2×4材と有孔ボードでお店風コレクションが自由自在
ミニカーやスニーカーなど、同じ形をしたアイテムを並べるディスプレイ棚なら、2×4材と有孔ボードが最適です。今回は実際に写真のようなディスプレイ棚を作成してみました。
2×4材と有孔ボードを利用する利点は、何と言っても好きな場所に作れるという点。2×4材は天井と床で固定するので、既製品をレイアウトしづらいデッドスペースや、壁がない場所などにもレイアウト可能です。
また、壁に穴を開ける必要がないという点もメリットですね。
実際の作り方や必要なモノについては、後ほど紹介するとして、最初にこちらのディスプレイ棚の細部をご紹介します。
ミニカーは幅を合わせた板の上に配置。子どもやお父さんのコレクションを並べるのにぴったりなんです。
写真だとちょっと見づらいですが、ミニカーを置いている角材の両端と中央には、ミニカーの転落を防止板を設置しました。
これがあると、ギリギリの幅でミニカーをずらりと並べても、車止めがあるので落ちないんです。
有孔ボードを活用して、パッケージも飾ってみました。
こんな感じで、スニーカーのディスプレイ棚としても利用できます。
有孔ボードとフックを増やせば、さらに多くのスニーカーを並べることも。組み合わせ次第で色々なものをディスプレイすることが出来そうですよね。
では必要なモノと作り方をご紹介します
それでは、ディスプレイ棚を作成するために必要なモノと作り方をご紹介していきましょう。
①まずは有孔ボード
吸音材などにも使われる有孔ボードは、ペグボードとも呼ばれます。1枚の板に等間隔に小さな孔が開いていて、好きな位置に配置できるので、DIY初心者でも簡単におしゃれインテリアが作れちゃいます。ホームセンターや合板の専門店などで安く購入できる手軽さも魅力です。
アサヒ
有孔シナ合板4mm 5φ-25mmピッチ
182.5×91.5㎝
実勢価格:2400円
②有孔ボードに取り付けられる
フックもぜひ購入を!
有孔ボードに取り付けて利用します。
J字型のシンプルなフックや雑誌専用フックなど種類も豊富なので、飾りたいものや収納したいアイテムに合わせてフックを選びましょう。
③2×4材とブランケット
まずは、ホームセンターで購入できる2×4インチの木材。お店で必要なサイズに切ってもらって購入すれば、自分で切る必要もありません!
島忠
SPF 2×4 (今回は2mを1.2mにカットしました)
購入価格 : 863円(1本、工賃込)
そして、賃貸の救世主「PILLAR BRACKET」は、壁に穴をあけずに突っ張り棒のような感覚でディスプレイ棚が作れる優れものです。
PINK FLAG
PILLAR BRACKET
実勢価格 : 1944円
アイテムはこんな感じです。
このように天井と板の間に差し込んで、締め具合を調整すれば、簡単に柱ができちゃいます。
④電動ドライバーがあれば、なお良し!
電動ドライバーがあれば、簡単に木材のネジ留めができます。オススメはボッシュのこちら。重量は300gと女性でも扱いやすく、LEDライトがついているので暗い場所でも使用可能です。
BOSCH
バッテリードライバー
実勢価格 : 5076円
ほかに、棚をのせるL字金具とネジを今回は別途用意しました。
実際の作り方がこちらとっても簡単にできちゃいます!
では実際の作り方です。
まず、PILLAR BRACKETと2×4材で柱を作ります。天井さえあればどこでも柱を作れるので自由に部屋のレイアウトを考えてみましょう。
①天井の高さに合わせて用意した2×4材を、渡す木材の長さに合わせて間隔を取って、PILLAR BRACKETで2本の柱を作ります。
②柱を作ったら渡す木材の位置を決めます。アイテムの高さに合わせて線をひきましょう。
③L字金具を使って、ネジで木材を固定します。上に小物を乗せる程度なら、2×4専用金具でなくてもOK。
④金具の上に木材を乗せて、
⑤下側からネジで木材を固定をします。
最後に、有孔ボードを設置したい場所にネジで固定すれば完成です。
いかがでしたか? みなさんもぜひディスプレイ棚作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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