自動車電気自動車、現行車種10モデルを試乗しました

ここ数年で急速に進化をしているEV(電気自動車)。興味はあるけど「実際に乗ってみたらどうなんだろう?」と思っている方も多いかもしれません。

そこで今回は、未来のクルマの現実を探るため、現在購入できるEVの中でも人気モデルを10台実走し、その内容をプロと編集部が本音でレビューしました!

今回は「街乗り・セカンドカー」タイプの中から、BMW「i3」をレビュー。「インテリア」「コネクテッド」「先進装備」をチェックしていきます。

▼BMW「i3」についての前編記事「走り」「取り回し」「バッテリー」についてはこちら。

自動車発売から時間がたっても目を引く斬新なデザインと走り BMW「i3」

BMW
i3
(i3 レンジ・エクステンダー装備車)
実質価格:467万円~


サイズ・重量:全長4020×全幅1775×全高1550mm・1440kg
駆動方式:RR
電動機:交流同期電動機
定格出力:75kw
最高出力:170ps/5200rpm
最大トルク:250Nm/100-4800rpm
バッテリー容量:42.2kWh
発電用エンジン:直列2気筒DOHC
総排気量:647cc
最高出力:38ps/5000rpm
最大トルク:56Nm/4500rpm
走行可能距離(等価EVレンジ):295km
タイヤサイズ:前155/70R19/後175/60R19

▼評価
一充電走行距離:295km~
電費:6.8km/kWh(一般道)9.2km/kWh(高速)
バッテリー:◎
走り:○
取り回し:◎
コネクテッド:○
先進技術:○
総合評価:A-


BMW「i3」は、2013年7月にBMW初の量産EVとして発表、日本では2014年4月から発売されました。

i3頭に付く“i”はBMWの電動化ブランドを意味するものです。コンパクトなボディに高出力のモーターを組み合わせたシティコミューターとしての形をすでにこの段階で世に送り出させており、その点でもEVの先駆けといえるモデルなのです。

「エディション ジョイ+」なら中身は同じでも大幅値下げ!

現在のBMW車は、クリーンエネルギー車を中心に「より環境に配慮したモデルを所有することによる、地球環境負荷低減に貢献する歓び」を多くのユーザーに感じてもらうため、装備はそのままに価格を大幅に下げた「エディション ジョイ+」シリーズを積極的に展開しており、実際に販売上もこれが売れています。

i3の場合も同様でレンジ・エクステンダー車と同じ装備内容で「エディション ジョイ+」ならば車両本体価格は60万円も安く、交付される補助金も変わりません。オススメは間違いなく、このグレードであるといえます。

▼おすすめグレード
i3 エディション ジョイ+
レンジ・エクステンダー装備車
実質価格:528万円(本体価格548万円、補助金交付額20万円)

自動車インテリア:観音開きドアとすっきりしたデザインで広々

最大の特徴は観音開きドアによる後席へのアクセス。4名乗りで後席のシートバックも立ち気味ですが、意外と狭さは感じません。

コラムシフトで運転席まわりをシンプルに

ドアを開けて目に飛び込んでくるのはインパネの低さと2つの大型ディスプレイ。視界もよくスッキリとした印象で、初心者でも運転しやすいのが特徴です。

インパネ周辺には湿度に強いユーカリ・ウッドを採用することで表面の化学処理工程を約90%削減しました。これにより環境に優しい仕様となっています。

車内は意外と狭さを感じません。

自動車コネクテッド:BMW独自のコネクテッドを採用

10.2インチの高精細ワイドディスプレイを採用、ナビゲーションは大容量のHDDを採用し、登録日から3年間&年2回の地図更新にも対応します。細かな設定も直感的に操作できるのも魅力。

万が一のトラブルにもBMWエマージェンシー・サービスが対応するので安心です。

5.7インチのメーターはパワーの流れや航続距離が直感的に把握できます。

EV機能から天気予報まで内容は多彩。複数コンテンツを一画面表示することも可能です。

自動車先進装備:ACCを使うとEVのよさが再認識できる

ACC(ストップ&ゴー機能)は全車速対応なので渋滞時でもストレスが少ないです。車両を安定して走行できるスタビリティコントロールの設定も可能です。

高速道路などを一定速度で走れるACC。加減速のフィーリングが自然で、EVとこれらの機能の相性のよさを感じることができました。

自動車まとめ:コンパクト志向で航続距離も求める人向け

街中でも目を引く斬新なデザインのBMW「i3」は、環境に配慮し開発されたシティコミューターEVです。

i3の発売はかなり前ですが、他社もお手本にするほどデザインと走りは健在。レンジ・エクス テンダーなら航続距離も長く使いやすいといえます。

以上、BMW「i3」の「インテリア」「コネクテッド」「最新装備」のご紹介でした。

自動車『家電批評』2021年5月号

晋遊舎
『家電批評』
2021年5月号

「家電批評」2021年5月号の特集「電気自動車10大メーカー グランプリ2021」では、この他にも本音レビューを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。