すぐに使えなくなる充電池はいらない! 長時間使える物が欲しい!
繰り返し使える充電池は「ごみが出ない」「節約になる」というメリットがある一方、「充電してもすぐに使えなくなる」なんて声も聞かれます。
どうせ買うなら1回の充電でたっぷり使いたい!
そこで今回は、充電池19製品を徹底テストして、「持ち時間の長さ」だけを比較したランキングを制作しました。
今回は、コスパや充電回数は考慮せず、純粋に「持ち」だけを比較しました。
[今回テストした19製品です]
IKEA LADDA 2450
パナソニック【Amazon.co.jp限定】エネループ スタンダードモデル BK-3MCC
パナソニック【Amazon.co.jp限定】エネループ ハイエンドモデル BK-3HCD
パナソニック エネループ (スタンダードモデル) BK-3MCC
パナソニック エネループPRO (ハイエンドモデル) BK-3HCD
パナソニック 充電式エボルタお手軽モデル BK-3LLB
パナソニック 充電式エボルタスタンダードモデル BK-3MLE
TOSHIBA IMPULSE 高容量タイプ TNH-3A
EBL (スタンダードモデル)
EBL (ハイエンドモデル)
BONAI (スタンダードモデル)
BONAI (ハイエンドモデル)
TYBATT (スタンダードモデル)
TYBATT (ハイエンドモデル)
Amazon Amazonベーシック (スタンダードモデル)
Amazon Amazonベーシック (ハイエンドモデル)
日本トラストテクノロジー エネロング EL21D3P4
IKEA LADDA1000
ダイソー ReVOLTES
充電池の基本
比較テストの説明の前に、充電池とはどのようなものなのか確認しておきましょう。
充電池と使い捨て電池の違いは
充電池とは、大容量で繰り返し使用可能な電池です。充電池の形は単三型、単四型などがあり、通常の使い捨て電池と同じように各機器に入れて使うことが可能です。
使い捨て電池として代表的なアルカリ電池は、一度使い切ると二度と使用することができません。一方、充電池は充電することで数百回~千回にわたって使用可能です。
充電池の有名ブランドは?
有名ブランドとしては、国内大手電機メーカーパナソニックのエボルタ充電池やエネループ充電池、東芝のIMPULSEがあります。
充電池と充電器の分類は?
充電池には「ハイエンドモデル」と「スタンダードモデル」、「ニッケル水素電池」と「リチウムイオン電池」、充電器には「通常充電器」と「急速充電器」などの分類があります。
充電池と充電器のメーカーは同じものを揃えることが大切です。充電池は充電器とセットで販売されているもの、充電池だけで販売されているものがあります。
ニッケル水素電池とリチウムイオン電池がある
先ほども触れましたが、充電池には「ニッケル水素電池」と「リチウムイオン電池」があります。
一般的に、家庭用の充電池には、ニッケル水素電池が使用されます。ニッケル水素電池は、リチウムイオン電池に比べると価格が安い点がメリットです。
一方リチウムイオン電池は、価格が高い分性能が良く、大容量に使用する際に適しています。リチウムイオン電池を使う代表的な機器は、スマホやデジカメです。
その製品に充電池を使いたいのか確認しておきましょう!
