自転車信頼できる定番メーカーの防振機能付き製品が安心!

信頼できる定番メーカーの防振機能付き製品が安心! バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

バイク用スマホホルダーの普及により、スマホをナビ代わりに使うバイカーがかなり増えています。

しかし数年前、アップルが「高出力エンジンの振動により、iPhoneのカメラが影響を受ける」と公式に発表し、大きな話題になりました。実際、カメラが起動しなくなった人もいます。

その後、スマホホルダーの定番メーカーは、自社製品向けに「防振ユニット」を開発。その結果、廉価製品とは大きな品質差が生じています。

そこで今回は、雑誌『家電批評』編集部が信頼できる定番メーカーの2万5000円以下(検証時)の防振機能付きスマホホルダー4製品を集めて比較。高価なスマホをバイクの振動から守るため、安心できる製品を探します

格安製品との違いは?

バイク用スマホホルダーは、安いものだと1000円程度から購入できますが、格安製品は振動が不安です。

今回比較する価格帯はここ!

今回比較する価格帯はここ! バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ
格安品は振動がスマホに直接伝わってしまう!

通販サイトでは1000円以下のスマホホルダーも売られていますが、振動対策は皆無。バイク向けというより自転車向けの製品といえます。

功刀友如 氏
デジタル系編集者
功刀友如 氏 のコメント

スマホホルダーとして考えると2万円という予算はやや高価。でも近年のスマホ価格を考慮すると妥当な出費といえます。

自転車バイク用スマホホルダーのテスト方法は?

性能と使い勝手をテスト

テスト1:防振性能

スマホのアプリで振動値を測定しながら、バイクで同じコースを周回。振動のMAX値で評価しました。

防振機能なしの格安品だとMAX値は66.78m/s2
防振機能なしの格安品だとMAX値は66.78m/s2に バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

MYSTIC MOBILE APPS LLC
地震計 - 震動測定器

iOS向けアプリでXYZの3軸の加速度を測定。振動が大きいほど上の波形が上下に揺れ、MAX値と平均値(AVG)が算出されます。ただし、平均値は信号待ちの時間などで変わるため、今回はMAX値のみで評価しました。

テスト2:対応ハンドル径

対応するハンドルバーのサイズで評価。対応サイズが豊富なほうが汎用性が高いので、優秀としました。

テスト3:製品の付けやすさ

製品の組み立てやすさと、バイクへの装着しやすさを評価。簡単でしっかり装着できるものが高評価です。

テスト4:スマホの脱着

ホルダーへのスマホの脱着しやすさを評価。簡単に脱着できて、脱落の不安がないほうが優秀です。

自転車バイク用スマホホルダーのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、バイク用スマホホルダーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
A+評価
デイトナSP Connect MOTO MOUNT PRO
バイク用スマホホルダーおすすめ デイトナ SP Connect MOTO MOUNT PRO イメージ
4.60
5.00 5.00 4.00 4.00 5.00
22.2/25.4/28.6/31.7mm
A評価
カエディアクイックホールドII / Airアブソーバー
バイク用スマホホルダーおすすめ カエディア クイックホールドII / Airアブソーバー イメージ
4.30
5.00 5.00 5.00 3.50 3.00
12/22/25.4/28.6mm
A評価
ラムマウント防振クレイドルホルダー(M)&U字クランプベース
バイク用スマホホルダーおすすめ ラムマウント 防振クレイドルホルダー(M)&U字クランプベース イメージ
4.20
5.00 5.00 5.00 2.50 3.50
12.7~25.4mm/25.4~31.75mm(2種類のU字ボルトが付属)
A評価
クアッド ロックモーターサイクル ハンドルバーマウント PRO
バイク用スマホホルダーおすすめ クアッド ロック モーターサイクル ハンドルバーマウント PRO イメージ
3.50
2.50 2.50 4.00 4.00 4.50
22.2/25.4/28.6/31.8mm

