ぐっすり眠りたい人必見!やるべき習慣&ダメな習慣とは
寝付くのに1時間もかかってしまう、最近質の良い眠りが取れていない感じがする……という人も多いと思いますが、寝る前にお酒を飲んだりするより、もっと効果的な方法があるのをご存知ですか?
今回は、睡眠のプロ、睡眠改善アドバイザーのヨシダヨウコさんと、快眠セラピストの三橋美穂さんに、やると良い習慣、やってはいけない習慣を教えてもらいました!
【Q.】食べ物や飲み物で寝付きが良くなるものってある?
【A.】あります! 朝食には納豆やみそ汁が効果的です。
大豆に含まれるトリプトファンは、睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となります(ヨシダさん)。メラトニンは時間をかけて生成されるため、朝に大豆製品を摂るのがポイント!
【Q.】お酒を飲まないと眠れません……
【A.】アルコールは眠りを浅くするのでおすすめできません。
アルコールを飲むと、たしかにリラックスして寝付きが良くなることがありますが、実は眠りを浅くしてしまいます。「飲んでも飲んでも眠れないからと、量を増やすのはとてもキケンです」と三橋さん。夜アルコールを摂る際には、せめて就寝3~4時間前にとどめておきましょう。
【Q.】タバコも睡眠に影響するの?
【A.】Yes! 吸うと入眠しにくくなります。
タバコには覚醒作用があり、吸ってから1~2時間は眠りにくくなってしまうとのこと。
加えてお酒もよく飲む人なら、寝付きが悪い+眠りが浅いとWで悪影響があるので要注意です!
【Q.】30代になってから長時間眠れません
【A.】20代のような睡眠は必要ないんです。
人は加齢とともに睡眠の質が変化し、睡眠時間が短くなったり中途覚醒が増えるのはよくあること、とヨシダさんは言います。睡眠時間は足りないと感じたら、午後、早めの時間に15分くらいのお昼寝を加えてみてください。その他、入眠のよくある疑問についても聞いてみました!
【Q.】寝る前に音楽は聴いてもいいの?
【A.】Yes! ただし「歌詞ナシ」が条件です。
歌詞付きの音楽は、歌詞に気がいってしまうと眠りの妨げになります。歌詞のないインストゥルメンタルなどが適しています。
「川のせせらぎや鳥の鳴き声などの自然音も、人をリラックスさせる独特なリズムを持っています」(三橋さん)、「寝ている間は神経も休ませてあげたいので、音楽はタイマーなどを利用してもいいでしょう」(ヨシダさん)など、聴くものや時間なども工夫してみるのも良いでしょう。
【Q.】リラックスして眠れる香りを教えてください
【A.】ラベンダーは心の緊張をほぐします。
眠りに効果的な香りで有名なのはラベンダーです。ほかにもオレンジなどの柑橘系は、沈んだ気持ちを明るくしてくれます。直感で気に入った香りを購入し、何種類か揃えて、その日の気分によって香りを変えるとさらにGOOD。
いかがでしたか? 睡眠や寝不足にまつわる知識、もし間違っていたら今日からさっそく直して良い睡眠を取りましょう!
[ご協力いただいた方々]
左:快眠セラピスト/三橋美穂さん
右:睡眠改善アドバイザー/ヨシダヨウコさん