充電池のメリットデメリット
使い捨て乾電池にするか、充電池にするかの判断材料にするため、充電池のメリットとデメリットを紹介します。
メリット:価格面やゴミの手間を省ける
充電池は、一本あたりの価格が使い捨て電池に比べると高い上に、充電器も購入しなければならないために初期費用がかかってしまいます。その分、何度も繰り返し使えるため、長く使えば使うだけお得になる点がメリットです。
また、使い捨て電池は使い切る度にゴミに捨てなければいけません。燃やせるゴミと異なり、電池は分類が面倒なことも多いです。充電池なら、捨てる機会が少ないためゴミ分別の手間を省ける上、環境にも配慮することができます。
デメリット:使えない機器もあるので注意
充電池は基本的には使い捨て電池と同じように使用することができます。しかし、電池容量が表示される機器や懐中電灯などの中には、一部充電池が使用できない商品がある点がデメリットです。
充電池セットを購入する前に、自分が使用する予定の機器は充電池に対応しているか必ず確認しておいてください。
今回は各製品の電圧を2回計測 一番持ちが良い充電池を探しました
今回は、充電池の持ち具合(1回フル充電した後、1本で持つ時間はどれくらいなのか)を比較しました。
今回用意した充電池は無作為で購入した単3型充電池2~6本入りのものとなります。
使用期限は全て同一ではありませんが、同時期に購入した製品を使用しており、長期保存後のものはありません。低容量~大容量タイプまで同一環境下で試験しています。
各社推奨の充電器で充電。その後、電池に一般的なLEDライト程度のダミー抵抗を接続し、電圧が1.0V(一般的に機器が動かなくなる電圧)に到達するまでの時間をデータロガで監視・記録。試験は2回行い、平均しました。
※充電を繰り返し、自然放電・劣化などが起きた場合、どれぐらいの期間充電池が使えるのか(電池寿命)については今回は対象としていません。今後改めて調査を予定しています。
はじめに発表しちゃいます! 1位は「エネループプロ」でした
パナソニック(Panasonic)
エネループ プロ BK-3HCD(Amazon限定)
ハイエンドモデル
実勢価格:1893円
電池容量はmin.2500mAhでストロボカメラ、デジカメ、携帯電話用の電池式充電器、ゲームリモコンなどの大きなパワーが必要な電子機器におすすめです。
こちらが19製品の検証結果をグラフにしたものです。製品を色ごとに示しており、1.0Vの時点で一番右にある曲線が、一番長持ちすることを表しています。このグラフで一番右にあるのが「エネループプロ」です。
「黒」のパッケージ、「プロ」というネーミングも惹かれます!
充電池は選び方 5つのポイントをご紹介
続いて、全体ランキングを紹介する前に、充電池を選ぶ際のポイントをざっとご紹介したいと思います。
ただし、繰り返しになりますが、今回のランキングは純粋に「持ち」を比較したものです。以下で紹介するポイントは未検証のため加味していません。あらかじめごご承知ください。
ポイント①:スタンダードかハイエンドか
数値による明確な区分はありませんが「低用量モデル、スタンダードモデル、大容量・ハイエンドモデル」が一般的に用いられるネーミングでの区分です。
基本的に容量による違いで、アルカリ乾電池と異なりパッケージに容量が書かれていますので、確認しましょう。
目安としては
低用量…リモコンなどの少量・短時間使用する製品(1000mAh程度)
スタンダード…おもちゃや幅広い対象に使用可能(2000mAh程度)
大容量…カメラ・ゲームリモコンなどパワーが必要・長時間使用する製品(2800mAh程度)
といった具合に、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
ただし、今回のテスト結果をご覧になるとわかる通り、容量と持ちの良さは比例しません。安い「2800mAh」の充電池がお買い得だと使ってみたら、国内ブランドの「2000mAh」よりも持ちが悪いということも。
ぜひ、今回の結果を参考にしてください!
ポイント②:液漏れ防止設計の有無
電池が液漏れして、カメラなどの大切な電化製品が壊れてしまった!
