キャンプブームとともに注目が集まる“焚き火”

キャンプブームとともに注目が集まる“焚き火”

キャンプの醍醐味といえば、焚き火ですよね。揺れる焚き火の炎を見ていると、それだけで癒されます。

最近は、自然の中にある素材を使って、自然の中で過ごす知恵を身につけるアウトドアスタイル“ブッシュクラフト”台頭の影響からか、斧で薪割りをして準備した薪を使い火をおこす、手間のかかる本格的な焚き火も人気を集めています。

ただ、初心者にとって、斧で薪割りからの焚き火はややハードルが高いかもしれません。しかし……。

「より本格的な雰囲気を味わいたい!」
「豪快に木を割ってみたい!」
「焚き付け用の細い薪だけでも、斧を使って準備したい」

なんて、本格アウトドアを志す人には、斧で薪割りはぜひ推したいテーマなんです。

ということで今回は、薪割りに欠かせない斧の基礎知識をお伝えするとともに、初心者向けのコンパクトな斧のランキングも公開します!

割る木や使用シーンによって適する斧の種類は異なる

割る木や使用シーンによって適する斧の種類は異なる

斧には、大きく分けて「和斧」と「洋斧」の2種類があります。

少々乱暴な分け方ですが、和斧は、スギやヒノキなど木目がスッキリした針葉樹を割るのに適しており、洋斧は、ブナやコナラなど木目が曲がりやすい広葉樹や外国の硬い木材を割るのに最適です。

キャンプ場で使うなら柄の長い斧よりコンパクトな手斧が◎

キャンプ場で使うなら柄の長い斧よりコンパクトな手斧が◎

私有地で使うのであれば道具のサイズは問いませんが、キャンプ場や山といった出先で使うのであれば、道中でかさばらず持ち運びしやすいものがよいでしょう。

大きなサイズの斧を子どもが持つと、こんな感じ。

キャンプ場で使うなら柄の長い斧よりコンパクトな手斧が◎

柄の長い斧は初心者は扱いにくいため、安全性も考慮すれば、小回りの利く手斧がおすすめです。

市販の薪を割るなら手斧で十分!

市販の薪を割るなら手斧で十分!

西洋では斧は「アックス」と呼ばれ、コンパクトサイズの手斧は「ハンドアックス」「ハチェット」などと呼ばれています。

国内のキャンプ場やホームセンターで販売されているようなサイズの揃った薪を細かく割るならば、手斧で十分に割ることができます。

こちらを踏まえて、今回はキャンプでの薪割りにおすすめの手斧をご紹介していきます!

さっそくですが結果発表! 1位は「ハルタホース」でした

ハルタホース (Hultafors):スカウト 840025 H006SV:剪定用具

ハルタホース (Hultafors)
スカウト 840025 H006SV
実勢価格:8390円

結論から言えば「ハルタホース (Hultafors)」の手斧がおすすめです。

ハルタホースはスウェーデンで最も有名な工具メーカーのひとつ。特筆すべきは柄との取り付け部分。独特の加工によりヘッドがゆるむことがなく、安全・安心に使えます。

またアッキスヘッドには良質の鋼材を使用。優れた品質を持つ手斧だと言えます。

とはいえ、ユーザーによって製品に求めるものが違うため、2位以下の製品が購入候補に上がる可能性もありますよね。

まず、ランキングの前に、手斧の基礎知識から見ていきましょう!

初心者は絶対におさえておくべき手斧を扱う際の注意点

服装はなるべく厳重に! 長袖長ズボン・手袋を着用する

服装はなるべく厳重に! 長袖長ズボン・手袋を着用する

割れた薪が飛んできてケガしてしまう可能性もあるため、薪割りのときは長袖長ズボン、手袋、そしてゴーグル着用を推奨します。くれぐれもサンダル、短パンなど軽装ではやめてください。

ワイルドを勘違いして大きく振りかぶるのはNG

ワイルドを勘違いして大きく振りかぶるのはNG

薪を割るときは、遠心力で振りすぎないように注意が必要です。大きく振りかぶるのではなく、刃先を真下に落とす感覚でいきましょう。

斧を扱うときには振り下ろした先に注意!

斧を扱うときには振り下ろした先に注意!

扱い方を間違えれば、死にもつながりかねないのが斧。たとえば写真のような態勢は、空振りして、太ももの頸動脈に刃先が当たる危険性があるので絶対に避けてください。台の高さや椅子の高さを調整してください。

斧を扱うときには振り下ろした先に注意!

一方、安全なのが足を斧の軌道から外した態勢。これなら空振りしても足を直撃することがありません。斧を扱うときは体勢に十分気をつけてください。

使用時に一番怖いのは「刃が柄から外れる」こと

斧を使っていてとくに気をつけたいのが、刃が外れることです。

取り付け部分の緩みに気が付かずに斧を振り下ろすと、刃先が外れて予想もしない方向に飛んでいってしまいます。外れないとしても、刃先には人がいないことを確認しながら使用しましょう。

最悪の場合周囲の人に直撃して大けがをさせてしまうことも。

使用時に一番怖いのは「刃が柄から外れる」こと

そのため使用前に刃の緩みをチェックするのはもちろんのこと、購入時に抜けや緩み対策がしっかり行われているモデルを選ぶことが重要です。

使用時に一番怖いのは「刃が柄から外れる」こと

写真の2つの斧は柄の頭の部分にくさびが打ち込まれています。こうしたモデルなら取り付け部は緩みにくいと言えます。木製柄の場合は、緩んだら柄を叩いて締めることができます。

