自転車の安全対策、ちゃんとできていますか?
通勤や通学などの移動手段として、ロードバイクやクロスバイクも含めて自転車の需要が高まっていますが、安全対策をしっかり行っていますか?
交通死亡事故がもっとも多いのが17~19時のいわゆる薄暮時間帯と言われています。
この時間帯は視界が徐々に悪くなるため、自転車、自動車、歩行者の互いの発見が遅れたり、距離や速度が分かりにくくなったりするので事故が発生しやすくなるのです。
そのため警視庁は「歩行者や自転車利用者が薄暮や夜間に交通事故に遭わないようにするために、反射材用品やLEDライト等を活用することが効果的」としています。
反射板(リフレクター)だけでは後方の安全対策が不十分
夜間の点灯対策に関してはフロントのヘッドライトはしっかり付けているのに、後部は反射板(リフレクター)だけで、ライトを取り付けていない人が多いようです。
じつは後部のテールライトは非常に重要で、職業ドライバーの多くが、
・反射板だけでは周りの明かりのせいで確認が取れないことが多い
・LEDは点滅タイプが目視しやすい
などと指摘します。
後ろを走っている車や自転車、バイクなどからの追突事故を防ぐため、テールライトをきちんと点灯して他のドライバーに自分の存在を知らせることが必要です。
(注1)道路交通法 第六十三条の九
自転車の運転者は、夜間(第五十二条第一項後段の場合を含む。)、内閣府令で定める基準に適合する反射器材を備えていない自転車を運転してはならない。ただし、第五十二条第一項前段の規定により尾灯をつけている場合は、この限りでない。
(注2)道路交通法施行規則 第9条の4二
反射光の色は、橙とう色又は赤色であること。
テールライトとは?
テールライトはリアライト、セーフティライトとも呼ばれます。赤い光を放つライトで「ここに自転車が走っています」というのを車のドライバーにアピールするためのものです。
テールライトは自転車に装着するのが基本ですが、他にヘルメットの後頭部やバッグに付けることができるタイプもあります。3か所すべてに装着すれば、さらにドライバーからの視認度が上がります。
テールライトは見る角度で視認度が大きく変わる
テールライトにはさまざまな光の形や明るさ、点灯・点滅パターンがあります。上の写真は今回検証のためポールに商品を取り付け、一斉に点灯させたものです。
こちらはやや横から見た図。これを見ると、横からでは大きく視認度が落ちるライトがあることが分かります。
テールライトは後続の自動車ドライバーが、どんな高さから見るのかも非常に重要です。たとえば上の図の場合、角度があまりなくドライバーから光が見やすいと言えます。
一方トラックなど運転席が高い場合、ドライバーとライトの角度が大きくなり、光が見にくくなります。
つまりテールライトは「高い位置や横からでもしっかりと見える」ということが必要最低限の条件になります。
若かりし頃は、「十字をきって“ママー”って叫ぶだけだって!」で、リアライトの重みも気にしていた、そんなふうに考えていた時期が自分にもありました(笑)。日中に行われる専用コースレースでは、不要な場合もありますが、ツーリングや買い物程度でも一般道を走るのであれば、赤色反射板は必須! できれば反射ではなく自光するテールライトのほうが安全度は上がると思います。ちなみにブルべという長距離サイクリングイベントでは、テールライトは2つ常時点灯することがルールで決まっていることがほとんどです。
テールライトが昼間でも必要な理由
テールライトは何も夕方~夜だけ活躍するものではありません。日中に山道などでトンネルを通過する場合、後方の車からは前方の自転車が見えにくく、テールライトがないと非常に危険です。
また雨や霧で視界が非常に悪い時もテールライトが必要になります。
特に長くて暗いトンネルは、テールライトだけでなく、フロントライトも点灯させたくなりますね。いいペースでツーリングする場合、常時点灯かセンサーによる自動点灯でないと、いちいち停車させて点灯させなければなりません。よく知った道ならばあらかじめ点灯させておくこともできるかもしれませんが、初めてのサイクリングコースでは、常時点灯もしくは自動点灯でないと、特に下りなどでは実質役に立ちません。
テールライトの選び方は?
テールライトもさまざまな種類があります。自身の自転車や使い方によって合うものを選びましょう。
視認性で選ぶ
テールライトの明るさは主に「ルーメン」という単位で示されます。100m後方からしっかり確認できる約10~15ルーメンがひとつの基準となりますが、できるだけそれより明るいものを選びましょう。
明るければ、明るいほどアピール力は強くていいのですが、反面点灯時間が短くなるなどのデメリットがあります。日常使いでは、点灯時間(ランタイム)が長いほうが使い勝手が良くて、ワンデーツーリングなどでは、明るさのあるUSB充電タイプ(=リチウムイオンバッテリー)がいいのではないでしょうか?