なんてことは絶対に避けたいものです。
充電池の性質上、完全に液漏れしないものはありませんが、液漏れ防止設計を工夫している製品があります。
パナソニック製品カタログ(https://panasonic.jp/catalog/ctlg/battery/battery.pdf)より
ポイント③:自然放電への対応
電池全体のデメリットとして挙げられるのが自然放電です。
新品であっても長期間使用していないとパワーが購入時よりも減ってしまいます。
今は、自然放電を出来る限り抑えてくれる充電池も販売されています。
何年後に何%の電池を維持出来ているのか、具体的な記載がされている場合はチェックしてみましょう。
パナソニック製品カタログ(https://panasonic.jp/catalog/ctlg/battery/battery.pdf)より
ポイント④:繰り返し充電回数
各社の規定条件で行った試験結果を元に、製品それぞれに「繰り返し回数」が記載されています。
容量が同じものを選ぶ際の目安にもなります。
ただし、実際自分が使う機器や状況によって差違があるので、その点は注意が必要です。
パナソニック製品カタログ(https://panasonic.jp/catalog/ctlg/battery/battery.pdf)より
ポイント⑤:電池の大きさ・サイズ
一般的に、「単3電池」「単4電池」と表示されている製品のサイズは同じです。
しかし、一部には若干太かったり、長かったりして、充電器や使用機器に収まらないものがあります。
製品説明のページにサイズが記載されていれば、現在使っているものと比較してみることをおすすめします。
また、充電池ではスペーサーを使って、単3電池を単1形や単2形として利用することができます(ただし、ハイエンドモデルのエネループなど、高容量充電池は電池形状の差により使用できないものがあります)。
特に災害時は、特定の電池が品切れになるということもありますので、そういった場合に重宝します。
パナソニック(Panasonic)
BQ-BS2
実勢価格:271円(2本入り)
パナソニック(Panasonic)
BQ-BS1
実勢価格:332円(2本入り)
まだまだある!後悔しない選び方
さらに確認しておきたいポイントがあります。充電池を購入する前にチェックしておきましょう。
うっかり放置には「放電の抑制性能」が重要
充電池には自然放電がつきものです。うっかり放置してしまって、使いたいときに使えない、という悔しい思いをした方もいるのではないでしょうか。そんな事態を防ぐためには、「放電の抑制性能」が高いと謳われている製品を選ぶのがおすすめです。
電池単体か、充電器付きかで選ぶ
充電池は、充電器付きで売っているだけでなく、電池単体でも購入できます。すでに持っている充電器を利用して、新しい充電池を買い足すことができるので、スペアの充電池を持っておくこともおすすめです。
用途に合わせて複数の充電池を購入するときには、あらかじめメーカーを統一しておき、同じメーカーの電池単体を単体追加購入していくのもアリです。
充電器も種類が豊富 持ち時間に差は出るのか
充電器は大まかに2種類あり、通常の時間をかける充電器と、早く充電したい方向けの急速充電器があります。
今回試験にあたって、通常・急速の2種類がある場合は、両方の充電器で充電して検証しました。
その結果、「充電器で持ち時間に差は出るのか?」という点では、同じ電池でも、急速の方が持った場合もあれば、通常の方が持った場合もありました。ただ、いずれも数分から最大で10分程度の違いでした。
いずれにせよ、今回の検証を見る限り、「持ち時間の差」を気にする必要はないと言ってよさそうです。
なお、今回両方の充電器を使用した場合、より良い平均値を出した方を最終結果としています。
一番長持する充電池は「エネループプロ」 パナソニックの中でも最強
パナソニック(Panasonic)
エネループ プロ BK-3HCD(Amazon限定)
ハイエンドモデル
実勢価格:1893円(4本組)
公称容量:2500mAh
充電可能回数:約500回
実勢単価:474円
▼計測結果
1.0Vになった時間:454分
見事、19製品中最も長持ちしたのは、エネループプロ(大容量)。
長持ちするだけでなく、使い始めから使えなくなる時まで安定したパワーを保っていました。
テスト結果を見ても、1.0V近くまで緩やかな下がり方をしていることがわかります。
透明の電池ケースに入っているのもうれしいポイント。
充電池はバラバラになりがちですが、ケースがあればスッキリ収納できます。
なお、公式サイトにもある通り、少電流域の時計やリモコンに使う場合は、ハイエンドのプロを選ぶ必要はありません。むしろ下位のエボルタの方がおすすめだったりもしますので、その辺は用途によってチョイスしましょう。
また、今回のパッケージはAmazon限定ですが、純正「エネループ プロ」とスペックも値段もほぼ一緒です。通常パッケージ版の「エネループ プロ BK-3HCD」もテストしましたが、ほぼ同じ結果でした。「Amazon限定版」と「通常版」の違いはパッケージとケースの有無です。
パナソニック(Panasonic)
エネループ プロ BK-3HCD/4C
ハイエンドモデル
実勢価格:1669円(4本組)
公称容量:2500mAh
充電可能回数:約500回
実勢単価:417円
▼計測結果
1.0Vになった時間:451分
2位は予想外のTYBATT 充電池の新コスパ王に決定!