使用時に一番怖いのは「刃が柄から外れる」こと

このような柄と取り付け部が一体化したものなら、刃先が外れる心配がありません。扱いに慣れていない人はこのタイプを選ぶと良いでしょう。

初心者には扱いやすい樹脂製がおすすめ

初心者には扱いやすい樹脂製がおすすめ

木製の柄の場合は、寒暖差によってくさびがグラグラしてしまう危険性があり、斧を振り下ろしたときに、刃先がすっぽ抜けてしまう事故も。また、柄の部分を薪に強打してしまい、折ってしまうことも多々あります。

手入れに自信のない初心者には、柄が収縮しにくい樹脂製タイプをおすすめします。樹脂製の柄は軽量なため、先端の刃部分との重量バランスがよく、少ない力で薪を割れることが多いでしょう。

安全のためにカバーも一緒に購入しておこう!

安全のためにカバーも一緒に購入しておこう!

斧が危険なのは、薪割りをしているときだけではありません。持ち運ぶときや、保管しておく時にカバーをしておかないと、鋭い歯にうっかり触れて指を切ってしまうなんてことも。

斧の中にはカバーが付属してないものもあるので、商品情報で確認が必要です。付属していない場合は下記のようなホルダーセットを併せて購入すると良いでしょう。

安全のためにカバーも一緒に購入しておこう!

TOURBON
斧ホルダーセット
実勢価格:2590円

ホルダーはベルトに取り付けることもできるので非常に便利。

安全のためにカバーも一緒に購入しておこう!

上写真は今回紹介するがガーバーの手斧にカバーとホルダーを取り付けてみたところです。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

ソロキャンプならば、ワイルドに丸太に突き刺して置いておいてもよいかもしれませんが、一般的なキャンプ場で刃を出したまま放置しておくのは、思わぬ事故を招くかもしれませんので、オススメしません。面倒がらずに、使用したら毎回カバーをつける。できれば、ケースに戻すのがいいと思っています。

手斧を選ぶポイントは?プロが実際に試してみました!

手斧を選ぶポイントは?プロが実際に試してみました!

手斧の種類、薪割りの注意点がわかっても、なにぶん馴染みのないアイテムなので、選ぶのは大変ですよね。

そこで、アウトドアのプロ・義村貞純さんに、初心者に扱いやすい手斧を選んでもらい、実際に薪を割って検証してみました。

今回は、手斧を使って初めて「薪割り」に挑戦する人向けに、操作性、手入れ・携帯、フェザリング、刃の研ぎやすさ、デザインの5つに分けて、手斧選びのポイントをご紹介します。

【ポイント1:操作性】握りやすさ・振りやすさ

【ポイント1:操作性】握りやすさ・振りやすさ

重要なのは、薪が割りやすいかどうか。グリップや刃の重さによって、握りやすさ・振りやすさに差がでてきます。

手斧の寸法・重量を実測するとともに、それぞれの手斧で薪を割ってみました。
[配点50点]

【ポイント2:安全性】刃先が外れにくいかどうか

【ポイント2:安全性】刃先が外れにくいかどうか

初心者が扱うには作り自体が安全な斧でなければなりません。そこで今回は取り付け部がしっかりしていて緩みにくいか、刃先が外れにくいかを入念にチェックしました。

長さについては、長くて重い斧のほうがパワーもあり、硬い大きな薪も割ることができます。が、ここでは、初めての一本、なおかつキャンプで、という使用を想定してランキングします。

また、手斧は持ち運びや保管にも気をつけなければなりません。付属の携帯ケース(シース)が携帯に便利か、安全に運べるかも選ぶポイントになります。
[配点20点]

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

刃物を扱う場合にはインチ(2.54cm)が、なんとなく国際標準な気がします。元々は親指の太さが1インチなので約38cm(38.1cm)の斧は15インチの斧と言い換えられます。14インチの斧は、35.56cmです。

【ポイント3:デザイン】いまの流行は木製の斧

【ポイント3:デザイン】いまの流行は木製の斧

ソロキャンプやブッシュクラフトなどの流行で最近では自然の中でも違和感のない、つまり樹脂製より木製の斧が人気となっています。今回はそういた流行も考慮に入れ、デザイン性を採点しました。
[配点:20点]

【ポイント4:フェザリング】買ったばかりの刃の切れやすさ

【ポイント4:フェザリング】買ったばかりの刃の切れやすさ

買ったばかりの刃の切れ味も気になるところではないでしょうか。焚き火の火付け役となるフェザースティックをつくって、切れ味の違いを確認しました。

初心者は刃を研がずに使う人も多くいるので、今回は新品を箱から取り出した状態で比べています。
[配点10点]

それでは、お待たせしました。斧21製品のランキングをご覧ください!

