にもオプションパーツが豊富なので、カスタマイズしていくのも楽しみ方のひとつです。

アウトドア ベストバイの理由:即着火できて調理がしやすい

それでは、今回のテストの結果とスノーピーク「焚火台 L」のおすすめポイントをご覧ください。

スノピの焚き火台はどのテスト結果も好成績でした

・燃え方

スノピの焚き火台はどのテスト結果も好成績でした イメージ

逆ピラミッド製品のなかで一番燃えました。

・燃え残り

スノピの焚き火台はどのテスト結果も好成績でした イメージ2

燃え残りが少なく片付けやすいです。

・持ち運びやすさ:○
収納サイズは560×640×32mm。収納ケースが付属されています。

・組み立てやすさ:◎
折りたたんである状態から開くだけなので超簡単です。

・燃やしやすさ:○
薪が組みやすく着火しやすいうえ燃焼効率も良好です。

・調理のしやすさ:○
焼網(別売) が必要。広く安定感もあり調理しやすいです。

・片付けやすさ:○
重量はありますが逆さにして灰を捨てるだけと手軽です。

おすすめポイント1:サッと広げて即着火できる!

おすすめポイント1:サッと広げて即着火できる! イメージ

容量が大きいので薪を組みやすく、上部が広がっている逆ピラミッド型なので薪に着火しやすいです。

おすすめポイント2:燃え残りが少なく片付けがラク

おすすめポイント2:燃え残りが少なく片付けがラク イメージ

シンプルながら空気穴が効いていて、燃焼効率がイイ! 燃え残りが少ないので片付けもラクです。

おすすめポイント3:広い網で調理がしやすい!

おすすめポイント3:広い網で調理がしやすい! イメージ

焼網を使えば調理器具を並べて同時に調理できまる。網が全面を塞がないので、薪を追加しやすいのも高評価のポイントでした。

小清水哲郎 氏
Outdoor Life Style Produce
小清水哲郎 氏 のコメント

ちょっと重いけど間違いない製品です。

アウトドア 焚き火台を選ぶときのポイントって?

焚き火台を選ぶときのポイントって? イメージ

頑丈な焚き火台は安定感もあるので、調理にも適しています。しかしその分重量もあるので、持ち歩きには適していません。車ならいいですが徒歩や自転車、バイクでのキャンプには不向きです。

調理のしやすさでは、

・薪と網にほどよい距離があるか
・鍋などを置いたときに安定感があるか
・調理面積の広さは十分か


のポイントが重要に。

コンパクトに持ち歩ける製品は安定性や耐荷重が低くなるといった具合に、製品ごとに一長一短あるので、焚き火台を選ぶ際には、まず何を重視するかで定番製品の中から選ぶのがいいでしょう。

以上、最強のキャンプツール、スノーピーク「焚火台 L」のご紹介でした。

アウトドア 『MONOQLO』2021年6月号

『MONOQLO』2021年6月号 イメージ

晋遊舎
MONOQLO
2021年6月号
実勢価格:700円

『MONOQLO』2021年6月号では「専門誌では絶対言えないキャンプ最強ツール100選」を大特集。ぜひチェックしてみてください。