バッテリー方式で選ぶ
バッテリー方式は大きく分けて「乾電池・ボタン電池タイプ」「充電タイプ」の2種類があります。また一部「ソーラータイプ」もあります。特徴を理解して、自分に適したものを選びましょう。
1:乾電池/ボタン電池タイプ
乾電池やボタン電池を入れて使うタイプです。バッテリー切れになっても予備の電池を用意しておけば安心。また予備を持っていなくてもコンビニなどで簡単に手に入れることができます。
デメリットとしてはランニングコストがやや高めということです。
eneloop(エネループ)に代表される充電式を使用すればランニングコストは下げられます。ただし乾電池タイプは電池交換で内部を開けるため、どうしても防水性が劣る製品が多いのが欠点です。総じて明るさを下げて点灯時間が長いものが多いです。裏技ですが、1.5Vリチウム乾電池(14500ではないです!)を使うことで、約35%の軽量化、点灯時間を約2倍に伸ばすことができたりもします。
2:充電タイプ
USB充電などでリチウムイオンバッテリーを使用するモデル。リチウムイオンバッテリー自体が軽量でハイパワーなので、軽くて明るい製品が多いのが特徴です。
一方、いちいち充電しなければならない、長時間の走行で電池切れになった場合対処が困難といったデメリットがあります。
充電モデルはランニングコストが抑えられると謳われていますが、バッテリー交換ができないモデルがほとんどなので、バッテリー寿命が製品寿命になってしまうのが難点。なおUSB端子を備えているタイプは必ず防水性をチェックしましょう。総じて明るさがあり、反面点灯時間が短いものが多いです。
点灯方式をチェック
自転車用テールライトの点灯方式はマニュアルとオート、反射板兼用の3種類があります。
暗い場所で走ると自動で点灯してくれる「自動点灯(オートライト)機能」が付いていると、手動だと付け忘れてしまうという人は便利です。
また、点灯だけではなく点滅するタイプもありますが、各県の道路交通規則では「後方〇mから点灯を確認できるもの」と指示されていますので、点滅するだけではNGです。
1:マニュアルライト(手動点灯)
Volcano Eye
自転車 テールライト 2個セット
実勢価格:1599円
自分でON/OFFの操作を行うタイプ。夕暮れ時にうっかりスイッチを入れ忘れることがあるのが難点です。
2:オートライト(自動点灯方式)
G keni
テールライト 自転車 G keni ブレーキランプ
実勢価格:2320円
自動で点灯するタイプです。いちいち点けなくても、暗くなって、かつ、振動があれば光ります。点け忘れがないのが最大のメリット。トンネルなどでもいちいち点ける必要がありません。
ただし電池切れに気が付きにくいというデメリットも。また明るい時にマニュアルで点灯できないモデルが多いので要注意。例えば日中の濃霧の時にはちょっと困ります。
なお、オートライトには上の商品のように「ブレーキモード」を搭載しているものがあります。加速度センサーが内蔵されているため、減速すると光り方が変化します。
USB方式は電池切れがコワイのですが、乾電池タイプに比べて平均的に明るいですね。なおUSB方式の中にはバッテリー残量が分かるものがあります。そうしたタイプなら走行前に他のものと交換できるので安心です。
3:反射材兼用タイプ
いわゆるLEDライトに反射板が付いたタイプ。電池が切れた場合でも、最低限の仕事はしてくれます。うっかりでも、無反射で走らないようにしましょう。
取り付ける位置をチェック
テールライトは商品によって取り付け可能な位置が異なります。代表的なものはこの3つ。自分の自転車に合う取り付けタイプを選びましょう。
1:シートポストタイプ
サドル下の軸(=シートポスト)に取り付けるタイプ。場所的に装着しやすく、着脱を頻繁に行う人におすすめです。サドルバッグを装着する場合、隠れない位置に調整する必要があります。
2:シートステータイプ
自転車側面のシートステーに取り付けるタイプ。左側通行の自転車では、視認性を高めるために車体の右側に取り付けるのが基本となっています。
3:サドルレールタイプ
サドルのレールに取り付けるタイプ。サドルレール取り付け用のブラケットが必要になります。
個人的なおすすめはシートポストタイプです。脚が当たらない範囲で高い位置に取り付けるのがいいかと思います。シートポストがほとんど出ていないような子供用自転車などの場合はシートステーかサドルレールを選びましょう。シートステータイプは自転車を停める際にぶつけて壊してしまうことが多いかも知れません。 また最近のシートステー(高級ロードだとシートポストも!)は真円ではなくなりつつあるので、ネジ止め方式のシートステータイプだと上手く留められない場合もあります。 なおゴム止めは角度調節ができないことがほとんどです。角度調節はできる方が良いわけで、横、斜めなどどっからでも見える視認性が重要です。それらを可能にしているのがパナソニック、キャッツアイ、ブリジストンのネジ止めマウント。マウントだけで言ったら別途購入できるキャッツアイが1位ですね。
テールライトを5つの項目で徹底比較
さて今回の採点基準は以下のようになります。
今回は、プロが厳選した最新のテールライト21製品を比較。テールライトを選ぶときのポイントを基準に採点し、その結果をランキング化しています。なお、検証方法は以下のとおりです。
検証1:視認性[配点25点]
実際に路上で運転手~自転車の間隔を100mにしてテールライトを点灯・点滅させ、
・十分な明るさを持っているか?