にぎりやすく手にしっくりくる「ハルタホース」

ハルタホース (Hultafors):スカウト 840025 H006SV:剪定用具

ハルタホース (Hultafors)
スカウト 840025 H006SV
実勢価格:8390円

サイズ : 38cm
重量 : 900g

▼検証結果

  • 操作性: 49/50点
  • 安全性・使い勝手: 19/20点
  • デザイン: 19/20点
  • フェザリング: 9/10点
  • 総合: 96/100点

冒頭でもお伝えしていましたが、21製品中、第1位となったのはハルタホース (Hultafors) 「スカウト 840025 H006SV」でした。高評価となったポイントを詳しく見ていきましょう。

ポイント1:切れ味が軽くて抜群

ポイント1:切れ味が軽くて抜群

切れ味が軽くて抜群の斧です。軽すぎず、重すぎず、で初心者にはちょうど重さ。長さは38cmで扱いやすいサイズ。柄も握りやすく手にしっくりとくる感じです。

ポイント2:高級感が漂うケース

ポイント2:高級感が漂うケース

しっかりと刃を包み込んでくれるケース。革製で高級感が漂います。収納もワンタッチでできて便利です。

ポイント3:緩みにくい取り付け部

ポイント3:緩みにくい取り付け部

取り付け部にはくさびが打ち込んであり、緩みにくい作りになっています。初心者でも比較的安心して使える斧です。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

この上のブランドとなると、もう、Gransfors Bruk(グレンスフォシュブルーク)ぐらいしかありませんね。Gransfors (グレンスフォシュ)は大型の斧だと特徴的な金属製のプロテクターカバーが付きますが、今回紹介する14”15”のサイズだとつきません。

Hultafors(ハルタホース) やHusqvarna(ハスクバーナ)、FISKARS(フィスカース)には、この製品のほかにもいろいろなサイズの斧が用意されているので、まずはこの1本から。自分のキャンプスタイルにあった二本目を見つけるためにも、無駄にはならない14~15インチ(35~38cmぐらい)の製品から試してみるのがいいと思います。

スタンダードな逸品!本格派の「ハスクバーナ」

Husqvarna(ハスクバーナ):手斧38cm:剪定用具

Husqvarna(ハスクバーナ)
手斧38cm
実勢価格:8650円

サイズ:38cm
重量:600g

▼検証結果

  • 操作性: 48/50点
  • 安全性・使い勝手: 19/20点
  • デザイン: 19/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 93/100点

第2位は通販サイトでもベストセラー1位に輝いた「Husqvarna(ハスクバーナ)」

スタンダードな逸品!本格派の「ハスクバーナ」

柄が木製タイプで、北欧風の本格派なデザイン。安定した人気の手斧です。スウェーデン鋼製の刃で、操作性も申し分ありません。

ポイント1:おしゃれな北欧デザイン

ポイント1:おしゃれな北欧デザイン

やっぱりカッコいいですね。使わない時も飾りたくなるデザインです。

ポイント2:安全なフルカバーのレザーケース

ポイント2:安全なフルカバーのレザーケース

本革エッジカバーが付いているので携帯にも便利です。

ポイント3:柄が抜けにくい工夫

ポイント3:柄が抜けにくい工夫

柄が抜けないように、木製と金属のくさびがしっかりと打ち込まれています。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

ハスクバーナは一生ものです。長く使うために木製ハンドルはアマニ油、革製シースにはミンクオイルを塗って手入れしましょう。ただし既にこれらのメンテナンスグッズを持っていればいいですが、持っていなければ割高になります。

ハクスバーナは、この「手斧38cm」を選ぶべきか、「キャンプ用38cm」もしくは「小型薪割り斧」という、およそ柄の長さが同じですが3タイプの斧がラインナップされています。どれを選ぶべきか非常に悩むところです。

薪割りをするならば手斧のほうをおすすめします。斧の木製の柄は、大事に使っていても、ひび割れやヤセによって、もしかしたら交換することがあるかもしれません。

Gransfors Bruk(グレンスフォシュブルーク)、Hultafors(ハルタホース)、Husqvarna(ハスクバーナ)、FISKARS(フィスカース)といった伝統ある舶来の専門メーカーならばそれが10年後でも、おそらく専用の柄やら楔などが手に入るので本当に末永く使えます。ちなみに日本だと「千吉」はホームセンター園芸コーナーで替柄が比較的かんたんに手に入りますね。

耐久性に優れ研ぎやすい「クイックキャンプ」

クイックキャンプ:焚火ノ手斧-YOKI:剪定用具

クイックキャンプ
焚火ノ手斧-YOKI
実勢価格:8800円

サイズ: L30cm×H13cm×W2.6cm
重量 : 約680g(斧頭450g)

▼検証結果

  • 操作性: 47/50点
  • 安全性・使い勝手: 19/20点
  • デザイン: 18/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 91/100点

第3位は、「クイックキャンプ」。越後与板打刃物の鍛冶職人により鍛え上げられた斧です。耐久性に優れ研ぎやすい斧で、刃には安全祈願や山の神様への信仰を表すタガネ目が入っています。

ポイント1:くさびがしっかりと打ち込まれ緩みにくい

ポイント1:くさびがしっかりと打ち込まれ緩みにくい

通常の打ち込み式クサビ+万が一の脱落を防止するL字型クサビを装着。二重の安全対策が施されています。

ポイント2:職人の自由鍛造による1点もの

ポイント2:職人の自由鍛造による1点もの

全ての製品が職人の自由鍛造による1点物なので刃の形状やサイズに若干の個体差があります。そのため他にはない「自分だけ」の斧を持つ楽しみも。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

ブッシュクラフトの流行で大人気の斧ですが、Hultafors(ハルタホース)Husqvarna(ハスクバーナ)は、大人気過ぎてキャンプ場で被ってしまうことも多いかと思います。少し和斧っぽさのあるところが、個人的には気に入っています。