A+評価【1位】デイトナ「SP Connect MOTO MOUNT PRO」

  • デイトナSP Connect MOTO MOUNT PRO
  • 実勢価格: ¥8,772

※写真はアンチバイブレーションモジュール、専用フォンケースを装着した状態です

総合評価: 4.60

 
防振性能(MAX値)
 5.00
防振性能(平均値)
 5.00
対応ハンドル径
 4.00
製品の付けやすさ
 4.00
スマホの脱着
 5.00

過去ベストバイ製品が今回も防振性能でトップ

バイク用スマホホルダーのおすすめランキング1位でベストバイは、デイトナ(DAYTONA) 「SP Connect MOTO MOUNT PRO」

デイトナ「SP Connect MOTO MOUNT PRO」は、雑誌『家電批評』2022年2月号でもベストバイを獲得した製品で、今回も見事ベストバイを獲得しました。

振動が4製品中最も小さく、バイクへの装着もスマホの脱着も手軽。ワイヤレス充電機能付きの防振ユニットも販売されています。

対応ハンドル径
22.2/25.4/28.6/31.7mm
型番
99490
過去ベストバイ製品が今回も防振性能でトップ バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

モトマウントプロ・防振ユニット・スマホケースの3つの製品で完成します。なお、防振ユニットとスマホケースはオプションです。

【防振性能】振動のMAX値が格安品の半分以下に減少

MAX値:25.87m/s2
MAX値:25.87m/s2 バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

振動のMAX値は「25.87」で廉価製品の「66.78」と比べると半分以下になっています。ガツンとくる段差でも数値が跳ね上がりませんでした。

功刀友如 氏
デジタル系編集者
功刀友如 氏 のコメント

鉄板が敷かれてガタガタの工事中路面をコースに含めましたが、振動は大きく減少していました。

※防振性能の波形はテスト終了の直前の状態が表示されており、走行中全体の振動が表示されているわけではありません。

【オプション製品】

  • アンチバイブレーションモジュール
  • 専用フォンケース

【対応ハンドル径】

22.2/25.4/28.6/31.7mmの4種類のスペーサーが付属します。

【製品の付けやすさ】

ボルト1本で上から締めるので、装着しやすいです。しかし、角度調節はやや面倒です。

【スマホの脱着】ベースに溝を合わせて90℃回転させるだけ

【スマホの脱着】ベースに溝を合わせて90℃回転させるだけ バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

ホルダーの出っ張りにフォンケースの溝を合わせます。

【スマホの脱着】ベースに溝を合わせて90℃回転させるだけ バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ2

90度回転させるだけで完了。でも、ケースがスマホの機種ごとの専用品でピッタリなので、脱落の心配なし!

【総評】

スマホの脱着がとにかくラクちん。フォンケースもスマホの機種別にあるので、脱落の不安もありません。

A評価【2位】カエディア「クイックホールドII / Airアブソーバー」

  • カエディアクイックホールドII / Airアブソーバー
  • 実勢価格: ¥2,998

総合評価: 4.30

 
防振性能(MAX値)
 5.00
防振性能(平均値)
 5.00
対応ハンドル径
 5.00
製品の付けやすさ
 3.50
スマホの脱着
 3.00

バイク用スマホホルダーのおすすめランキング2位は、カエディア(KAEDEAR)「クイックホールドII / Airアブソーバー」

防振ユニットが最初から付いており、専用ケースも不要なので、コスパなら文句なしのトップです。

対応ハンドル径
12/22/25.4/28.6mm
型番
KDR-M11CPJ

【オプション製品】

  • オプションは不要

【防振性能】

MAX値:25.96m/s2
MAX値:25.96m/s2 バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

