マネするだけ!簡単おいしい冷凍保存術おしえます
食材を買ってきたら、すぐ使わないときは冷凍保存が便利ですよね。
でも、ちょっとした不満もありませんか? たとえばお魚やご飯は冷凍すると味が落ちたり、野菜の冷凍は下処理が大変だったり。これって冷凍の仕方が間違っているのかもって、不安になったり。
そこで今回は忙しい毎日の味方になる、冷凍保存術をプロと徹底検証。その結果わかった食材のおいしさをアップする方法をご紹介していきます。
「鶏もも肉」をおいしくする下味冷凍術を徹底検証
買ってきたお肉はそのまま凍らせる方も多いかもしれませんが、最近流行しているのが下味冷凍。下味冷凍をすると食材のおいしさを保つことができます。
でも、下味といっても調味料はさまざま。それにお肉の種類も、鶏や豚、牛肉などあるので、じつは相性などもあるんです。そこで今回は、鶏もも肉がいちばん美味しくなる下味冷凍を実験してみました。
ベストな下味冷凍を検証しました
今回は鶏もも肉を使って、以下の5種類の下味調味料で検証しました。
▼検証した下味5種
・塩
・塩こうじ
・酒+しょうゆ
・塩+サラダ油+はちみつ
・マヨネーズ
評価は、食感と味を各5段階評価し、総合評価として以下の5つで判定しました。
▼判定基準
・めちゃウマ =S
・アリじゃん =A
・悪くない =B
・ちょいしぶい=C
・めちゃマズ =D
ちなみに、冷凍におすすめのアイテムがコチラ!
冷凍しても鮮度をキープするおすすめ製品!
旭化成ホームプロダクツ
ジップロック(R)フリーザーバッグ M
実勢価格:656円/45枚
サイズ:縦189×横177×厚さ0.06mm
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大定番の旭化成ホームプロダクツ「ジップロック(R)フリーザーバッグ」はダブルジッパーで鮮度ばっちりです。
岩谷マテリアル
アイラップ マチ付き
実勢価格:200円/60枚
サイズ:縦350×250×マチ40×厚さ0.009mm
岩谷マテリアル「アイラップ」は一見ただのポリ袋に見えますが、実は調理道具としても超優秀! 耐熱温度が120℃の丈夫な素材なので、冷凍して、そのまま鍋に入れて加熱もできるんです。
それでは、鶏もも冷凍検証の結果発表です!
酒+しょうゆ:超ふっくらに仕上がりめちゃウマです!
▼テスト結果
食感:◎+
味 :◎+
今回のナンバーワンは「お酒+しょうゆ」でした。しょうゆの水分を含んでふっくら感アップ。風味もよくなりめちゃウマです!
こんな便利な使い方あります!
「お酒+しょうゆ」で格段にやわらかく仕上がった鶏もも。どんな味付けでも合うのでアレンジしやすいです。
たとえば野菜といっしょにさっと炒めれば、豪華な1品が即完成!
酒でくさみはゼロ。しょうゆで香ばしさも出て絶品です。メインになるボリュームもうれしいですね。
塩こうじ:こうじの旨みと相性バツグン!
▼テスト結果
食感:◎
味 :◎
「塩こうじ」もアリです。もも肉の味をアップさせ、ただ焼くだけでおいしいです!
塩+サラダ油+ハチミツ:おいしさをコーティング!
▼テスト結果
食感:◎
味 :◎
「塩+サラダ油+ハチミツ」もなかなかの仕上がり。油とハチミツの保水効果で、お肉に弾力が出ました。肉々しさもしっかり感じます。
塩のみ:パサパサ感はありません
▼テスト結果
食感:○
味 :○
シンプルに「塩のみ」ではパサつきは減りましたが、一方でくさみが少し残ってしまいました。
C評価: マヨネーズ:お肉らしい弾力が弱い
▼テスト結果
食感:△
味 :△
人気の調味料「マヨネーズ」ですが、下味にすると脂っこさが際立って、肉のおいしさを半減させてしまいました。
以上、鶏もも肉の下味冷凍術のご紹介でした。
お肉のくさみ消しとふっくら感をUPするには、「酒+しょうゆ」が最適。味付けのアレンジもしやすいので、とってもオススメです!お肉が余ったらぜひ試してみてください。
水分を含んでジューシーになります!