この製品は、素がしっかりしていて、柄が未加工なのでカスタムしやすいです。普通の柄は破壊しないと再利用できませんが、この斧は頑張って楔さえ引っ張ってハズせれば下の写真のように分解が可能です(※写真1)。

反射材入りパラコードだけは自前ですが、残りの材料は誰でも入手しやすい100円均一を利用。革端切れ、鳩目、革靴クリーム、耐水ヤスリ、ダイヤモンドやすりなどで格安に仕上げてみました(※写真2)。柄に巻いたカバーは、万が一、純正の斧カバーを紛失した時には、刃のカバーとしても使用できるようにサイズを調整してあります。

斧を使ったら、いずれは砥ぎが必要になりますが、100円均一のダイヤモンドやすりがオススメ。斧を研ぐのに専用の円盤型砥石と同等に非常に使い勝手が良いアイテムです。

ポイント2:職人の自由鍛造による1点もの
※写真1
ポイント2:職人の自由鍛造による1点もの
※写真2

4位: 断トツで使いやすい!初心者におすすめの「フィスカース」

フィスカース(Fiskars):X7 Hatchet 7850 アックス 薪割り斧 14インチ:剪定用具

フィスカース(Fiskars)
X7 Hatchet 7850 アックス 薪割り斧 14インチ
実勢価格:5799円

サイズ:41.91×13.97×2.54cm
重量:625g

▼検証結果

  • 操作性: 48/50点
  • 安全性・使い勝手: 19/20点
  • デザイン: 16/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 90/100点

第4位は、フィンランド発の「フィスカース」。ガーデン用品分野では世界ナンバーワンとも言われている実力派のメーカーです。

人間工学に基づいたデザインは「使いやすい」と評判が高く、最近アウトドア界でも注目を集めています。

ポイント1:樹脂製で扱いやすい

ポイント1:樹脂製で扱いやすい

木製のグリップの場合、水濡れでカビが生えてしまう可能性があり、手入れが大変です。その点、樹脂製グリップなら水に濡れても拭き取るだけでOK。海辺・水辺のキャンプにもおすすめです。

ポイント2:持ち運びに便利なケース付き

ポイント2:持ち運びに便利なケース付き

ケースへの収納時はワンタッチで固定できます。

ポイント2:持ち運びに便利なケース付き

ベルトループ等にカラビナでぶら下げれば、持ち運びもラクラクです。

ポイント3:握りやすく振りやすい絶妙なバランス

ポイント3:握りやすく振りやすい絶妙なバランス

樹脂製のグリップは握りやすく、刃には程よい重さがあるので狙ったところに振り下ろしやすいです。

おすすめポイント4:フェザリングもサクサク

おすすめポイント4:フェザリングもサクサク

元々刃付けがしっかりしているため、研ぐ前から切れ味が良く、焚きつけ用のフェザースティック作り等の細かい作業にも向いています。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

デザイン重視で木製の斧にこだわる人もいますが、片意地を張らずに樹脂製グリップの斧もぜひ使ってみてほしいですね。前回1位のフィスカース(Fiskars)ですが、実力、使い勝手はNO.1だと今でも思っています。

海や川、雨の時もキャンプするだろうし、濡れを気にしないで済むので、キャンプスタイルが合うならば初心者には樹脂製の柄をオススメします。重すぎる、逆に軽すぎてパワー不足といった場合にもラインナップが豊富なので、同メーカーのカタログから自分に最適なサイズを選ぶことができますよ。

5位: 機能性バツグンの「ハスクバーナ」

ハスクバーナ(Husqvarna):手斧 ハチェット H900 34cm 580761001:剪定用具

ハスクバーナ(Husqvarna)
手斧 ハチェット H900 34cm 580761001
実勢価格:6395円

サイズ:34cm
質量:900g(ヘッドの重量:700g)

▼検証結果

  • 操作性: 48/50点
  • 安全性・使い勝手: 19/20点
  • デザイン: 15/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 89/100点

第5位は、スウェーデンの名門ブランド「ハスクバーナ」の手斧。同ブランドからは木製と樹脂製がランクインしましたが、こちらは使い勝手の良さで高評価でした。

ポイント1:天下のハスクバーナの“樹脂製”

ポイント1:天下のハスクバーナの“樹脂製”

ブランドの箔と、樹脂製の実用性を兼ね備えた、おいしいとこ取りの1本です。

ポイント2:ヘッドが重くて振りやすい

ポイント2:ヘッドが重くて振りやすい

ヘッドに重心があるので、大げさに振りかぶらなくてもパッカーンと気持ち良く割れます。

ポイント3:ケースがしっかりしている

ポイント3:ケースがしっかりしている

樹脂製ケースには、掴みやすい大きな持ち手とフック用の穴が。

ポイント3:ケースがしっかりしている

さらに立てかけることもできる仕様になっているので、保管場所を選びません。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

フィスカースもハスクバーナもアイコンカラーがオレンジなのは、林業などで森の中できちんと目立つため。こちらのハスクバーナもフィスカース同様にラインナップが豊富なので、しっかり使ってみてから、自分にあった一本を選ぶためにも最適だと思います。

6位: 作りがしっかりして安全な「ウルトラナチュラ」

ウルトラナチュラ:ハチェット 薪割り斧 46cm:剪定用具

ウルトラナチュラ
ハチェット 薪割り斧 46cm
実勢価格:3737円

サイズ:14.1×45.2cm
重量:1036g

▼検証結果

  • 操作性: 47/50点
  • 安全性・使い勝手: 18/20点
  • デザイン: 16/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 88/100点

