売り場にあふれる“キャンプ道具” 多すぎて何を買えばいいのやら…
アウトドアショップはもちろん、ホームセンターなどにも並ぶキャンプやレジャー用品。
多すぎてどれを買えばいいのか迷いますよね。
しかしご安心ください。そんな“キャンプ用品難民”のみなさんをお助けすべく、すぐにポチれるAmazonや楽天でおすすめアウトドア用品をご紹介します!
しかも、すべてアウトドアのプロがしっかりテストをした商品ばっかり!
ということで今回は、バーベキューなどの調理にも使えるファミリーキャンプに最高な焚き火台のおすすめランキングをお届けします。
バーベキューもできる“焚き火台” 家族キャンプに最高な1台の選び方
キャンプの醍醐味のひとつが焚き火です。
暖を取ったり、炎を眺めて過ごしたり、最高にぜいたくな時間ですよね。しかし、せっかく火を起こしているのだから、これで調理ができると、さらに最高ですよね。
ということで今回は、焚き火ができるだけでなく、バーベキューなどの調理にも活用できる焚き火台をファミリーキャンプのサイズ感を意識してチョイス。アウトドアのプロによる検証結果をランキング形式でまとめました。
ちなみに、調理もできる焚き火台として、より快適さを求めるなら、火力の調整がしやすいものを選ぶことがおすすめです。
炭を追加しやすかったり、高さ調節ができる焼き網やロストル(底板)の設置構造であれば、食材が焼き上がるスピード感を調整することができます。
家族や友人と談笑しながらゆっくり食べたいなら、火と食材の距離を離してみる。そんな自分なりのペースに合わせることができるのです。
そのほか、着火がしやすくて燃焼効果のよいもの、ダッチオーブンをのせても大丈夫なように熱による変形に強い頑丈なもの、なども、ファミリーキャンプで使い勝手の良い焚き火台を選ぶうえでのポイントです。
アウトドアのプロが 焚き火台6製品を検証しました!
今回はアウトドアのプロに、「失敗しない安くて良い一生モノ」をブランド不問でアンケート。評価はそれぞれ5段階とし、識者の評価の平均点を算出しました。
プロが検証した評価項目は以下の5つです。
▼評価項目(各20点)
検証項目1:機能性
検証項目2:快適性
検証項目3:デザイン
検証項目4:携行性
検証項目5:コスパ
なお今回のランキングでは、“調理もできる焚き火台”というテーマのもとに採点しています。the360.lifeで配信している他のランキングとは、採点評価が異なる場合がありますので、予めご了承ください。
お待たせしました! それでは気になる1位商品のレビューから見ていきましょう。
送風ファンで煙削減+燃焼効率UP! スマホで操る焚き火台バイオライト
バイオライト
ファイアピット
実勢価格:3万250円<
使用サイズ:W33×D68.6×H40.1cm
収納サイズ:W33×D68.6×H26.7cm
重量:8.98kg
内蔵電池:1万400mAh リチウムイオン電池(外部電子機器の充電にも使用可能)※発電機能はありません
稼働時間:5~24時間
USB出力:2A
材質:耐熱塗装炭素鋼(本体)、ステンレス鋼(焼き網、燃料ラック)
付属品:焼き網、燃料ラック、本体充電用USBケーブル、レインカバー
対応燃料:薪、炭/p>
▼テスト結果
機能性 :20/20点
快適性 :20/20点
デザイン:20/20点
携行性 :12/20点
コスパ :14/20点
総合得点:86点
今回のランキングで最高評価を獲得したのは、バイオライトの「ファイアピット」でした。
なんと、焚き火台であるにも関わらず、大容量バッテリーや送風ファンを搭載。
送風ファンで酸素を取り込み、内部の側面の51個の空気噴出口から送り込むことで効率的に薪や炭を燃焼させます。
また炭や薪が効率的に燃やせることで、不完全燃焼をなくなり、不快な煙の排出も抑えることができるのも嬉しいポイント。着ている服やタープ、テントにつくイヤ~な煙臭も軽減することができます。
しかもトドメの一撃はスマホで送風ファンの風量調整などの操作ができること!
「これって焚き火台なの?」という声が聞こえてきそうですが、ご覧のとおり、金網メッシュ状の本体を透して炎が燃える様子も存分に楽しむことができますので、ご安心ください。
まさに「焚き火台の進化版」といっても過言ではないでしょう。
おすすめポイント①
効率燃焼を促進するエアフローシステム
着火から約30秒で炎が安定しました。これなら火おこしに苦戦して大事なキャンプの時間を浪費することもありませんね。
ちなみに、サイドの金属エッジは天然木のプレートで隠すなど、ケガも考慮した万全の安全設計。耐久性も耐摩耗性能もバッチリです。
おすすめポイント②
燃料ラックの高さは2段階で調整可能
薪、もしくは炭のどちらにでも対応できるように、燃料ラックの高さは2段階で調節することができます。
おすすめポイント③
未使用時のバッテリーはスマホ充電に活用
容量1万400mAhで2Aの外部出力用USB端子が搭載されており、スマホも充電できます。
また、本体充電もUSB方式です。
おすすめポイント④
アプリを使えばスマホで遠隔操作も可能
アップルおよびアンドロイド版のアプリケーションをスマホにダウンロードすることで、Bluetooth接続によるワイヤレス操作が可能になります。焚き火台の風量調節や稼働時間の確認をスマホでも行えるなんて…。すごい時代になったものです。
ちなみに基本動作はアプリを使用しなくても行えるのでご安心ください。
リーズナブルだけど汎用性高い ユニフレームのファイアグリル
ユニフレーム
ファイアグリル
実勢価格:7027円<
重量:約2.7kg
使用サイズ:W43×D43×H33cm
収納サイズ:約W38×D38×H70cm
材質:ステンレス(本体)、鉄・クロームメッキ(焼き網・脚)
▼テスト結果
機能性 :16/20点
快適性 :14/20点
デザイン:16/20点
携行性 :20/20点
コスパ :18/20点
総合得点:84点
高コスパと汎用性の高さで人気のユニフレームの「ファイアグリル」。
以前に行った初心者におすすめしやすい製品にフォーカスした焚き火台総合ランキングでは1位だった商品です。
炭を追加しやすい焼き網設置や、熱による変形を防ぎ、空気を取り入れるためにあえて隙間を開けた本体の四隅など、軽量・コンパクトながらハードに使える工夫が随所に見られます。
鉄板などのオプションもあるので調理の用途が広がりますね。
おすすめポイント①
炭を追加しやすい絶妙デザイン
焼き網は本体と90度ずらして設置するデザインで、調理中の炭の追加がしやすいのが魅力。わざわざ耐火グローブをして、網をどかすなどの手間が省けるのは嬉しいですね。
おすすめポイント②
すっきりまとめてコンパクトに収納
本体の中にロストル、脚、焼き網を収納できます。重さも約2.7kgとコンパクトで軽量!
