機能性とデザインがついに合体! ワークマンの新ラインから5点紹介
2018年にカジュアルライン「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」をローンチしたワークマン。これまで作業服専門でやってきましたが、新ラインが生まれたことで、一気にユニクロ・GUなどの高コスパのブランドに並ぶほど注目を浴びています。
注目される理由が、まずほとんどの商品が5000円以下であるのと、作業着を取り扱ってきたからこその高い機能性です。
そして、ワークマンプラスの中でも特徴ある3つのプライベートブランドを展開しています。
アウトドアに特化した「フィールドコア」、動きやすさ重視のトレーニング向け「ファインドアウト」、ゴアテックスを意識した防水・防寒性を誇る「イージス」。
今回ははそんな「ワークマンプラス」のブランド「フィールドコア」から、普段着にも大活躍するウェア5点を紹介。機能性の検証もしっかり行いました!
それでは、まずMA-1からご覧ください。
名品クリソツのMA-1 風を通さず保温性抜群です
ワークマン
フィールドコア
裏アルミ FIELD MA-1タイプジャンパー
実勢価格:2900円
素材:[表・中わた]ポリエステル100%
[裏]ポリエステル100%(アルミプリント)
MA-1の超王道「アルファ・インダストリーズ」社製に見た目そっくりなワークマンのMA-1。また、中綿と裏アルミのおかげで超暖かく、軽い着心地もうれしいポイントです。
それでいながら 2900円でこのクオリティは感動もの。
さらに暖かさを保つ秘密が、首元と手首がピタッとしていること。風が隙間から入ってこないので、冷たい空気をあててもポカポカでした。
では実際どれだけ暖かいのか、機能性に定評のあるノースフェイスのボンバージャケットと比較検証してみました。
ゴールドウイン
THE NORTH FACE
トランジット ボンバージャケット
実勢価格:2万4840円
このノースフェイスとフィールドコアのMA-1それぞれ10℃以下の部屋で5分待機した体感温度で暖かさをチェックしてみました。
保温性に加え、素材&わたにストレッチ性がありアクティブシーンにも活躍しそうです。この辺りはさすがといったところ。
一方、フィールドコアも保温性、動きやすさとも余裕で合格点レベル。日常使いに十分です。また、シワになりにくいのも実用的で嬉しい部分です。
下半身は色落ちの少ないデニムなどを選ぶとキレイにまとまります。
通気性優秀で春先にピッタリ 伸縮素材のシェルジャケット
ワークマン
フィールドコア
ストレッチソフト シェルジャケット
実勢価格:2500円
素材:ポリエステル100%
次に紹介したいのがワークマンプラスのブランドのひとつ、「フィールドコア」から販売されているシェルジャケットです。ノースフェイスの1/10の値段にも関わらず、高い機能性を誇り、肌寒さの残る春先にはピッタリの1着です。
まず、強みは生地があらゆる方向に伸びてくれるので動きやすさ抜群です。また透湿性もあるのでトレーニングなどにも使えます。
そして機能性は、本製品も同じくノースフェイスと比較するという形を取りました。
ゴールドウイン
THE NORTH FACE
ドットショットジャケット
実勢価格:1万9440円
登山やキャンプなどアウトドア環境に耐えうる機能性を誇ります。デザイン性にも優れタウンユースに愛用する人も多いです。
フィールドコアと合わせて、このノースフェイスを以下3つの方法で検証しました。
・撥水性:
水を吹きかけ、5分間放置して染みないかを検証
・防風性
扇風機「強」を至近距離で当てて風を通さないかテスト
・透湿性
10gの水の上に服を被せて24時間放置。その後、水分が蒸発した割合を計測する
水がキレイな玉になって余裕で弾きました。
吹きかける程度なら十分弾きました。普段使いにはまったく問題なさそうです。
