諦めていた引っかきキズは 耐熱ジェルで直しましょう

うっかりできてしまった床のキズ。深いキズや凹みを隠すクレヨンタイプの補修材もありますが、補修後の耐久性が求められる床には、電気ゴテの熱で密着させる耐熱ジェルタイプの方が効果を発揮します。

電気ゴテというと、なんだか大げさで縁遠いイメージもありますが、じつはホームセンター等で2000円弱で購入できるものもありますし、作業自体もそれほど専門性を求められるものではないのでご安心を。

合わせて使いたいのが、これまたホムセンの壁床補修コーナーなどで人気の「かくれん棒」のジェルタイプ。電気ゴテでジェルを溶かし、より強固に補修できるというものです。

今回使用したのはこちらの2品。合わせて2000円ちょいです。

建築の友:かくれん棒 プロ:電熱補修コテ AH-25

建築の友
かくれん棒 プロ
電熱補修コテ AH-25
実勢価格:1717円
 

建築の友:かくれん棒 プロ:耐熱保護ジェル AH-21

建築の友
かくれん棒 プロ
耐熱保護ジェル AH-21
実勢価格:475円

 

それでは、どの程度キズが隠せるものなのか、実際の作業工程の様子を含めてお伝えします。

[before]

 

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こちらは編集部員宅の床です。今回のために傷つけたのではなく、元からついていたものです。なお、実家の部屋ですのでご安心を(?)。

[作業中]

 

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まずは「耐熱保護ジェル」を塗ります。特に難しさはありません。

[after]

 

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電気ゴテを押しあて、ジェルを密着させると、もう既にパッと見では気がつかないレベル。

100均などで見かけるクレヨンタイプの補修剤より若干手間はかかりますが、擦ってもはがれにくいのが特徴です。

木目が不自然になっちゃった……という場合もありますが、そんな時はコレが効きます。

建築の友:かくれん棒 プロ:木目書きペン:2P AH-24

建築の友
かくれん棒 プロ
木目書きペン 2P AH-24
実勢価格:498円

 

色味はブラックとダークブロンズです。床だけでなく家具などにも使用できます。

  イメージ2

木目に合わせて描いていきます。あまりやり過ぎると逆に不自然になるのでご注意ください。
 

壁紙に穴が! という場合は こちらがおすすめです

床だけではなく、じつは壁のクロスが……という場合は、「穴うめ職人」がオススメ。真っ白なホワイトから黄色がかったライトベージュまで揃っています。もし色が合わなくても重ね塗りできるので安心感があるのもポイント。

ハウスボックス:穴うめ職人:クロス用3本セット

ハウスボックス
穴うめ職人
クロス用3本セット
実勢価格:601円
 

壁紙に穴が! という場合はこちらがおすすめです イメージ

画びょうやフックの穴は、これで埋めると目立たなくなります!

賃貸の引っ越しや新築ホヤホヤのマイホームなど、壁や床のキズが気になる場面に、ホムセンなどで簡単に入手できる補修材がお役立ちすることは間違いありません。フル活用して、修繕費用を少しでもコストダウンしちゃいましょう。


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