POWERAXIS
TYBATT
ハイエンドモデル
実勢価格:1599円(8本組)
公称容量:2800mAh
充電可能回数:約1200回
実勢単価:200円
▼計測結果
1.0Vになった時間:451分
第2は、TYBATTの充電池でした。
1本200円という低価格にもかかわわらず、放電テストではエネループプロに次ぐ結果でした。
スペック面では
・「2年間放置しても約80%の高容量を保持」という放電抑制機能
・エネループプロの「充電回数500回」を超える「1200回」
などと文句無し。ただし、今回はテストをしていませんので、あくまでスペック上という点は強調しておきます。
今後、その辺も詳しくテストしていきたいと思います。
いずれにせよ、今回のテストでは実際に2番目に長持ちでした。価格を考えると、非常にコスパに優れていると言えるでしょう。
前回の充電池コスパ王者のIKEAの実力 安くて長持ちなLADDA2450
イケア(IKEA)
LADDA 2450
ハイエンドモデル
実勢価格:799円(4本組)
公称容量:2450mAh
充電可能回数:約500回
実勢単価:200円
▼計測結果
1.0Vになった時間:431分
200円という価格やイケアブランドの信頼性、CEマーク付きの安心感を考慮するとかなりコスパは高いと言えます(CEマークとは、製品をEU加盟国へ輸出する際に定められた安全基準条件を満たしていることを証明するマークです)。
4位: 値段×持ち時間×日本メーカーの良バランス 1円あたりの使用時間はトップのIMPULSE
東芝(TOSHIBA)
IMPULSE TNH-3A
実勢価格:661円(4本組)
公称容量:2400mAh
充電可能回数:約500回
実勢単価:166円
▼計測結果
1.0Vになった時間:430分
日本メーカーの充電池とは思えないほどの低価格。1円あたりの使用時間では2.606分と堂々のトップ。こちらもコスパNo.1充電池といえるでしょう。
オシャレな配色で高級感すら感じます。
電池容量も持ち時間も十分、スペックもエネループプロとほぼ変わらない内容で隠れたコスパ王とも言えます。
知っている日本メーカーで、出来るだけ安い充電池が欲しい方にはおすすめです。
5位: AmazonPB商品のHR-3UTHA-AMZN 合格点レベルのスペックとテスト結果
アマゾン(Amazon)
HR-3UTHA-AMZN
ハイエンドモデル
実勢価格:1034円(4本組)
公称容量:2400mAh
充電可能回数:約500回
実勢単価:259円
▼計測結果
1.0Vになった時間:416分
放電抑制性能あり、生産は日本、Amazonベーシック1年保証もあるため安心感もあります。
商品ページには「カメラのストロボは何回使えるか」「ラジオや電動歯ブラシは何時間使えるのか」と言う具体的な使用可能時間の例が載っていて参考になります。
6位: 容量は2800mAhながら
持ち時間の結果は並だったEBL
EBL
EB-81122
ハイエンドモデル
実勢価格:1599円(8本組)
公称容量:2800mAh
充電可能回数:約1200回
実勢単価:200円
▼計測結果
1.0Vになった時間:400分
電池容量2800mAhのトップレベルの大きさですが、テスト結果は今回ラインナップの中間に。
製品説明に「低自己放電技術」「1年間制限の保証」「液漏れ防止」などのサポート面の充実さがアピールされています。
ただ、気になるのは届いた時点の容量が50~60%の可能性があるという事で、高レベルの自然放電抑制技術ではないことが予測されます。
7位: スタンダードモデル内では
エボルタが第1位の成績
パナソニック(Panasonic)
エボルタ BK-3MLE
スタンダードモデル
実勢価格:1280円(4本組)
公称容量:1950mAh
充電可能回数:約1800回
実勢単価:320円
▼計測結果
1.0Vになった時間:373分
パナソニックの充電池といえば「エボルタ」と「エネループ」。よく、どちらにしたらいいのか迷われる方も多いこの2大ブランド。
今回の長持ちさのテストからは
エネループプロ(ハイエンド) > エボルタ(スタンダード )> エネループ(スタンダード)> エボルタ(お手頃)
という結果でした。
電池容量の大きさ順そのままなので、購入の際に参考にしてください。
8位: エネループの標準モデルは
第8位にランクイン
パナソニック(Panasonic)
エネループ BK-3MCC
スタンダードモデル
実勢価格:1280円(4本組)
公称容量:1900mAh
充電可能回数:約2100回
実勢単価:320円
▼計測結果
1.0Vになった時間:363分