第6位は、Amazon第1位になった「ウルトラナチュラ」でした。今回は万能斧をピックアップしたため、やや操作性に欠け扱い辛く評価を下げましたが、柄の長さが36cmのキャンプ用(3596円)があり、そちらならベスト5入りしたと思われます。

ポイント:柄と取り付け部が一体化していて安全

ポイント:柄と取り付け部が一体化していて安全

柄と取り付け部が一体化しており安全・安心。作りがしっかりしており、初心者におすすめできるモデルです。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

構造や見た目は、ハスクバーナ(Husqvarna)の樹脂製に似ています。素材組成をみると笑ってしまいますが、ヤスリがけで試したところ、鋼材もしっかりしているようです。柄の素材も樹脂製でしっかりしています。フィスカースやハスクバーナの樹脂製オレンジがどうしても林業のプロっぽくて嫌っていう方はこっちを選んでもよいかもしれません。

6位: 重量がありしっかり薪が割れる「BABACHO」

6位: 重量がありしっかり薪が割れる「BABACHO」

BABACHO
多喜火斧 革ケース付き
実勢価格:1万3200円

全長:約28cm
刃長:約11.5cm
重量:約925g(革ケース含まず)
材質:斧/全鋼、ハンドル:ウォールナット、鋲/ステンレス

▼検証結果

  • 操作性: 47/50点
  • 安全性・使い勝手: 17/20点
  • デザイン: 17/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 88/100点

同点6位はフルタングでバトニング向きのBABACHO「多喜火斧」

6位: 重量がありしっかり薪が割れる「BABACHO」

極厚9mmの鋼材を使った手斧で、薪に食い込んでからの割れが早く、フシのあるある薪でも割りやすい作りになっています。

6位: 重量がありしっかり薪が割れる「BABACHO」

重量が940gと重量感があり、しっかりと薪割りを楽しめます。

6位: 重量がありしっかり薪が割れる「BABACHO」

ただしその分フェザリングはやり辛く、携帯性にも欠けています。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

普通の斧のように厚みがないので、乾燥が十分でない生木とか丸太を割るにはあまり適していません。斧があれだけ分厚いのには理由があるかと。ですが、キャンプ場などで売られているようなあらかじめ適当なサイズに割られている薪ならば、こちらのほうが、パキーン! と気持ちよく割れることが多いかと。なお、以下同シリーズの「多喜火鉈」も大人気です。併用すると足りない点を補って良いと思いますが、どっちか1本を選ぶならば、僕ならば、ナイフがあるので、ここは斧かな?

6位: 重量がありしっかり薪が割れる「BABACHO」

BABACHO
多喜火鉈110mm
実勢価格:9350円

8位: 持ち運びに便利なコンパクトサイズの 「ユニフレーム」

ユニフレーム(UNIFLAME):TSURUBAMI 燕三条乃斧:剪定用具

ユニフレーム(UNIFLAME)
TSURUBAMI 燕三条乃斧
実勢価格:5683円

サイズ:全長約275mm、刃長:約115mm、刃厚:約5mm
重量:約450g

▼検証結果

  • 操作性: 47/50点
  • 安全性・使い勝手: 18/20点
  • デザイン: 15/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 87/100点

第8位は、国産キャンプメーカー「ユニフレーム」が2019年6月に発売した「TSURUBAMI 燕三条乃斧」。燕三条の職人がつくったコンパクトサイズの手斧は、荷物が多くなるキャンプで重宝するはずです。

ポイント:フェザースティックをつくるのに最適

ポイント:フェザースティックをつくるのに最適

火付けを良くするためにはフェザリングが欠かせません。普通はナイフで行いますが、手斧でもできます。とくに本製品は刃が薄くて扱いやすいのでフェザリングには最適。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

薪割りというよりは、焚付づくりに特化した斧。刃の構造が楔形になっていない平面だが、キャンプ場で購入する薪が針葉樹ならば割れる。焚き火台がコンパクトなソロキャンプなどでは薪を小さくする必要があるので大活躍するでしょう。

9位: ナイフとセットで使いたい「モーラ・ナイフ」

モーラ・ナイフ (Mora knife):Camping Axe Military Green:剪定用具

モーラ・ナイフ (Mora knife)
Camping Axe Military Green
実勢価格:6600円

サイズ:刃体長さ/約11.5cm、全長/約32.2cm
重量:約510g(アックスのみの重量)

▼検証結果

  • 操作性: 46/50点
  • 安全性・使い勝手: 18/20点
  • デザイン: 13/20点
  • フェザリング: 8/10点
  • 総合: 85/100点

第9位は、スウェーデンの老舗ブランドの「モーラナイフ」が手がける手斧。ナイフ同様に刃はとても研ぎやすく、手入れがしやすいです。

ポイント:隙間がないので汚れにくい

ポイント:隙間がないので汚れにくい

グリップに隙間がないので、土汚れがつきにくいのが特長。樹脂製の柄は丸洗いもできて、清潔に保てます。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

名門ナイフメーカーが出している手斧だけあって、手頃な値段なのに切れ味の鋭い刃が付いています。キャンプスタイルに拘るなら揃えてもいいかもですね。ただし硬い薪を割る際には柄の部分が邪魔になります。薪割りというよりは、ウッドクラフトや料理に使いたい斧ですね。

