毎日続けられる「ずぼら弁当」レシピって?
忙しい朝、限られた時間内に効率よく、かつおいしいお弁当をつくりたいですよね。そこで人気料理家のみなさんが教えてくれた、明日からでもマネしたい、毎日続けられる「ずぼら弁当」のレシピとコツをお伝えします。
今回は、アイデア料理研究家 macoさんの主菜と副菜を同時調理して大幅時短を叶える「魔法の時短弁当」をご紹介します。時短&ラクなのに、ちゃんとおいしいレシピをmakoさんに教えてもらいました。
「魔法の時短弁当」4つのポイント
お弁当のおかずはいろいろ詰めたいけれど、1品ずつ作るのは面倒……。でも、アイデア次第で同時調理すれば、2~3品をまとめてつくれます!
まずは、macoさんが実践する「魔法の時短弁当」の4つのポイントを見てみましょう。
ポイント1:キッチンばさみを活用する
まな板と包丁を使うと、毎回洗い物が出て面倒。ちょっと切る程度なら、キッチンばさみを使うと洗い物を減らすことができます。
ポイント2:最初に材料を分けておく
調理を効率よくするために、調味料をはかって合わせていたり、使う食材をバットにまとめておくと、スムーズに作業ができます。
ポイント3:フライパンで同時に仕上げる
味のバランスを考えれば、ひとつのフライパンで仕切りを使わずに同時調理することができます。炒めるのではなく、フタをして蒸し
焼きにするのがおすすめ。
ポイント4:ポリ袋をうまく活用する
材料を混ぜたり、下味をつけるためにもんだりなど、ポリ袋を用意しておくのがおすすめ。器を洗う手間も省けます。
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▼macoさん直伝おかずレシピも参考に
それではレシピをご紹介します。今回は、「甘辛だれチキン弁当」と「豆苗の桜エビ炒め」です!
炊飯器で一括調理! 「甘辛だれチキン弁当」
<調理時間:20分>
・さくらごはん
・甘辛だれチキン
・根菜のわさび和え
レシピ:さくらごはん&甘辛だれチキン&根菜のわさび和え
<さくらごはんの材料>※1食分
米(研いでおく) ……1合
A
しょうゆ……大さじ1
酒……大さじ1
<甘辛だれチキンの材料>
鶏もも肉(ひと口大に切る、またはからあげ用を使用)……150g
B
しょうゆ……大さじ1
みりん……大さじ1
砂糖……大さじ1
<根菜のわさび和えの材料>
れんこん(乱切り)……1/4本(50g)
にんじん(乱切り)……1/4本(50g)
わさび……小さじ1/4
めんつゆ(3倍濃縮)……小さじ1
レタス、味つきのり(添え物)……適量
<作り方>
1:炊飯器に米と水(分量外)を1合目の目盛りまで入れ、Aを加えます。上に鶏肉とれんこん、にんじんをのせて炊飯します。
2:炊きあがったら鶏肉と根菜を取り出します。
3:Bの調味料を耐熱容器に入れて600Wの電子レンジでとろみが少し出るまで加熱し、2の鶏肉を絡めます。
4:めんつゆにわさびを溶かし、2の根菜を和えます。お弁当箱に詰めます。
おいしさのコツは炊飯器の同時調理!
米を下に入れてから、鶏肉と根菜をのせて炊飯します。あとから取り出すので、混ぜる必要はありません。
3分副菜:鮮やかな色味をプラスできる! 「豆苗の桜エビ炒め」
<調理時間:3分>
・豆苗の桜エビ炒め
3分でできるクイックおかずとして最後に「コーンのカレーマヨ和え」を紹介します!
<材料>※作りやすい分量
・豆苗(根元を落として半分に切る)……1/2袋(50g)
・桜えび……大さじ1
・ごま油……小さじ1
・白だし……小さじ1
<作り方>
1:全ての材料を耐熱容器に入れ、ふんわりラップをし600Wの電子レンジで1分30秒加熱し、全体をよくまぜます。
レンチン加熱も混ぜる作業も保存容器で行えば洗い物も減らせます。
以上、魔法の時短弁当レシピから「甘辛だれチキン弁当」と「豆苗の桜エビ炒め」のご紹介でした。静岡県の郷土料理「さくらごはん」も、炊飯器で一括調理! 作業時間は実質5分足らずで、味のしみたごはんを食べられるので、ぜひお試しください。
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