一方、防風性は風を受けるので生地が冷えて体も冷えます。寒い場所ではこれ1枚だと厳しそうです。ただ、通気性と撥水性はに優れているので春先にはピッタリです。
こちらも機能性を機能性は普通の雨程度ならフィールドコアも同じぐらい水滴を防いでくれました。また、透湿性もノースは圧巻の実力ですが、ワークマンも日常着としては十分快適に過ごせるレベルで、満足のいく結果を残しました。
本格派ブランド完コピで 2000円代の高コスパ品
ワークマン
フィールドコア
ファイバーダウン 防寒ベスト
実勢価格:2500円
素材:[表]ナイロン100% [中わた]ポリエステル100%
[裏]ポリエステル100%裏:ポリエステル100%(ポリウレタンコーティング)
ジャケットが2型続いたところで、次はダウンベストの紹介。フィールドコアの防寒ベストは人気の「ロッキーマウンテンフェザーベッド」のダウンベストを意識したデザインで、低価格の割に再現度が高いんです。
ところで、ダウンベストといえば、ノースフェイスのヌプシベストが代表的ですよね。
ゴールドウイン
THE NORTH FACE
ヌプシベスト
実勢価格:2万7000円
素材:[表地]ナイロン100%[中わた]ダウン80%、その他の羽毛20%
[裏地]ナイロン100%
高級なダウンを使っていて申し分のない機能性とデザイン性で超人気のアイテムです。
そんなノースフェイスに「保温性」という観点ではなんとフィールドコアも肉薄しているんです。
…ということで、実際に新品を(!)切り開いて確かめてみました。
いざ!…チョキチョキ。
中にはリアルダウンが詰まっていました。
リアルダウンで非常に軽いので、着心地も最高。さすがの質です。
それでは、お次はフィールドコア。
チョキチョキ…。
中綿はポリエステル100%でした。
フィールドコアは中綿は擬似ダウンなものの、暖かさの実感としては負けてはいませんでした。
これで2500円は破格と言えます。日常着として暖かさを求めるなら超オススメです!
ランニングに最適! 速乾性抜群の長袖Tシャツ
ワークマン
フィールドコア
肌がさらさら ZERODRY 長袖Tシャツ
実勢価格:980円
素材:[表]ポリエステル100% [裏]ポリプロピレン100%
フィールドコアからは高い機能性を誇るインナーも販売されています。この長袖Tシャツは速乾性抜群。汗を素早く吸収し、外側に逃がしてくれる速乾性の高さで、非常に快適に運動できます。
その速乾性の秘密が表と裏で違う素材を使用していること。このため汗をかいてもベタつくことがありません。サラサラな着心地も嬉しいポイントです。
実際着用してランニングしてみました。やはり汗をかいても通気性がよく乾きやすいので、長時間運動しても汗冷えの心配はほとんどありません。
寒さの残る季節も平気 高機能の裏起毛暖パン
ワークマン
フィールドコア
STRETCH マイクロウォームパンツ
実勢価格:2900円
素材:[表]コットン98% ポリウレタン2%[裏]ポリエステル100%
最後に紹介したいのが、ボトムス。以前雑誌『MONOQLO』で行ったユニクロのヒートテックパンツとの比較検証でも、ワークマンが格段に暖かい結果に。
また、ポケットが多く使い勝手も抜群。もちろんダサくないデザインも好印象です。
裏地が厚手のマイクロフリースになっていて、1枚で履いても十分に暖かく、風をまったく通さない頼もしさです。
ストレッチも効いていて履き心地抜群。
いたるところにポケットがたくさん。用途に合わせて使い分けできる機能性は、さすがワークマンの真骨頂といえます。暖かい季節になってきましたが、仕事柄寒い空間にいることの多い方はご参考ください。
以上、ワークマンのオススメウェア5選でした。ジャケット、ダウンベストは冬物の扱いですので、店舗によっては在庫がないことも。もし見つかれば「買い」ですよ!
雨は問題なく弾いてくれます。