・横や高い位置からでもしっかりと視認できるか?
・点灯パターンは豊富か、ドライバーへのアピール度が高いかどうか?
といったポイントをチェックしました。
検証2:充電・電池交換[配点20点]
充電はしやすいか、電池交換は簡単にできるかなどをチェックしました。
検証3:機能性[配点20点]
自動点灯やブレーキ点滅などの便利な機能を備えているか、防水性は高いかなど、機能性全般をチェックしました。
検証4:耐久性・作り[配点20点]
故障しにくいかどうか。走行中に外れたりしないか。製品の作りはしっかりしているかなどのポイントをチェックしました。
検証5:コスパ[配点15点]
商品の品質や機能が価格と釣り合っているか。義村氏とスタッフで検討の上採点しました。
※コスパの評価は検証当時の価格で行っています。本記事に記載されている実勢価格は当時から変動している可能性があります。
それではランキングスタートです!
自転車用テールライトのおすすめは?
キャットアイ「セーフティライト RAPID mini TL-LD635-R」
キャットアイ(CAT EYE)
セーフティライト RAPID mini
テールライト TL-LD635-R
実勢価格:2904円
タイプ:USB充電式
サイズ:52.2x20x31.6mm
重量:21.5g(本体+電池)
使用電池:リチウムイオン充電池
使用時間:点灯/約3時間、ラピッド/約5時間、グループライド/約20時間、点滅/約30時間
▼検証結果
- 視認性: 24/25点
- 充電・電池交換: 18/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 19/20点
- コスパ: 15/15点
- 合計: 95/100点
見事1位に輝いたのがキャットアイ「セーフティライト RAPID mini」。同社のセーフティライトシリーズにはさまざまな種類がありますが、こちらは充電式でコンパクトなライトになっています。
点灯、点滅、ラピッド、グループライドと多彩な発光パターンを持つリアライト。かなり明るく、比較的高い位置からでも目立つので視認性は抜群です。
便利なのがバッテリーインジケータ。電池の残量が一目で分かります。また電池残量が少なくなると発光パターンが自動で点滅に切り替わり、バッテリーの減りを遅くしてくれる機能も備えています。
※画像はAmazonより
シートポストに手早く固定できるブラケット付き。またオプションのC-2クリップを使えば、サドルバックやカバンに取り付けられます。
横縦OK。特殊なシートポストでも角度を付けて付けられます。明るい30時間。週1の充電で使えるのが◎。ただUSBのジャックがあるがゆえに防水性は低いと思います。予算があれば、AUTO機能のある上位モデルも兼行してみましょう。
もりー「テールライト」
もりー
テールライト
実勢価格:1680円
タイプ:USB充電式
サイズ:100×70×30mm
重量:27g
使用電池:350mah大容量充電式リチウム電池
使用時間:ラピッド/約35時間、呼吸点滅/約12時間、点灯/約10時間
▼検証結果
- 視認性: 24/25点
- 充電・電池交換: 18/20点
- 機能性: 18/20点
- 耐久性・作り: 19/20点
- コスパ: 15/15点
- 合計: 94/100点
第2位は、インテリジェントスマートチップ搭載の「もりー」のテールライトです。
振動やブレーキ時のG(重力加速度)を詳細に感知して、ブレーキ時はテールランプが最大輝度で発光。振動検知により停車後30秒で自動的に消灯します。
16個のLEDライトを搭載しており、側面の視認性も比較的高めです。スイッチボタンを短押しすることでバッテリー残量を確認できます。緑色(80%以上)、青色(30~80%)、赤色(30%以下)。IPXは5となります。
丸形のテールライトが多いなか、角ばっている配光な製品。停車30秒で自動消灯というのがネック。実際に付けて走ってみると、信号待ちでいつの間にかオフになってしまうことがありました。そういう場合は、自動モードをオンにしておけばいいのですが、この手のボタンが1個しかない製品だと、操作が複雑なので、マニュアルはよく読んで使うようにしましょう。
ROCKBROS「スマートテールライト 自転車用テールライト」
ROCKBROS(ロックブロス)
スマートテールライト 自転車用テールライト
実勢価格:2859円
タイプ:USB充電式
サイズ:40×34×34mm
重量:約41g
▼検証結果
- 視認性: 24/25点
- 充電・電池交換: 19/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 14/15点
- 合計: 94/100点
同点2位は、シートポスト・サドル取り付けタイプの「ROCKBROS」。ライト。オートモード機能搭載で、走行中にトンネルにさしかかる場面や夕暮れ時に自動的に点灯してくれます。
また振動やブレーキ時G(重力加速度)を詳細に感知し、ブレーキ時にテールランプが最大輝度で発光します。