※防振性能の波形はテスト終了の直前の状態が表示されており、走行中全体の振動が表示されているわけではありません。

【対応ハンドル径】

外径32mm用のベースに12/22/25.4/28.6mmの4種類のスペーサーが付属します。

【製品の付けやすさ】

組み立てはほぼ不要ですが、装着用のボルトが横向きでやや締めづらいです。

【スマホの脱着】

スマホを付けるときは一瞬ですが、外す際にスマホが落ちそうになって不安です。

A評価【3位】ラムマウント「防振クレイドルホルダー(M)&U字クランプベース」

  • ラムマウント防振クレイドルホルダー(M)&U字クランプベース
  • 実勢価格: ¥13,808

※写真はバーマウントベースを装着した状態です

総合評価: 4.20

 
防振性能(MAX値)
 5.00
防振性能(平均値)
 5.00
対応ハンドル径
 5.00
製品の付けやすさ
 2.50
スマホの脱着
 3.50

バイク用スマホホルダーのおすすめランキング3位は、ラムマウント(RAM MOUNTS)「防振クレイドルホルダー(M)&U字クランプベース」

防振ユニット部分が結構大きめ。スマホのホルダー部分も両サイドのポールの装着がやや面倒です。

対応ハンドル径
12.7~25.4mm/25.4~31.75mm(2種類のU字ボルトが付属)

【オプション製品】

  • 不要 ※上記写真はバーマウントベース(別売)を装着しています

【防振性能】

MAX値:27.40m/s2
MAX値:27.40m/s2 バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

※防振性能の波形はテスト終了の直前の状態が表示されており、走行中全体の振動が表示されているわけではありません。

【対応ハンドル径】

標準で12.7~25.4mmと25.4~31.75mmの2種類のU字ボルトが付属します。

【製品の付けやすさ】

ベース部分の固定がボルト2本。下からナットの装着も必要で不便です。

【スマホの脱着】

上部のツメをスライドさせてスマホを挟むので脱着しやすいのですが、若干不安です。

A評価【4位】クアッド ロック「モーターサイクル ハンドルバーマウント PRO」

  • クアッド ロックモーターサイクル ハンドルバーマウント PRO
  • 実勢価格: ¥12,170

※写真は衝撃吸収ダンパー、専用MAGケースを装着した状態です

総合評価: 3.50

 
防振性能(MAX値)
 2.50
防振性能(平均値)
 2.50
対応ハンドル径
 4.00
製品の付けやすさ
 4.00
スマホの脱着
 4.50

バイク用スマホホルダーのおすすめランキング4位は、クアッド ロック(QUAD LOCK)「モーターサイクル ハンドルバーマウント PRO」

振動はかなり抑えられて優秀な印象でしたが、特定の段差で数値が大きく跳ね上がってしまいました。

対応ハンドル径
22.2/25.4/28.6/31.8mm
型番
QLM-HBR-PRO

【オプション製品】

  • 衝撃吸収ダンパー
  • 専用MAGケース

【防振性能】

MAX値:52.02m/s2
MAX値:52.02m/s2 バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

※防振性能の波形はテスト終了の直前の状態が表示されており、走行中全体の振動が表示されているわけではありません。

【対応ハンドル径】

22.2/25.4/28.6/31.8mmの4種類のスペーサーが付属します。

【製品の付けやすさ】

ボルト1本で上から締めるので装着しやすですが、角度の自由度は低いです。

【スマホの脱着】

ホルダーとMAGケースの位置を合わせるのが慣れるまで大変。

自転車まとめ:防振性能ならデイトナ!コスパでカエディアもあり

以上、バイク用スマホホルダーのおすすめランキング4選でした。

今回はテストした4製品がすべてA評価以上を獲得しました。

ベストバイのデイトナ「SP Connect MOTO MOUNT PRO」は防振性能が4製品中トップ。振動のMAX値が格安品の半分以下に減少しました。スマホの脱着もワンタッチ方式で手軽です。それでいて脱落の心配もありません。

また、コスパで選ぶなら2位のカエディア「クイックホールドII / Airアブソーバー」もおすすめです。

記事を参考にお気に入りのバイク用スマホホルダーを見つけてください。

【防振性能】バイク用スマホホルダーのおすすめ

【防振性能】バイク用スマホホルダーのおすすめ バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ
【防振性能】バイク用スマホホルダーのおすすめ バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ2

デイトナ
SP Connect MOTO MOUNT PRO

【コスパ】バイク用スマホホルダーのおすすめ

【コスパ】バイク用スマホホルダーのおすすめ バイク用スマホホルダーおすすめ イメージ

カエディア
クイックホールドII / Airアブソーバー

自転車バイク用スマホホルダーの売れ筋ランキングもチェック!

バイク用スマホホルダーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。