10位: 細かい作業にも適した「ガーバー」

10位: 細かい作業にも適した「ガーバー」

ガーバー(Gerber)
パックハチェット キャンピングアックス
実勢価格:4621円

全長:24cm
重量:約589g

▼検証結果

  • 操作性: 46/50点
  • 安全性・使い勝手: 18/20点
  • デザイン: 12/20点
  • フェザリング: 8/10点
  • 総合: 84/100点

第10位は「ガーバー(Gerber)」。切れ味鋭いフルタング構造の手斧です。

10位: 細かい作業にも適した「ガーバー」

グリップ時の安定性とスイング時の力の伝導を考慮して設計されており、「握りやすく、振りやすい」という特徴を備えています。

10位: 細かい作業にも適した「ガーバー」

刃部は背の高いブレードグラインドとなっており、細かい作業にも適しています。

10位: 細かい作業にも適した「ガーバー」

ナイロンのシースが付いていて、バッグまたはベルトに取り付けることができますが、若干出し入れが面倒に感じました。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

GERBERは大好きです。特に一昔前のGサカイとかUSAモデルとかフィスカースとかの。柄が折れたり、破損したりしても、直しながら貴重な鉄部分を大事に使っていくというのが、刃物の文化のひとつだと思っていますが、フルタング+樹脂製なので、故障が少ないのが現代風なクールなモデルだと思います。所謂、斧ほど刃厚がないので、生木や切り株をガシガシ割るというよりは、予め乾燥させてサイズが揃った薪の状態から「更に割りたい」時に活躍する手斧です。

キャンプ場でのキャンプならば、フルタングなので振り下ろさずに、ペグハンマーや薪とかで叩いて使うことができるのが良い点。柄が樹脂製でも木製でも刃と柄の接続部分がある製品だと、基本的には刃部分を叩くバドニングはあまりしないほうがよかったりします。シース(ケース)からの取り外しは、ややコツがいるので慣れるまでは細心の注意を払いましょう。

11位: 北欧の雰囲気を持つ「オヨ」

11位: 北欧の雰囲気を持つ「オヨ」

オヨ(OYO)
手斧34cm OY001 革刃カバー付
実勢価格:9900円

柄長:34cm
刃長:7cm
重量:500g

▼検証結果

  • 操作性: 45/50点
  • 安全性・使い勝手: 18/20点
  • デザイン: 13/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 83/100点

第11位は「オヨ」

11位: 北欧の雰囲気を持つ「オヨ」

1882年創業のノルウェーのメーカー。ノルウェー人のライフスタイルをコンセプトに、斧やナイフ、包丁などを生産しています。

11位: 北欧の雰囲気を持つ「オヨ」

今回検証した手斧は、硬軟のバランスが取れた合成鋼を使用しており、刃を研ぎやすく、繰り返し使用することができます。

11位: 北欧の雰囲気を持つ「オヨ」

着脱がしやすい革製のカバー付きです。

レビューでは「(キャンプで)他の人と被らない」「北欧の雰囲気がたまらない」といったものがある反面、「作りが雑」といったマイナス評価もいくつか見られました。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

僕の勉強不足かもしれませんが、このメーカー。知りませんでした。というわけで、ノルウェーのライフスタイルとか、何年創業だとかは実際どうなのかな……と半信半疑で見ています。さて、ぱっと見は悪くは無いのですが、微妙に刃が芯からずれていたり、柄の部分の木目の向きがいまひとつだったり……と思う製品です。個体差があるのかもしれませんが。

12位: 手頃だが手斧としてはやや重めな「ミューラー」

MULLER(ミューラー) :手斧:剪定用具

MULLER(ミューラー)
手斧
実勢価格:3730円

サイズ柄長:36cm
重量:900g

▼検証結果

  • 操作性: 41/50点
  • 安全性・使い勝手: 17/20点
  • デザイン: 17/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 82/100点

第12位は「ミューラー」。5千円を切る手頃な手斧です。ただし手斧としては重めで、操作性に欠けます。

12位: 手頃だが手斧としてはやや重めな「ミューラー」

上位商品は薪割り台に刃を打ち込むとしっかり入っていましたが、この斧は刃が入りませんでした。レビューでも「刃が鈍いので研がなければいけない」というのがいくつかあったように、購入後、自分で研ぐ必要があります。

12位: 手頃だが手斧としてはやや重めな「ミューラー」

ただし円形のくさびが打ち込んであり、緩み対策は合格点でした。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

個人的には、刃物は自分で研ぐので、箱開け状態での刃付けはどうでもいいのですが、あまりにも薪に食い込まない製品でした。研ぎ直しは必須でしょう。付属のシースが安っぽくペラペラなので、永く使うには自分でシースを作るか合うシースを揃えたほうがいいでしょう。

13位: 刃が替えられて研ぐ必要がない「シルキーオノ」

ユーエム工業:シルキー オノ:剪定用具

ユーエム工業
シルキー オノ
実勢価格:4827円

サイズ:奥行き31×幅2.5×高さ13cm
重量:760g

▼検証結果

  • 操作性: 39/50点
  • 安全性・使い勝手: 14/20点
  • デザイン: 15/20点
  • フェザリング: 6/10点
  • 総合: 74/100点

第13位は「シルキーオノ」。刃物の町として知られる兵庫県小野市に本社をかまえるユーエム工業。鋸で有名ですが、手斧も製造しています。刃が薄くコンパクトなので、薪割りだけでなく、枝払いや草刈りなど用途の幅は広く使えます。