サドルレールにも付けられるので、乗ったままスイッチ・オンができるのが嬉しい。さらにオートモードがあるのも◎。そのぶん、スイッチの操作が複雑になるので、子供向けには適さないかもです。
4位: G keni「テールライト 自転車 G keni ブレーキランプ」
G keni
テールライト 自転車 G keni ブレーキランプ
実勢価格:1880円
タイプ:USB充電式
サイズ:40×34×34mm
重量:53g
使用電池:リチウムイオン充電池
使用時間:ラピッド/50時間、呼吸点滅/40時間、フラッシュ/40時間、常時点灯/20時間
▼検証結果
- 視認性: 24/25点
- 充電・電池交換: 19/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 93/100点
第4位の「G keni」のテールライトは、ブレーキをかけるとライトが自転車のスピードダウンを感知し、ブレーキランプをつけて後方に注意を喚起します。
暗い場所で振動を検知すると自動的に点滅してくれるオートモードが採用されたモデル。トンネルにさしかかる時や夕暮れ時にも自動的に点滅してくれ非常に便利。また自転車の停止をセンサーが検知すると約30秒後に消灯する機能まで備えています。
電池残量は4段階のLEDインジケーター点灯で確認可能です。可視距離が120m以上、防水レベルはIP65の高性能ライトです。
ほぼ上の2位商品と同じかと。商品説明で重さの違い、微妙なカラーリングの違いはありますが、作りが同じように感じます。こちらのほうが調査時の価格が高いので下位となりました。
5位: パナソニック「LEDスポーツかしこいテールライト
NSKR603」
パナソニック(Panasonic)
LEDスポーツかしこいテールライト
NSKR603 ブラック自転車
実勢価格:3900円
タイプ:乾電池式
サイズ:約W74mm×D60mm×H32mm
重量:約58g(パナソニックアルカリ乾電池含む)
使用電池:単4形乾電池×2個
使用時間:連続点滅 約150時間、連続点灯 約50時間
▼検証結果
- 視認性: 23/25点
- 充電・電池交換: 19/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 92/100点
第5位は、単4形使用で、電池切れでもコンビニで代わりの電池を手に入れやすい「パナソニック」。シートポスト/シートステーの2種類のホルダー付属です。
自動点滅・消灯タイプで、モードは自動点滅→自動点灯→常時点滅の3つ。停車後約50秒点滅(点灯)します。
オートで、電池が切れない限り必要な時にいつでも点きます。トンネルでも自動的に点灯してくれるのが便利。モードは3つですが十分です。ただやや暗めなのと単4なのが残念。常用や子供用の自転車の場合は、この商品のような乾電池タイプの方が点け忘れがなくてよいかもしれませんね。また出発前に電池切れに気づいたとき、電池のストックさえあれば電池交換をしてすぐにスタートできるのもいいですね。
6位: Cliq「
自転車テールライト」
Cliq(クリック)
自転車テールライト
実勢価格:6600円
タイプ:USB充電式
サイズ:67×35×31mm
重量:65g
仕様電池:リチウムポリマー1000mAh
使用時間:1日1時間/最大明度/パターンburstで使用の場合、一度の充電で9日間連続使用可能
▼検証結果
- 視認性: 22/25点
- 充電・電池交換: 18/20点
- 機能性: 20/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 91/100点
第6位の「Cliq」は、モバイルアプリ連動型のテールライト。LEDパターンや明るさの調整、ブレーキランプON/OFF、ブレーキランプの感度、グループシンクロON/OFF、盗難防止アラームなど詳細設定をアプリでコントロールすることができます。
モードは最大125パターンの組み合わせがあり、状況に応じたパターンを設定することができます。IP67で防水性能も高いライトです。
中でも盗難アラームは非常に便利。自転車のわずかな動きも感知し、アプリを通じて知らせてくれるので、自転車を離れる時でも安心です。
明度は最大90ルーメン。日中のライディングでも明るく、安全性を高めてくれます。ライトは3つの高輝度LED&2つのTIRレンズを搭載。どんな環境でも死角がほぼなく、トラックなどの高い位置からでも良く見えます。
意欲的な製品だと思います。やや大型ですが、テールライトとして充分な性能があります。上下方向に3段階調整ができるのも良いです。アプリで点灯モードを調整できるのは兎も角、電池残量がわかるのが嬉しいです。が、付属機能はちょっと微妙。おそらく防犯機能に注目されているチャリダーが多いかと思いますが、Bluetoothの範囲内(およそ15mぐらい)で接続されているスマホに通知がくる仕組みです。ちょっと広めのコンビニで通信が切れてしまったのが残念! 複数のライトの点灯パターンを制御するグループシンクロはどうやって活用するんだろう? ショップやチームの練習での集団走行や周回コースでの耐久レースの場合は……?
