ドラム型、タテ型どちらも得意・不得意があります
同じ洗濯機でも、ドラム型、タテ型では、洗濯物の仕上がりや風合いにかなりの差が出ます。ふんわり柔らかでシワも少ないのに対して、もう一方はシワシワの仕上がりになってしまったり……。特徴をおさえて選ばないと「こんなはずじゃなかったのに」という思いをしてしまうこともあるかもしれません。
洗濯機を選ぶ際の正解は、各洗濯機の特徴「得意・不得意」と、ご家庭の洗濯物の種類やライフスタイルを合わせること。買い替えを考えている方は、必見です!
【ドラム型】乾燥機能が得意!でも、ひどい汚れは不得意
ドラム型は、優しく洗って乾燥してくれるのが特徴で、ふんわりやわらかな仕上がりです。共働きで外干しの時間がないご家庭、ひどい汚れものが比較的少ないご家庭に向いています。
[メリット]
衣類が洗濯機の中でふわっと持ち上がって乾かすタイプなので、ふんわりした仕上がりになります。
乾燥後は、ふんわりやわらかでシワもあまり目立ちません。
[デメリット]
繊維にやさしいだけあって、洗浄力が弱め。ひどい汚れや強いニオイは消えにくい場合もあります。
【タテ型】汚れ・ニオイに強い!弱点はシワシワに仕上がる乾燥機能
タテ型は、洗浄力が強く、子どもが汚したドロドロの服やニオイがこびりついた洗濯物が多いというご家庭は、こちらがダンゼン有利です。
[メリット]
タテ型の洗浄力パワーは高く、ドロドロのひどい汚れや、強いニオイがついた洗濯物をキレイに洗ってくれます。
[デメリット]
脱水した衣類があまりほぐれることなく乾燥されるので、取り出してみるとシワシワになってしまいます。
ドラム型と比べると、かなりシワが目立ちます。
洗濯機を選ぶ際は、ぜひご家庭の洗濯物を思い浮かべながら選んでくださいね!
【おまけ】外干しするときはスラックスハンガーでシワ予防
洗濯機の乾燥機能を使わず、外干しするときの裏ワザをひとつご紹介します。シャツを干すときに、スラックスハンガーで裾と袖口を挟んで干せばシワが防ぐことができます。
スラックスハンガーを裾につけて干すと、ハンガーの重みでシワが伸び、アイロンがけの手間が省けます。
洗濯機によってこんなにも違いがあるとは驚きです。特徴を知って、よりご家庭にあった洗濯機選びをしてくださいね。