刃が替えられる設計なので、研ぐのが苦手な人におすすめです。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

のこぎりで有名なシルキー。研がないっていうひとにはこれをオススメします。

14位: 効率よく木を割れる「GPD」

14位: 効率よく木を割れる「GPD」

GPD
SWAG GEAR 手斧
実勢価格:9980円

全長:22cm
刃長:9.5cm
重量:600g

▼検証結果

  • 操作性: 38/50点
  • 安全性・使い勝手: 14/20点
  • デザイン: 15/20点
  • フェザリング: 6/10点
  • 総合: 73/100点

第14位はGPDの「SWAG GEAR手斧」。素材に65マンガン鋼、と木(ヒッコリー)を採用した手斧です。

14位: 効率よく木を割れる「GPD」

※画像はAmazonより

柄は握りやすいオーソドックスな形状。刃は曲線形で力を均一に伝えてくれます。

14位: 効率よく木を割れる「GPD」

※画像はAmazonより

全長が短いので携帯性は抜群。山や森林などに手軽に持ち運びができます。ケース付きでウエストベルトに挟んで携行することができるのも便利。ただし、重量はそれなりにあります。

ヘッドはやや重めで、太い枝向きではないですが、効率よく木を割ることが可能。小型で細かい作業にも向いています。またレビューでは「切れ味は良い」という評価が多く見られました。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

刃物はどうせ研ぐので、僕自身はあまり箱開け状態の刃付けは、あまり気にしませんが、手にした製品は、いい刃付けがしてありました。ちょっと、フロントヘビーで振り下ろすには使いにくいバランスに感じましたが、全長が短く携帯性に優れているのが◎。斧の刃と柄を固定する楔にもう一手間あるといいのと、柄を壊してしまったとき柄だけで購入できるのかが心配。

15位: コスパに優れた「BAHCO」

15位: コスパに優れた「BAHCO」

BAHCO(バーコ)
Hatchet 手斧 HGPS-0.6-360
実勢価格:4102円

全長:36cm
刃長:11cm
重量:800g

▼検証結果

  • 操作性: 37/50点
  • 安全性・使い勝手: 14/20点
  • デザイン: 15/20点
  • フェザリング: 6/10点
  • 総合: 72/100点

第15位は「BAHCO」。北欧スウェーデンにルーツを持つメーカーです。細い枝や倒木の切断に適した手斧で、丈夫な作りになっています。

15位: コスパに優れた「BAHCO」

※画像はAmazonより

ただ使用前の商品は刃がシャープではないので、自分で研ぐ必要があります。価格は3千円台でコスパ抜群。ただ刃は厚めで、切るというより、叩き割るという感じです。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

「ザ・実用」。デザインとか見た目重視でないならば、いい斧だと思います。例えば、ダンボールを開封するのに、ダンボールカッターを使うような薪割りの作業頻度が多い人にはオススメです。刃物の扱いに慣れていないと、その辺に斧を置きっ放しにしちゃいがちで、外では紅葉の落ち葉に紛れたりしますが、オレンジ色は発見しやすいので不慮の事故を防ぐ効果があるかもしれません。

16位: 安くても基本性能はバッチリ!国産メーカーの「千吉」

千吉:グラスファイバー柄アッキス:剪定用具

千吉
グラスファイバー柄アッキス
実勢価格:2224円

サイズ:幅13×高さ30×厚み2cm
重量:830g

▼検証結果

  • 操作性: 39/50点
  • 安全性・使い勝手: 13/20点
  • デザイン: 13/20点
  • フェザリング: 6/10点
  • 総合: 71/100点

第16位の「千吉」は、刃付けはまずまずですが、全鋼刃で耐久性があります。厚刃なので、細かい作業よりも薪割りメインです。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

値段のわりに作りがしっかりしていて、優秀な手斧だと思います。見た目に拘らないで、コスパに拘るならば、いい選択だと思います。ホームセンターでよく売られていますね。

17位: 砥石が付いた「マーブルズ」

17位: 砥石が付いた「マーブルズ」

マーブルズ(MARBLES)
キャンプアックス 専用砥石付 手斧 40cm
実勢価格:6580円

全長:40.5cm
刃長:9.5cm
重量:1000g

▼検証結果

  • 操作性: 38/50点
  • 安全性・使い勝手: 13/20点
  • デザイン: 13/20点
  • フェザリング: 6/10点
  • 総合: 70/100点

第17位はマーブルズの「キャンプアックス」

17位: 砥石が付いた「マーブルズ」

※画像はAmazonより

約1kgと重めの手斧で、ブレード材には1045高炭素鋼、ハンドル材にはアメリカンヒッコリーを使った商品です。握りやすい形状で、柄のエンドにはストラップホールが付いています。

17位: 砥石が付いた「マーブルズ」

※画像はAmazonより

カバーは付属しておらず、自分で準備するのが面倒ですが、専用の砥石がついてお得感はあります。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

丸い形状の斧専用の砥石が付属するのが最大の特徴かと。オーソドックスなデザインなので、柄が壊れてしまった場合には有名ブランドのモノが流用できそう。砥石の世界もピンからキリまであるので、砥石だけ買うと結構な出費になりますが、個人的には、もうちょっといい砥石を買うと刃物と永く付き合えるとは思っています。