6位: オーライト「
RN120 自転車用テールライト」
オーライト(OLIGHT)
RN120 自転車用テールライト
実勢価格:3895円
タイプ:USB充電式
サイズ:奥行き×幅×高さ30x34x32mm
重量:26g
使用電池:3.7V/480mAhポリマー電池(内臓)
▼検証結果
- 視認性: 23/25点
- 充電・電池交換: 19/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 12/15点
- 合計: 91/100点
同点6位は、感光センサーとスマートモーションセンサーを搭載しており、明るさと振動を感知する「OLIGHT」。ブレーキがかかると自動的に3秒間点灯。また周囲の照明条件に応じて自動的に明るさを調整してくれます。
モードは常時点灯、点滅、スマートの3つ。最大出力は120ルーメンで照射距離は1500mにも達します。
付属品に取り付けストラップ、サドルマウントとタイバンドを備えており、ツールなしで22~33mmのシートチューブ、及びクッションに取り付けることができます。なお防水力はIPX6。2年の保証が付いています。
高性能ライトですが期待外れな面もありました。非常に明るいんだけど、真横が死角になります。視認性NO.1なんだけれども、最大照度では、後ろにいる自転車ライダーが眩しさを感じるかもしれません。OLIGHTのハンディライトにあるようなマグネット式の充電ができたらいいのになぁ……。さらに言えばモードがたくさんあるのはいいのだけれど、操作方法がやや直感的ではないので、慣れるのに時間がかかります。ソロのワンデーツーリングなどにはいいかもしれません。
8位: Rudi「テールライト」
Rudi
テールライト
実勢価格:1985円
タイプ:USB充電式
サイズ:直径35×厚さ20mm
重量:52g
使用電池:200mAh内蔵リチウムバッテリー
使用時間:最大56時間
▼検証結果
- 視認性: 23/25点
- 充電・電池交換: 19/20点
- 機能性: 18/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 12/15点
- 合計: 90/100点
第8位の「Rudi」は、ラピッドモードや回転モードなど合計5つのパターンを持つテールランプです。
IPX5で防水性能は合格点。電源スイッチや充電用Micro-USB差込口が内部に内蔵された上、さらにカバーもつき、防塵・防水性能を高めています。
付属品としてバンドとフックが付属しており、自転車用だけでなく、カバンやポケット、帽子にも装着できます。
高輝度LEDで120ルーメンと明るく、照射範囲も180度と広いのが特徴です。
他のテールライトに比べて、光がギラギラしていなく、ふわっとした感じなのが新鮮です。ドライバーへのアピールが強烈なテールライトも自分自身を守るという点では悪くは無いのですが、信号待ちなどで車間を詰める時にあまりにも眩しいテールライトは、後続の自転車乗りやドライバーの視力を奪ってちょっと危ないかなーと思っていたりもします。
9位: ATARAXIA
「自転車テールライト」
ATARAXIA
自転車テールライト
実勢価格:1299円
タイプ:USB充電式
サイズ:32×23mm
重量:29g
使用電池:200Ah内蔵電池
使用時間:高速点灯モード/約8時間、低速点灯モード/約24時間、ロー点灯モード/約4時間
▼検証結果
- 視認性: 23/25点
- 充電・電池交換: 18/20点
- 機能性: 16/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 14/15点
- 合計: 89/100点
第9位は、IPX5防水仕様の「ATARAXIA」。汚れたら水で洗い流すことも可能です。
ボタンスイッチが点灯部分にあるので操作がしやすく、ゴムバンドなので着脱も簡単にできます。
点灯モードは3パターン。フル充電で最大24時間点灯。小型ながら輝度が高く、メーカー説明では視認距離が1kmとなっています。
サイドに少し明かりが漏れるのがとてもいいと思います。信号待ちの際、自動車に対してアピール力が強いかな? この形の製品は、上下方向の角度調整がしにくいのと、バンドが外れていつの間にか無くなるのを覚悟して使ったほうがいいです。自動点灯モードはありません。
9位: キャットアイ「テールライト タイト
TL-LD180-R」
キャットアイ(CAT EYE)
テールライト タイト
TIGHT TL-LD180-R ライト
実勢価格:1936円
タイプ:乾電池式
サイズ:36×77.5×23mm
重量:49g(本体+電池)
使用電池:単4形乾電池×2
使用時間:ラピッド/約160時間、 点滅/約180時間、点灯/約120時間
▼検証結果
- 視認性: 22/25点
- 充電・電池交換: 19/20点
- 機能性: 17/20点
- 耐久性・作り: 18/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 89/100点
同点9位は防水性最重視の「キャットアイTL-LD180-R」。乾電池タイプのテールライトです。
LEDを5個使用した高輝度、低消費電力モデル。特に防水性に優れており(IPX7)で、ロングライドでも安心です。
オプションでリュックにも取り付けられます。
