高さ調節が自在にできる木製ラックのDIYに挑戦!
既製品の棚は高さがイマイチ合わなくて、収納する物を選ぶのが難点。でもDIYで簡単に作れるなら、ぜひとも挑戦してみたいと思いませんか?
棚板のサイズを自分でアレンジしてそこにひと手間加えるだけで、本だけでなく、一番上にオーディオまで置けるオリジナルの木製ラックが完成します。
高さがあるオブジェや雑貨を収納する場合は、中段に小さい棚板を配置して短い支柱で支えれば空間を作り出せます。こんなに自由度が高いのはDIYならでは。
違うメーカーの6つのパーツを組み合わせてつくるオリジナル木製ラック
今回は光大産業の木製部品をメインに、支柱やビスを組み合わせて、収納するものにジャストサイズなラックを作ります。光大産業のプチ棚板シリーズは支柱に棚板がはまる溝が設けられているため、手軽に組み立てられます。
木製ラックの製作に使用する6アイテムをご紹介します。まずはメインとなる棚板。今回は3枚使用して、天板と底、上段の棚を構成しました。
光大産業
プチ棚板(250×600)
実勢価格:1380円
中段に配置する小さい棚を構成するのに1枚使用。細身のラックを作る場合はこれをメインに構成します。
光大産業
プチ棚板(250×300)
実勢価格:658円
四隅の柱を構成する支柱。メーカーは不明ですが、光大産業のプチ棚板にジャストフィットします。
タエダパイン
支柱
実勢価格:748円
こちらは光大産業純正の支柱で、中段の小さい棚板を支えるために2本使用します。底面を削って長さ調節が必要。
光大産業
プチ棚受 3段SP
実勢価格:218円
木目がキレイに見える半透明の塗料。今回は0.8リットル入りを用意しましたが、使用したのは30%程度でした。
ニッペホームペイント
ローズガーデン カラーズ ステインタイプ
実勢価格:3325円
支柱と棚を固定するためのネジ。最低でも天板と底板は固定したいので16本(2セット)使用します。
(画像をクリックすると購入ページへ移動します)
カインズ
棚受用ビス 8本入り
実勢価格:238円
あとはそれぞれのパーツを組み合わせれば完成ですが、上手に作るためには、2つのポイントを押さえておくとよいでしょう。
ポイント1:天板と底板を固定して中段の棚板は抜き差しすればOK
棚板を差し込んで固定すればOK。組み立ては簡単にできます。天板と底板をビスで固定すれば、中段の棚板は抜き差しして使うという使い方も可能です。
ポイント2:棚板を増減させて自分仕様にアレンジ
プチ棚板(250×600)×3、タエダパイン支柱×4、ローズガーデンカラーズ×1、棚受用ビス(8本入り)×2を使用したのがこちら。
収納するもののサイズに合わせて、棚板の位置を変えたり増減させて、塗料などで仕上げればオリジナルなラックが完成します。
本格的な木製ラックは高額だと数万円にもなるため、DIYすればコストも抑えられる点もメリットです。また、塗装を施せばインテリアにマッチした風合いを出せるので、好みの塗料を選択するのもひとつの醍醐味です。