17位: 片手で扱いやすい「Estwing」

17位: 片手で扱いやすい「Estwing」

Estwing
スポーツマンズ メタルアックス
実勢価格:9398円

全長:35.6cm
刃長:6.9cm
重量:850g

※リンク先は並行輸入品の商品販売ページです

▼検証結果

  • 操作性: 38/50点
  • 安全性・使い勝手: 13/20点
  • デザイン: 12/20点
  • フェザリング: 7/10点
  • 総合: 70/100点

同点17位はEstwingの「メタルアックス」。刃と柄のフルタング鍛造で、丈夫に作られた手斧です。

17位: 片手で扱いやすい「Estwing」

※画像はAmazonより

本革が巻いてあるグリップの形状は、曲がっていて握りやすく、片手で扱うことができます。ただし両手で扱うにはややグリップが短め。一体構造なので、刃だけが飛んでいく心配がありません。

17位: 片手で扱いやすい「Estwing」

※画像はAmazonより

取り外しのしやすいシース付き。刃は鋭くフェザリングにも向いています。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

フルタング? と言って良いのかな? 柄部分が途中まで金属で出来ているのでうっかり柄を折ってしまうなんてトラブルは少ないかもしれません。また、いわゆる斧の刃厚があるので、薪を割る力は強いかと思います。ただしあまり硬めな金属では無いようなので、ペグハンマーなど金属同士で叩かずに、薪などの木材で叩いたほうが良さそうです。斧には珍しいシルバーなカラーもいいですね。

19位: 格安で初めてのお試しにおすすめの「Elector」

Eletorot:斧 ケース付き38.5cm:剪定用具

Eletorot
斧 ケース付き38.5cm
実勢価格:2180円

全長:38.5cm
刃長:10.5cm
重量:800g

▼検証結果

  • 操作性: 39/50点
  • 安全性・使い勝手: 12/20点
  • デザイン: 11/20点
  • フェザリング: 6/10点
  • 総合: 68/100点

第19位の「Eletorrot」は、格安でお試しの1本としてはおすすめ。切れ味は上位商品にかないませんが、研ぐことでシャープな切れ味に変えることができます。

19位: 格安で初めてのお試しにおすすめの「Elector」

取り付け部にはしっかりとくさびが打ち込んであるので、安全面は合格点です。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

安い! 上位製品と比べると、刃の長さがある構造なので、余計に薪への食い込みが劣る印象を受けます。付属のシースがペラペラです。

20位: 握りやすさが特徴のFARDEER

20位: 握りやすさが特徴のFARDEER

FARDEER
KNIFE F702
薪割り手斧
実勢価格:3200円

全長:22cm
刃長:10.5cm
重量:400g

▼検証結果

  • 操作性: 38/50点
  • 安全性・使い勝手: 12/20点
  • デザイン: 11/20点
  • フェザリング: 6/10点
  • 総合: 67/100点

第20位は「FARDEER」。握りやすく使い勝手が良い片手斧です。

20位: 握りやすさが特徴のFARDEER

※画像はAmazonより

ブレード素材は440ステンレス鋼で、曲線を描く形状は力を効率よく伝えてくれます。

20位: 握りやすさが特徴のFARDEER

※画像はAmazonより

小型軽量で持ち運びに便利。太目でなければ十分に薪を割ることができます。ゴム製のサックとナイロン製のケースが付属されています。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

まず、これだけ鋼材を使っているのにこの値段! と思うと、熱処理とかちゃんとやっているのかな? と疑ってしまいます。刃先が曲線的なので、細かな作業に向いています。

21位: 雰囲気・コスパ良しの「Hewflit」

Hewflit:ハンドアックス:剪定用具

Hewflit
ハンドアックス
実勢価格:1000円

サイズ:本体 (約)26cm×8.5cm×0.4cm、斧サイズ:10cm×8.5cm   
重量:約300g

▼検証結果

  • 操作性: 30/50点
  • 安全性・使い勝手: 11/20点
  • デザイン: 8/20点
  • フェザリング: 5/10点
  • 総合: 54/100点

第21位は薄刃の手斧「Hewflit」。ブッシュクラフトやフェザースティック作りなどの細かい作業にも適しています。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

1000円という価格は今回の商品のなかでも最安値。飾って雰囲気を楽しみたい人、コスパ重視の人は買って損はないでしょう。

注意!購入すると危険な手斧って?

斧を購入する場合、レビューは非常に重要です。「接合部が甘い」、「グラグラする」、「作りが雑」などの辛口コメントが寄せられた商品にはとくに注意しましょう。

義村貞純 氏
アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

今回の検証では弾かれましたが、接合部が接着剤で固められていて、どうやって木製の柄と固定されているか窺い知ることができない斧は要注意です。試しに柄を叩いてみて簡単に緩むようなものは接着剤だけなので危険です。

【まとめ】機能を重視すれば樹脂製グリップが上位に

【まとめ】機能を重視すれば樹脂製グリップが上位に

以上、手斧のおすすめランキングの紹介でした。

斧といえば木製の柄のイメージが強いですが、今回は樹脂製グリップの手斧も健闘しました。なかでも、機能バランスに優れた「フィスカース」が上位にランクインとなりました。

実用性、デザイン、コスパなど、重視するポイントは人それぞれですが、どれも基本機能が十分に備わった使える製品ばかりです。焚き火・薪割りを極めたい人も、まだハマるかどうかわからないという人も、ぜひ試してみてくださいね。