こちらは防水性を重視したデザインになっていて、ほぼ完全防水といってもいいくらいです。乾電池式では上位に位置する商品ですが、オートがないのが残念。また脇からの視認性が思ったほど高くないのが残念でした。この商品もですが、キャッツアイシリーズは別売りのブラケットやクリップで自転車用のリュックなど様々な場所に取り付けられます。
11位: Volcano Eye
「自転車 テールライト 2個セット」
Volcano Eye
自転車 テールライト 2個セット
実勢価格:1877円
タイプ:USB充電式
使用時間:安定モード/4時間、ゆっくり点滅/10時間、高速点滅/12時間、循環点滅/8時間
▼検証結果
- 視認性: 22/25点
- 充電・電池交換: 17/20点
- 機能性: 17/20点
- 耐久性・作り: 17/20点
- コスパ: 15/15点
- 合計: 88/100点
第11位は、お得な2個セットの「Volcano Eye」。点灯モードは全輝度、循環点滅、高速点滅とゆっくり点減の4つ。
ボタンを押して照明モードを変更することができるシンプルな作り。防水性はIP X-4防水規格で、雨天でも使用可能です。
これ、結構いいですよ! コスパ抜群。さらに視認できる角度も良い。シリコンバンドなので手軽に着脱できます。2個あれば1個充電していて、もう1個を使うことができるなど、バッテリー切れ対策もできます。内蔵電池が心配ですが、給電しながら点灯できます。
11位: LAOPAO
「スマートテールライト」
LAOPAO
スマートテールライト
実勢価格:3399円
タイプ:USB充電式
サイズ:ライト/46×43×41mm、リモコン/58×35×15mm
重量:66g(本体)
使用電池:700mAhリチウムポリマー電池/リモコン・アルカリ乾電池
使用時間:ラピッド/約40時間、呼吸点滅/約30時間、点灯/約20時間
▼検証結果
- 視認性: 22/25点
- 充電・電池交換: 17/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 17/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 88/100点
同点11位は「LAOPAO」。リモコン付きのテールライトで輝度モードや盗難防止アラームなどの機能をワイヤレスでコントロールできます。
アクセサリーが充実していて自転車フレーム、シートポストやハンドルバー、ヘルメットなどさまざまな場所へ取り付けが可能。
本体が振動を検出すると警告音を発するアラーム機能を搭載。ベルは最大120db。最初の警告後2~12秒以内に再度触れると、さらに30秒間警告します。
明るさは50ルーメン。運転を停止した後30秒で電源が自動的に切れます。IPX65で防水性能も合格点です。
防犯アラームがついたテールライト。実際使ってみると、結構な音量の警告音が鳴るので、防犯効果は高いかも。ただ、この手の防犯アラーム商品は運用方法に気を使います。サイクリングでコンビニ利用や1階の店舗でランチぐらいなら、万が一不意にアラームが鳴っても自身でアラームを停められるのでいいですが、例えばホームセンターとかの大型店舗で駐輪する際に使うと、不意にアラームが鳴っても本人が気が付かないので、買い物を終えて駐輪場に向かうと、なんだか大音量のアラームで大迷惑! なんてことも。アラームを使用するならば、駐輪時にあまり自転車から離れないほうがいいですが、なんだか本末転倒ですね。
13位: ENFITNIX「
テールライト」
ENFITNIX
テールライト
実勢価格:2750円
タイプ:USB充電式
サイズ:29x19x39mm
重量:100g
使用時間:常時点灯モード/10時間、フラッシュ点滅モード/30時間、呼吸点滅モード/14時間
▼検証結果
- 視認性: 21/25点
- 充電・電池交換: 17/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 17/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 87/100点
第13位の「ENFITNIX」は手動と自動両方が使えるテールライト。振動検知により、ブレーキ時に最高輝度で点灯します。
目に優しい夜間モードと、高輝度ライトで見やすい昼間モードを備えていて周囲の明るさにより自動的な切り替えが可能。IPX5の防水性能で、大雨でも安心です。
常時点灯モードが10時間とありますが、編集部に届いたものは8時間しかもたなかったです。ただ光が柔らかい感じが結構◎。バンが半透明だからですね。なお自動の場合点け方が特徴的なので慣れが必要ですね。
14位: キャットアイ「セーフティライト L-WA10 WEARABLE mini CALRWRM」
キャットアイ(CAT EYE)
セーフティライト L-WA10 WEARABLE mini CALRWRM
実勢価格:1155円
タイプ:リチウム電池式
サイズ:39×33×17mm
重量:21.5g(本体+電池)
使用時間:点灯/約60時間、スロー点灯/約550時間、ラピッド点灯/約140時間
▼検証結果
- 視認性: 21/25点
- 充電・電池交換: 16/20点
- 機能性: 19/20点
- 耐久性・作り: 17/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 86/100点
