毎日続けられる「ずぼら弁当」レシピって?
忙しい朝、限られた時間内に効率よく、かつおいしいお弁当をつくりたいですよね。そこで人気料理家のみなさんが教えてくれた、明日からでもマネしたい、毎日続けられる「ずぼら弁当」のレシピとコツをお伝えします。
今回は、アイデア料理研究家 macoさんの主菜と副菜を同時調理して大幅時短を叶える「魔法の時短弁当」をご紹介します。時短&ラクなのに、ちゃんとおいしいレシピをmakoさんに教えてもらいました。
「魔法の時短弁当」4つのポイント
お弁当のおかずはいろいろ詰めたいけれど、1品ずつ作るのは面倒……。でも、アイデア次第で同時調理すれば、2~3品をまとめてつくれます!
まずは、macoさんが実践する「魔法の時短弁当」の4つのポイントを見てみましょう。
ポイント1:キッチンばさみを活用する
まな板と包丁を使うと、毎回洗い物が出て面倒。ちょっと切る程度なら、キッチンばさみを使うと洗い物を減らすことができます。
ポイント2:最初に材料を分けておく
調理を効率よくするために、調味料をはかって合わせていたり、使う食材をバットにまとめておくと、スムーズに作業ができます。
ポイント3:フライパンで同時に仕上げる
味のバランスを考えれば、ひとつのフライパンで仕切りを使わずに同時調理することができます。炒めるのではなく、フタをして蒸し
焼きにするのがおすすめ。
ポイント4:ポリ袋をうまく活用する
材料を混ぜたり、下味をつけるためにもんだりなど、ポリ袋を用意しておくのがおすすめ。器を洗う手間も省けます。
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▼macoさん直伝おかずレシピも参考に
それではレシピをご紹介します。今回は、「タンドリーチキン風弁当」です!
フライパンで3品まとめて蒸し焼きするだけ! 「タンドリーチキン風弁当」
<調理時間:15分>
・タンドリーチキン風
・ポテトチーズ焼き
・アスパラドレッシング和え
レシピ:タンドリーチキン風&ポテトチーズ焼き&アスパラドレッシング和え
<タンドリーチキン風の材料>※1食分
鶏もも肉(ひと口大に切る、または唐揚げ用を使用)……150g
A
カレー粉……小さじ1/2
ケチャップ……大さじ1
中濃ソース……大さじ1
<ポテトチーズ焼きの材料>
じゃがいも(薄切り)……小1個(90g)
塩、こしょう……少々
スライスチーズ……1枚
<アスパラドレッシング和えの材料>
グリーンアスパラガス(長さ3cm)……2本(40g)
イタリアンドレッシング(市販)……小さじ1
サラダ油……適量
<作り方>
1:鶏もも肉とAを混ぜ合わせます。アスパラガスはキッチンはさみで3cm長さに斜めにカットします。
キッチンはさみを使えば、洗い物を減らせます。
2:フライパンにサラダ油を熱し、1の鶏もも肉、じゃがいもに塩、こしょうを振ってチーズをのせたもの、アスパラをのせます。フタをして、弱めの中火で約10分焼きます。
肉、じゃがいも、アスパラをそれぞれ区切るようにフライパンにのせます。肉は重ならないようにすること。
味の濃いもの同士だと、味が混ざらないようにフライパン内をペーパーなどで仕切っての調理が必要ですが、この味のバランスなら多少チキンのたれが混ざっても味を損ないません。仕切らずに同時調理できてラクです。
3:それぞれを取り出します。アスパラガスはドレッシングで和えて、お弁当箱に詰めます。
お弁当のごはんは、ケチャップ適量を混ぜ、ケチャップライスにして詰めます。あればパセリを散らします。
おいしさのコツ
10分後フタを外すと写真のように。蒸し焼きのようにするので、炒める作業は必要なし。肉はじんわり火が通り、やわらかく仕上がります。
以上、魔法の時短弁当レシピから「タンドリーチキン風弁当」のご紹介でした。特別な調味料は使わずに風味豊かなタンドリー風チキンが完成! フライパンで3品まとめて蒸し焼きするだけとラクなので、ぜひお試しください。
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家にある調味料でタンドリー風ができますよ!