今回のテストでは、大容量モデルのプロとスタンダードモデルの持ち時間の差は約90分でした。
また、念の為、Amazon限定モデルも計測しました。参照ください。
パナソニック(Panasonic)
エネループ BK-3MCC(Amazon限定)
スタンダードモデル
実勢価格:1080円(4本組)
公称容量:1900mAh
充電可能回数:約2100回
実勢単価:270円
▼計測結果
1.0Vになった時間:355分
9位: 1本から購入できる
エネロングが9位にランクイン
日本トラストテクノロジー
エネロング EL21D3
実勢価格:175円
公称容量:2100mAh
充電可能回数:約1000回
実勢単価:175円
▼計測結果
1.0Vになった時間:362分
アマゾンなどで販売されていまが、バラ売りもされているのが特徴的です。
1本だけ欲しいという方にはおすすめです。
10位: ハイエンドとスタンダードの 差は2分だったBonaiは10位
BONAI
2A-8-2800
ハイエンドモデル
実勢価格:1529円(8本組)
公称容量:2800mAh
充電可能回数:約1200回
実勢単価:192円
▼計測結果
1.0Vになった時間:354分
11位のBonaiスタンダードモデルとほぼ同じ結果に。わざわざハイエンドを購入する必要性を見つけるのが難しくなる結果でした。
11位: 新興ブランドのスタンダード品
の中ではトップのBonai
BONAI
BN-AA
スタンダードモデル
実勢価格:1299円(8本組)
公称容量:2300mAh
充電可能回数:約1200回
実勢単価:163円
▼計測結果
1.0Vになった時間:352分
アマゾンでの新興ブランドのスタンダードモデルの中では、もっともよい成績でした。
12位: セールが狙い目?
通称アマループは12位でした
アマゾン(Amazon)
Amazonベーシック
HR-3UTG-AMZN
スタンダードモデル
実勢価格:793円(4本組)
公称容量:1900mAh
充電可能回数:約1000回
実勢単価:198円
▼計測結果
1.0Vになった時間:338分
13位: TYBATTハイエンドは2位でしたが スタンダードはふるわず13位
POWERAXIS
TYBATT
スタンダードモデル
実勢価格:1280円(8本組)
公称容量:2000mAh
充電可能回数:約1200回
実勢単価:160円
▼計測結果
1.0Vになった時間:325分
14位: 2000mAhという容量のわりに
持ち時間が短いEBL
EBL
EB-81113
スタンダードモデル
実勢価格:1980円(12本組)
公称容量:2000mAh
充電可能回数:約1200回
実勢単価:165円
▼計測結果
1.0Vになった時間:305分
15位: 100均充電池は15位
1300mAhとしては健闘
ダイソー(DAISO)
ReVOLTES
スタンダードモデル
実勢価格:108円
公称容量:1300mAh
実勢単価:108円
▼計測結果
1.0Vになった時間:264分
16位: 1000mAhというスペック通り
16位という結果でした
パナソニック(Panasonic)
エボルタ BK-3LLB
お手軽モデル
実勢価格:1069円(4本組)
公称容量:1000mAh
充電可能回数:約4000回
実勢単価:267円
▼計測結果
1.0Vになった時間:202分
リモコンなど、消費電流が少なく、長い間入れっぱなしにするようなものには、信頼のパナソニックがおすすめです。
17位: 最安値・最低容量1000mAhで最下位
100均より安いIKEA LADDA1000
イケア(IKEA)
LADDA1000
スタンダードモデル
実勢価格:399円(4本組)
公称容量:1000mAh
充電可能回数:約1500回
実勢単価:100円
▼計測結果
1.0Vになった時間:195分
充電式電池の売れ筋ランキングもチェック!
充電式電池のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
おわりに
以上、持ち時間に注目して充電式電池を評価しました。
パナソニックのエネループプロが最強である一方、Amazonの新興ブランドも健闘していました。
容量としては、2000mAh以上のものが上位を占め、1000mAh以下のものは「持ち」という観点では下位という結果に。
ただ、新興メーカーの電池の中には、2800mAhと表記しているにもかかわらず結果が伴わないものもあり、単純に容量だけで選べないということがわかりました。
電池容量は一つの指標と捉えて、ぜひ、今回のランキングを参考に選んでみてくださいね。
検証協力:国枝聡子