種類によって使い勝手に差が出ます
仕事や勉強に必須の蛍光ペン
仕事や勉強に欠かせない蛍光ペン(蛍光マーカー)。覚えておきたいところ、目立たせたいところにマーキングするのに大活躍してくれます。
そんな蛍光ペンは、いろんなメーカーからさまざまな種類のものが販売されていますが、いつも同じペンを買い続けることも多いもの。

でも、製品によってインクの種類や書き味、速乾性、発色の良さなどそれぞれ差があります。闇雲に選んでいざ使ってみると、マーキングした部分が汚くなってしまうなんてことも。
とは言っても、店頭での試し書きだけではなかなか使い勝手はわからないもの。そこで、今回は人気の蛍光ペンを集めてテストしてみました。
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ベストの1本を選びました
人気蛍光ペン10種類をテスト
人気の蛍光ペン10本を集め、実際に使って検証。発色の良さ、ラインの引きやすさ、デザインの3項目をチェックした上で、S~Cまでの4段階で評価しました。
それでは早速、ランキングの結果をご覧ください。
クレヨンのようなな可愛いデザイン
丸みあるラインでやさしい雰囲気
ステッドラー(STAEDTLER)
テキストサーファーゲル
実勢価格:各162円
※商品リンクは3色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:S

今回蛍光ペンのベストバイに輝いたのがステッドラー。ペン先がクレヨンのように固形になっています。ヌルッとした書き味に最初は驚きますが、使ってみたらその引きやすさに感動しますよ。
一般的な蛍光マーカーと違って紙への裏写りが少なく、発色もとってもキレイ。買い揃えたくなるかわいさです。

丸みのあるペン先で、まるでクレヨンのようなやわらかいラインが引けます。また、発色も派手すぎず、ほどよく引いた箇所を目立たせてくれます。

スケジュール帳をマークしたいときに、これを使って星印など好きな絵柄を書き込めば、シール要らずでささっとデコれる&彩りもアップです。
カーブも難なく引けます
ペン先がやわらかくしなるから
ゼブラ(ZEBRA)
ジャストフィット
実勢価格:各108円
※商品リンクは5色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:A

他の蛍光マーカーよりもペン先の素材がやわらかくラインが引きやすいのが強み。紙への密着度が高いのに、インクが溜まることもなくキレイに引けるのは驚きです。
また、発色もハッキリでとにかく目立ちます。

カーブ状でラインが引きにくい本の綴じ目付近でも、ペン先がフィットするので線が途切れることなく引けます。さらに、やわらかいのにラインは均一の太さになる高性能マーカーです。
色展開豊富で集めたくなる
蛍光ペンぽくない落ち着いた色味
ゼブラ(ZEBRA)
マイルドライナー
実勢価格:各108円
※商品リンクは5色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:A

蛍光ペンなのに抑えめの発色で、引いた箇所をほどよく目立たせ、見た目にもやさしいゼブラのマイルドライナー。授業で使うノートなど、何度も長時間読み直す箇所に引いておくと、目が疲れにくいと人気です。

全15色展開で、蛍光ペンでは珍しい色味があるのも特徴です。イラスト用のカラーペンとしても使えますよ。
4位: キラキラのラメ入り蛍光ペン
たくさんデコれて女子受け抜群
ゼブラ(ZEBRA)
キラリッチ
実勢価格:各130円
※商品リンクは5色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:A

ゼブラのキラリッチは、銀配合のラメでキラキラ度がとにかくスゴイ蛍光ペンです。

使う前に振らなくても均一にラメが出るから、キラキラがムラになりません。デコレーションに大活躍!
5位: 片手で引けるノック式採用
フタをなくす心配もなし!
ぺんてる(Pentel)
ハンディラインS
ノック式
実勢価格:各162円
※商品リンクは5色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:A

乾燥しやすい蛍光ペンでノック式を実現した革命児。フタを取る必要がないので、片手でサッとラインが引けます。

見た目はやや野暮ったさがありますが、使い勝手に優れた1本です。
6位: ペン先に窓があるから
確認しながらラインが引ける
三菱鉛筆
uni プロパス・ウインドウ
クイックドライ
実勢価格:各140円
▼テスト結果
総合評価:A

製品名にあるようにインクの速乾性に優れ、ラインを引いたあとインクが手に付きにくいのが強み。

また、ペン先の窓から引いている箇所を目視できるからはみ出さない構造になっています。日常生活でそれほど神経質にラインを引く場面は稀ですが、教科書にラインを引くときなど、あってうれしい機能かも。
7位: 握りやすいグリップと
オシャレな英字ロゴが高評価
ビック(Bic)
マーキングハイライターグリップ
実勢価格:各86円
※商品リンクは5色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:A

グリップ部分がラバーで握りやすく、海外ブランドらしい英字ロゴがカッコイイとモニターに好評でした。

発色もそこそこで、これで1本100円以下はお得です。
8位: 発色はイマイチだけど
消せるのはやっぱり便利!
パイロット(PILOT)
フリクションライト
こすると消える蛍光ペン
実勢価格:各108円
※商品リンクは3色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:A

発色がイマイチで色が沈んで見えるけれど、蛍光ペンはフリクションだけ。

引き間違えても消せるので、対外的な書類にも安心して使えます。英単語の暗記に、「覚えた単語のラインマーカーは消す」と習慣づけておけば、覚えるスピードも上がるかも?
9位: 定規を汚さない仕様のせいで
かえってラインが引きにくい
トンボ鉛筆(Tombow)
蛍coat(ケイコート)
実勢価格:各108円
▼テスト結果
総合評価:B

トンボ鉛筆の蛍coatはペン先がコーティングされており、定規にインクが付かない仕様になっているが特徴。

ただ、定規を使ってまで引く機会は少ないうえ、ペン先が固くてラインが引きにくく感じました。
10位: ダブルのペン先は正直ギモン…
アイデアが使いにくさを誘発
コクヨ(Kokuyo)
ビートルティップ・デュアルカラー
実勢価格:162円
※商品リンクは3色セットのものです。
▼テスト結果
総合評価:C

ペン先の向きを変えるだけで、2色のマーカーを使い分けできるアイディア商品。ですが…。

いちいち角度を確認するのは面倒なうえ、本体も太くてデザイン性はイマイチとの評価となりました。授業のスピードが早く、「ペンの持ち替えをする時間がない」時には役立つかもしれません。
以上、蛍光ペンおすすめランキング11選でした。クレヨンのようななめらかなインクで、ワンランク上の書き味を実現したのがベストバイのステッドラー。オフィス、勉強使いはもちろん、手帳のデコレーションにも大活躍と万能な1本です。ぜひ1度試してみてください。