「打つとき気にならない」を最重視!

ティーは極シンプルなものから、機能性が高いものまでさまざま。サイズ感が大きいものやデザインがハデなものは、打つとき気になることも。

アベレージゴルファーのうちは、見た目がシンプルなものを選ぶのがベター。ティーには設置方法によっていくつか種類があります。

おもなティーの種類

木製ティー

見た目も構造もシンプル。存在感がなく、ショットに集中できます。

かさばらないためポケットに複数入れて持ち運べます。あらゆるティーのなかでもっとも安価ですが、破損しやすいの
が弱点。

プラスチックティー

木製よりも高価ですが、折れにくいため経済的。いつも同じ高さで打てるよう、ラインを引いたものや段付きのもあります。

赤やオレンジなどの色なら芝の上で目立つため、ショット後に見つけやすいです。

首振りティー

ボールを置くヘッド部分がしなり、インパクト時の抵抗が少なくなります。振り抜きが良いため、多少飛距離アップが期待できます。

ヘッドの首振りによってティーが飛びにくく、紛失しにくいメリットも。

マグネットティー

地面に挿す杭の部分とヘッド部分が磁石で結合され、インパクト時に分離。抵抗が少なく、振り抜きやすくなっています。

杭とヘッドはヒモで連結されているので、ティーが飛んでいってしまうことが少ないです。

置くティー

自立するため、地面に挿す必要がありません。冬場など地面が硬いときでも、スムーズにボールをセットできます。

どれもサイズが大きく、打つとき気になったり、かさばりやすくて持ち運びしにくいのがネック。

ティーアップは“普通の高さ”がいちばんいい

ティーアップを高めにしたり低めにしたりすると、トップ、ダフり、テンプラなどのリスクが高くなります。

アベレージゴルファーのうちは、いつも普通の高さで打つようにしましょう。

ドライバー用のティーアップ

フェースのトップからボールが頭半分出る状態が理想。高すぎるとボールが上がりすぎて飛距離が低下しますし、低すぎるとトップやダフりのリスクが高くなります。

アイアン用のティーアップ

ティーがわずかに見える程度の高さがベスト。低すぎるとダフりやすくなりますし、高すぎるとすくい打ちしやすくなります。

100切りを目指すゴルファーはどんなティーを選ぶべき?

ゴルフのティーは、じつに多種多様。100切りを目指すゴルファーがティーを選ぶときは、どんなポイントに着目すべきか、鳥井ティーチングプロに解説してもらいました。

ポイント1「打ちやすさ」

鳥井ティーチングプロがサイズやデザインが異なる10種類のティーを使ってショット。それぞれ打ちやすさをチェックしました。

[配点:40点]

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

初心者ほどボールに当てることを意識しがちですが、インパクトは単なる通過点。当てる意識が強いと、よけいな力が入ったり、インパクトで体が止まりやすくなります。サイズが大きい、あるいはデザインがハデなティーは、ボールに意識が向かいやすく、ミスショットを招きやすくなります。打つとき気にならないシンプルなティーを選ぶようにしましょう。

ポイント2「高さ調整のしやすさ」

常に同じ高さで打てるよう配慮されているかどうかをチェック。自立式のティーや、高さ調節がしやすいティーほど高評価しました。

[配点:20点]

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

ティーの高さがホールごとにバラバラだと、トップやダフり、テンプラなどのリスクが高くなります。
ショットを少しでも安定させるため、ティーの高さはいつも同じにしましょう。毎回、同じ高さにできる機能があると便利です。

ポイント3「振り抜きやすさ」

鳥井ティーチングプロが実際にティーを使用してボールを打ち、それぞれ振り抜きやすさを評
価しました。

[配点:20]

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

ヘッド部分がしなったり、外れたりするティーは、インパクト時の抵抗を少なくしてくれます。
通常のティーより、わずかですが飛距離が伸びるでしょう。振り抜きやすいほど心地良さがあり、メンタル面にもプラスです。

鳥井ティーチングプロのほか、編集部のアベレージゴルファーも、今回紹介するティーを実際に使用。スムーズにセットアップできるかチェックしました。

[配点:20]

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

芝に挿しにくかったり、ヘッドからボールが落ちやすいティーは、よけいな時間と労力がかかります。それが毎回続けばストレスになり、スイングに影響を与える可能性も。スムーズにティーアップできるものを選びましょう。

それではランキングスタートです!