コスパの高さやグリルとして使える汎用性など総合力が高い!
シンプル&タフネス! 長~く使えるスノーピーク
スノーピーク
焚火台 M
実勢価格:1万4222円
重量:3.5kg
使用サイズ:W35×D35×H24.8cm
収納サイズ:W45×D51.5×H3.2cm
材質:ステンレス(本体)、ナイロン(ケース)
▼テスト結果
機能性 :16/20点
快適性 :18/20点
デザイン:18/20点
携行性 :16/20点
コスパ :14/20点
総合得点:82点
効率良く燃やす逆三角形デザインのスノーピークの「焚火台 M」が3位にランクイン。
シンプルな開閉機構で収納性・耐久性ともに優れた人気モデル。板材には1.5mmのステンレスを採用、フレームと脚も同じくステンレス製で、衝撃や熱にも強く、安定感もバッチリ。
オプションのブリッジでネットやプレートを使用可能。炭火料理を楽しむこともできます。
4位: 無骨で男らしい潔しなデザイン
ペトロマックスのファイヤーボウル
ペトロマックス
ファイヤーボウル fs-48
実勢価格:9283円
▼テスト結果
機能性 :16/20点
快適性 :16/20点
デザイン:16/20点
携行性 :16/20点
コスパ :14/20点
総合得点:78点
ペトロマックスの「ファイヤーボウル」はスチール製ならではの重厚感があり、シンプルで使いやすい一台です。
食材を焼くための鉄板として、また焚き火台として活用可能。
鉄板に3本の脚のみという、無骨とも言えるデザインがワイルドキャンプを演出してくれます。
3mm厚のスチール製で無駄を省いたデザイン。取っ手と脚の付いた鉄板のようです。
4位: ゴトク付きで組み立て10秒
オプションも多彩なロゴス
ロゴス
LOGOS the ピラミッドTAKIBI L
実勢価格:9120円
重量:約3.1kg
使用サイズ:約W39×D38.5×H28cm
収納サイズ:約W42×D26.5×H7.5cm
ゴトク幅:約13.5cm
材質:ステンレス、スチール、ポリエステル
▼テスト結果
機能性 :16/20点
快適性 :16/20点
デザイン:16/20点
携行性 :16/20点
コスパ :14/20点
総合得点:78点
ゴトク標準装備のロゴスの「LOGOS the ピラミッドTAKIBI」 は、コンパクトな状態から約10秒で組み立てることができました。
ゴトクは2個を組み合わせるタイプで、ダッチオーブンも使える安心の強度を確保しています。
付属の串焼きプレートを使えば、魚の串焼きも楽しめます。
そのほか多彩なオプションパーツも用意されているので多目的に使えますよ。
4位: 適度なサイズと収納性を
両立した優等生な焚き火台
ニュートラルアウトドア
クロスファイヤスタンド
実勢価格:9350円
重量:約3.5kg
使用サイズ:約W36×D40×H39cm
収納サイズ:約W45×D6×H37cm
材質:ステンレス、スチール(メッキ)
▼テスト結果
機能性 :16/20点
快適性 :14/20点
デザイン:16/20点
携行性 :20/20点
コスパ :12/20点
総合得点:78点
ニュートラルアウトドアの「クロスファイヤスタンド」は、ファミリーバーベキューに対応するサイズでコンパクトさを実現。折りたためば約6cmの厚さになり、付属の収納バッグに入れて片手で持ち運べます。
ロストルは側面の溝に合わせて3通りの高さ調節が可能です。
専用の焼き網は左右どちらかに折りたたんで、片面だけでも使えるところも便利ですね。
以上、調理もできるファミリーキャンプに最高な焚き火台6製品のランキングをお届けしました。
今回、最高評価を獲得したのはバイオライト「ファイアピット」でした。
バイオライト
ファイアピット
実勢価格:3万250円
送風ファンでイヤな煙を最小限におさえつつ、燃焼効率を上げてくれるエアフローシステムが秀逸。焚き火を囲むもよし、バーベキューにもよしの一台です。
気になった方はぜひチェックしてみてください!
火おこしって何?って感じの焚き火台。横からのぞく火の動きが綺麗です。