第14位は、キャットアイ「L-WA10 WEARABLE mini CALRWRM」。クリップ取り付け式の小型セーフティライトです。
手軽にバッグ、サドルバッグ、ウェアに装着できますが、さらに付属のラバーバンドでシートポストやヘルメットにも取り付け可能。マグネットも内蔵しています。
スロー点滅なら約550時間バッテリーが持続。モードメモリ機能により再点灯時は消灯時のモードで点灯開始します。
気軽に使える小型タイプだけど、いずれ交換が必要になる電池リチウムコイン電池なのでランニングコストが気になります。夜間走行は基本的にしない、念の為の御守的な人にオススメ。
15位: Ewolee
「自転車テールライト」
Ewolee
自転車テールライト
実勢価格:2798円
タイプ:USB充電式
サイズ:ライト/125×40㎜、リモコン/40×51.5mm
重量:21.5g(本体+電池)
使用電池:内蔵500mAh電池
使用時間:約4~5時間
▼検証結果
- 視認性: 21/25点
- 充電・電池交換: 16/20点
- 機能性: 18/20点
- 耐久性・作り: 17/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 85/100点
第15位の「Ewolee」は、ワイヤレスでウインカーを操作できるテールライトです。
リモコンは付属バンドでハンドルに取り付けることができます。防水レベルはIPX2となります。
点灯モードは左に曲がる指示灯、定常+左に曲がる指示灯、右に曲がる指示灯、定常+右に曲がる指示灯、警告灯、点滅灯の6種類です。
うーん、嫌いじゃないですけど、ウインカー。問題は、自転車のウインカーのルールが周囲に徹底されていないことですね。あと、ニュートラルに戻すことを忘れちゃったらずっと左折表示などがつきっぱなしになりがち。左右の幅が結構あるので、ポジションや取り付け位置によっては、脚と干渉するかもしれません。上下に付けられれば、上、「俺これから飛ばすぜー」とか下「疲れたからゆっくり行くよー」とかってサインで使えるかもと思ったのですが、付属品では横のみ対応です。
15位: ブリヂストン「テールライト TL-SP1」
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
テールライト TL-SP1
実勢価格:1264円
タイプ:リチウム電池式
サイズ:45x46x20mm
重量:45g
使用電池:コイン型リチウム電池(CR2032)x2個(モニター用電池付属)
使用時間:点灯65時間、点滅130時間
▼検証結果
- 視認性: 21/25点
- 充電・電池交換: 16/20点
- 機能性: 18/20点
- 耐久性・作り: 16/20点
- コスパ: 14/15点
- 合計: 85/100点
1000円を切るコスパの良さで同点15位にランクインしたのが「ブリヂストン」。
車の運転席からの視認性を高めたLED配置で、ブラケットはシートポスト用とバックホーク用2種類を標準装備しています。
実地での検証では、横や縦からの視認性は高いですが、正面はやや劣る感じがしました。
リチウムコイン電池というのが悩むところ。最近では100均でも売られていますが、自転車の使用頻度が高い通勤や通学では、頻繁に交換が必要になるかと。
17位: GOOMAND「
自転車ライト」
GOOMAND
自転車ライト
実勢価格:995円
タイプ:リチウム電池式
サイズ:55×28×厚さ18mm
重量:50g
使用電池:CR2032電池2個使用(モニター用電池付属)
使用時間:定常モード/70時間、ストロボモード/96時間
▼検証結果
- 視認性: 21/25点
- 充電・電池交換: 16/20点
- 機能性: 18/20点
- 耐久性・作り: 16/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 84/100点
第17位の「GOOMAND」は、軽くてコンパクト、2個で1000円以内というコスパに優れたライトです。
取り付けはライトの裏のクリップで挟むだけで、ヘルメットやリュック、ポケットなどに簡単に取り付け可能。また付属のマジックテープで自転車本体のさまざまな場所に固定できます。
LEDは3個搭載。IPX5で防水性も備えています。
本体価格は安いのですが、CR2032を使用するので、2つで100円だとしても、あっという間に電池購入費が本体価格を上回ります。暗がりで走ることを想定しない自転車乗りにオススメです。
18位: キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
自転車 テールライト
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
自転車 テールライト
実勢価格:980円
タイプ:乾電池式
サイズ:幅60×高さ36×奥行27mm
重量:35g(乾電池含まず)
使用時間:電池寿命・点滅(リレー)=約400時間、点滅=約250時間、点灯=約150時間(※アルカリ乾電池使用時)
▼検証結果
- 視認性: 20/25点
- 充電・電池交換: 17/20点
- 機能性: 17/20点