【1位】存在感が薄くて集中できる
インパクト時の抵抗も少ない!

ダイヤ
ユニバーサルティーライン TE-448
購入価格:270円(10本)
1本あたりの価格:38.5円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ロング: 78mm: ポリエチレン: 白(緑&ピンクもあり): あり(目盛り式)

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 40/40点
  • 高さの調整しやすさ: 12/20点
  • 振り抜きやすさ: 15/20点
  • ティーアップのしやすさ: 17/20点
  • 総合: 84/100点

プラスチック製なので折れにくく経済的。台座の面積を一般的なウッドティーの2.5倍ほど大きくし、ボールを置きやすいよう配慮しています。

杭の部分には4本のラインが惹かれていて、正確な高さでティーアップできるようになっています。

見た目も構造もシンプルながら、扱いやすさと打ちやすさが◎で、見事1位を獲得!

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

適度な硬さがあり、芝にとても挿しやすいです。台座の部分も広く、ボールが置きやすいのも良い点です。ヘッドが大きいティーは、インパクト時の抵抗が強くなりがちですが、この製品は問題なく振り抜けました。目盛り付きで高さを一定にしやすいのも良いところ。アベレージゴルファーはもちらん上級者でも使いやすい良質なティーだと思います。

マグネット式で振り抜きやすさ抜群!
名門ブランドの底力を感じる逸品

ブリヂストン
マグネットティー ミドル
購入価格:400円(3本)
1本あたりの価格:133円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ミドル: 80mm: ポリウレタン、ポリプロピレン、磁石、ポリカーボネイト、ナイロン: 赤、青、黄: あり(段差式)

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 33/40点
  • 高さの調整しやすさ: 15/20点
  • 振り抜きやすさ: 19/20点
  • ティーアップのしやすさ: 15/20点
  • 総合: 82/100点

ヘッドと杭の接合部にマグネットを使用。インパクト時の抵抗が少なく、スムーズに振り抜けるようになっています。ヘッドと杭はヒモで連結しているため、クリーンに打てばティーが飛んでいきません。段差付きなので、毎回同じ高さで打てるのも魅力。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

マグネットティー特有の振り抜きやすさを感じられる製品です。比較的芝に挿しやすいですし、ボールが台座から落ちてしまうことも少ないと思います。悪目立ちしないデザインも良いと思います。ただ、結合部のヒモがすぐに取れてしまい、元に戻せないとの声が多く、耐久性に少し不安があります。

ビッグドライブに貢献してくれる!

ダイヤ
エアロスパークティー ロング TE-708
購入価格:390円(3本)
1本あたりの価格:130円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ロング: 84mm: ポリエチレン形樹脂、ポリプロピレン、エラストマー: 紫、緑、ピンク: 段差式

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 32/40点
  • 高さの調整しやすさ: 15/20点
  • 振り抜きやすさ: 20/20点
  • ティーアップのしやすさ: 14/20点
  • 総合: 81/100点

累計5000万本以上も販売されている人気シリーズ。ヘッドが360度首振りする構造になっていて、インパクト時の抵抗を減らしてくれます。

ティーが飛びにくく探す手間を省ける、段差付きで毎回同じ高さにティーアップできる、など機能性が高い製品。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

首振り機能があるため、気持ち良く振り抜けます。比較的シンプルなデザインなので、打つときに気になりません。芝に挿しやすく、ボールも置きやすいため、スムーズにティーアップできるでしょう。杭部分を全部挿すだけで、毎回同じ高さにセットできるのも魅力です。使用しているゴルファーを多く見かけますが、人気が高いのも頷けます。

4位: 自分好みの高さをキープできる
アジャスターが便利

ダイヤ 
トマホークティー ロング TE-500
購入価格:453円(6本)
1本あたりの価格:76円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ロング: 80mm: 樹脂、ポリカーボネート: 黄、緑、ピンク、赤、青、紫: あり(ネジ式)

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 32/40点
  • 高さの調整しやすさ: 15/20点
  • 振り抜きやすさ: 20/20点
  • ティーアップのしやすさ: 12/20点
  • 総合: 79/100点

アジャスターをネジのように回すことで、ティーアップの高さを上下10mm調節できます。台座は王冠のようなデザインで、ティーアップ時にボールが落ちにくくなっています。

ヘッドは素材が柔らかいうえ、首振り機能付き。飛距離アップに貢献してくれます。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

全体的に柔らかいため、冬場や日陰など地面が硬いティーグランドでは挿しにくいです。その反面、振り抜きはとても良いです。構えたとき、ティーが気になることもありませんでした。アジャスターを回して、高さを変えられる&維持できる機能も高評価です。

5位: セットアップが難しいけれど
打ちやすさ&振り抜きやすさはパーフェクト

ヒッツ
NANAMEッティ プラス
購入価格:1008円(5本)
1本あたりの価格:202円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ロング: 73mm: ABS樹脂: 白: あり(目盛り式)

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 40/40点
  • 高さの調整しやすさ: 12/20点
  • 振り抜きやすさ: 20/20点
  • ティーアップのしやすさ: 6/20点
  • 総合: 78/100点

18~30度、前方に傾けてティーアップするのが特徴。スピン量が減り、飛距離がアップするとされています。台座部分にT字が印刷されていて、ターゲットに向けてセットしやすくなっています。杭の部分には、高さを3段階に調節できるガイドライン付き。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

斜めに傾いていますが、見た目がシンプルなこともあり、ショットの際は気になりません。とても振り抜きやすく、性能の高さを実感できました。ただし地面に対して斜めに挿さなければならないので、慣れるまではティーアップに時間がかかってしまいます。

6位: 王道のゴルフティーはシンプルで
やっぱり使いやすい!

タバタ
ウッドティー ロング
購入価格:660円(60本)
1本あたりの価格:11円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ロング: 70mm: 木: 薄茶: なし

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 40/40点
  • 高さの調整しやすさ: 4/20点
  • 振り抜きやすさ: 16/20点
  • ティーアップのしやすさ: 17/20点
  • 総合: 77/100点

スリムかつ単純構造なので、片手でボールと一緒に持ち、そのまま芝に挿せます。ポケットに5、6本入れてもかさばりません。1本あたり11円と非常に安価。土に還りやすい素材なので、紛失した際、環境にやさしいのもポイント。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

最近はあまり見なくなっているウッドティーですが、芝に挿しやすく、振り抜きやすいです。見た目も構造もシンプルで、ティーの存在感がなく、ショットに集中できます。ただし、もっとも折れやすい素材のティーであるため、こまめに買い足す必要があるのも事実です。

7位: 存在感がありすぎだけど
一瞬でティーアップできるのは魅力

ライト
三段ティー T-318
購入価格:599円(2個)
1本あたりの価格:300円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ショート~ロング: 20~40mm: シリコン樹脂: オレンジ、青: あり(変形式)

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 16/40点
  • 高さの調整しやすさ: 20/20点
  • 振り抜きやすさ: 16/20点
  • ティーアップのしやすさ: 20/20点
  • 総合: 72/100点

塔のような形状で自立が可能。芝に挿す必要がなく、スムーズにティーアップできます。素材はシリコン製で柔らかく、クラブのヘッドに傷が付きません。また、押したり引っ張り上げたりすることで、ティーの高さを20、30、40mmの3段階に変えられます。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