- 耐久性・作り: 15/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 82/100点
第18位の「キャプテンスタッグ」のテールライトは乾電池式。バッテリー切れになっても簡単に電池を交換することができるので安心です。
機能はシンプルで最低限。リレー、点滅、常時点灯の3つです。防水適合品ではないので雨天時は使えないのが難点です。
編集部に届いたものは取り付け部品が足りませんでした。キャンプで使う人が多い商品ですね。格安なのは良いのですが、上位商品と比べるとあらゆる点で劣りますね。
19位: パナソニック「LED ソーラーオートテールライト」
パナソニック(Panasonic)
LED ソーラーオートテールライト
実勢価格:2005円
タイプ:ソーラー充電式
サイズ:約W47×H55×D66mm
重量:約54g(ナットを含む)
使用電池:ニッケル水素ボタン電池
使用時間:約8時間(直射日光下約2時間放置後)
▼検証結果
- 視認性: 19/25点
- 充電・電池交換: 17/20点
- 機能性: 17/20点
- 耐久性・作り: 15/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 81/100点
第19位は「パナソニック」のテールライト。ソーラー充電で余計な手間がかかりません。約8時間連続使用可能で停車後約1分間点滅します。電池交換がしやすいのもうれしいポイント。なお後ドロヨケ取り付け式となっています。
センサー内蔵で、暗くなって走り出すと自動的に点灯します。防水機能に関してはメーカー説明には記載なし。レビューでは「水が浸入しない」というものと「侵入した」というものの両方が報告されていました。
昔からあるタイプの製品です。ソーラーで充電できるので電池切れが起こりにくいとのことですが、室内保管や屋根のある駐輪場などでの充電はあまり期待ができません。スポーツバイク用というよりは、後輪の泥除けに取り付けるタイプなので、一般車用向けですね。逆に、子供乗せ自転車などで、こういった製品が付いていない場合や外れてしまった場合(出っ張っているのでぶつけるのか、よく駐輪場に落ちているんです!)にはオススメです。
20位: lingoSR
テールライト
lingoSR
テールライト
実勢価格:1680円
タイプ:USB充電式
サイズ:55×55×30mm
重量:80g
仕様バッテリー:リチウムポリマー充電池
使用時間:4時間
▼検証結果
- 視認性: 20/25点
- 充電・電池交換: 16/20点
- 機能性: 15/20点
- 耐久性・作り: 14/20点
- コスパ: 13/15点
- 合計: 78/100点
第20位の「lingoSR」はUSB充電式。5つの点灯モード(黄色の点灯、赤の点灯、赤と黄色の高速点滅、赤と黄色の低速点滅、赤と黄色の往復高速点滅)を備えています。
なお防水規格はIPX4です。
三角形の光が独特で自転車仲間にはウケるかもしれません。意外に後ろの仲間から区別しやすいというメリットがあるかも。点燈モード(パターン)も変でおもしろいのですが、発光部が尖っていてちょっと危険。なお充電しながらも点けることができます。作りから判断して防水性などの信頼度は低いのが難点ですね。
【おまけ】ヘルメット装着タイプの「LAZER」
レイザー(LAZER)
充電式LEDテールライト
CAMELEON(カメレオン)用
R2LA885890X
実勢価格:2200円
番外編としてプラスワンを紹介。こちらは「LAZER」のヘルメットに付ける特殊なタイプのテールライト。
充電式で、光は暗いですが比較的バッテリーが長持ちします。
取り外しが簡単で夜間のライドをより安全にしてくれるアイテムです。
USB式充電式のライトの中では、一昼夜点灯で唯一生き残ったライトです。そのぶん暗めですが、ヘルメットのように高い位置の場合、あまりにも明るいライトだとドライバーを眩しく感じさせてしまうかもしれません。視認性の点ではヘルメットのライトが非常に有効なので活用してもらいたですね。
まとめ
以上、おすすめの自転車用テールライトのご紹介でした。いかがでしたか?
フロントライトや反射板だけでは後ろを走っている車や自転車、バイクなどに気付かれにくいため、衝突事故が起きる可能性もあります。テールライトをきちんと点灯して、他のドライバーに自分の存在を知らせましょう。
おすすめはキャットアイ「
セーフティライト RAPID mini
TL-LD635-R」
キャットアイ(CAT EYE)
セーフティライト RAPID mini
テールライト TL-LD635-R
実勢価格:2904円
今回ランキング1位に輝いたのは「キャッツアイ」のセーフティライトでした。高輝度で視認性の高いライトで、バッテリー残量もチェックできて非常に便利。点灯パターンも多彩です。
今回の記事を参考に、安全な自転車ライフを楽しんでくださいね。
道路交通法では「反射板を付けていない自転車に乗ってはいけない」「ただし尾灯=テールライトを付けていれば反射板なしでもOK」(注1)と定めています。また反射板の色も橙とう色か赤色と規定されています(注2)。ですが、そんなことより、安全のためにリフレクターは、当たり前。なるべくテールライトを自転車に付けるべきです。Panasonic、ブリジストン、ヤマハあたりの国産メーカーの電動子供乗せ自転車などには標準でテールライトがついていますね。