地面に挿す必要がないため、凍っている冬場のティーグランドでは活躍すると思います。高さが変えられたり、たたんでポケットに収納しやすくしているなど、よく考えられたティーです。常に同じ高さで打てるのもグッド。ただ、サイズが大きいうえに不格好で、ティーの存在が気になりやすく、打ちづらさを感じます。

8位: マグネット式で壊れにくいうえ
ティーが飛ばないから末永く使える

Obeto
マグネットティー
購入価格:899円(4本)
1本あたりの価格:225円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ショート&ロング: 80mm: ポリウレタン、ポリプロピレン、磁石、ポリカーボネート、ナイロン: 赤、青: あり(段差式)

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 26/40点
  • 高さの調整しやすさ: 15/20点
  • 振り抜きやすさ: 14/20点
  • ティーアップのしやすさ: 11/20点
  • 総合: 66/100点

ショートティーとロングティーがヒモで連結されているユニークな製品。ダフったときもティーが飛んでいかず、紛失する心配がありません。ロングティーはヘッドと杭の接合部にマグネットを使用。インパクト時の抵抗を軽減するほか、ティーの破損も防ぎます。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

2つのティーがヒモでつながっているため、ティーがよく飛んで紛失してしまう人には、魅力的かもしれません。ただ、ティーを2つ挿すのは面倒です。マグネットティーなので振り抜きが良さそうですが、少し抵抗を感じました。ギラギラと目立つデザインなのも気になります。

8位: お椀のようなユニークヘッドは
メリットもデメリットもあり

ダイヤ
トマホークティー SPX TE-505
購入価格:441円(3本)
1本あたりの価格:147円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • ロング: 80mm: ポリエチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂: 緑、ピンク、黄: あり(ネジ式)

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 24/40点
  • 高さの調整しやすさ: 15/20点
  • 振り抜きやすさ: 12/20点
  • ティーアップのしやすさ: 15/20点
  • 総合: 66/100点

樹脂製の台座は直径28mmもあり、カップのような形状。ティーアップ時にボールをスムーズに乗せられます。ボールが落ちにくいため、打ち出し方向に斜め挿しをすることも可能。杭にはアジャスターが付いていて、ティーの高さを上下10mm変えられます。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

全体的に柔らかく、芝に挿しにくいのが気になります。台座がカップになっているため、ボールを乗せやすいのは良い点。多少斜めに挿してしまってもボールが落ちにくく、ティーアップが得意でない人には助かります。ただし、台座の面積が大きいゆえ、振り抜きにくいという弱点もあります。

10位: 常に同じ高さで打てるけど
ボールと一緒にティーも飛んでしまう

ライト
Put tee T239
購入価格:825円(2個)
1本あたりの価格:413円

▼スペック

  • タイプ: 全長: 素材: 色: 高さ調整機能
  • L(ロング): 39mm: ウレタンエラストマー、ポリカーボネート: 黄: なし

▼採点結果

  • 打ちやすさ: 8/40点
  • 高さの調整しやすさ: 20/20点
  • 振り抜きやすさ: 17/20点
  • ティーアップのしやすさ: 20/20点
  • 総合: 65/100点

地面に挿さず、置くタイプのティー。セットアップが簡単なうえ、毎回同じ高さで打つことができます。軽いためインパクト時の抵抗が少なく、「平均飛距離3.9ヤードUP」を謳っています。ヘッドはウレタン樹脂で柔らかく、壊れにくいのが魅力。

鳥井悠治 プロ
日本プロゴルフ協会ティーチングプロ
鳥井悠治 プロ のコメント

置くタイプのうえ軽いため、振り抜きやすいです。しかし、飛んでいってしまいやすいので、探すのが大変。また、独特の形状が気になり、ショットに集中できない印象です。サイズが大きいため、ポケットに入れづらいのもネックだと思います。「三段ティー」同様、地面が硬い冬場などは、重宝するでしょう。

以上、おすすめのゴルフティーランキングでした。