ツインバード「2電源式ポータブル電子適温ボックス」をテスト!
ツインバード
2電源式ポータブル電子適温ボックス(HR-EB07W)
実勢価格:2万5800円
サイズ・重量(本体):W280×D340×H525mm・6.1kg
庫内容量:13L
付属品:棚板、AC電源コード、DC電源コード
2022年11月2日に発売されたばかりのツインバード「2電源式ポータブル電子適温ボックス(HR-EB07W)」は、AC/DCの2電源式なので自宅でも車内でも使用できる保冷保温ボックス。
容量が大きめで、透明窓やキャスター、ハンドルなどの便利な装備もついているのが特徴です。
果たして実際の使い心地はどうなのか?
弊社独自の商品テスト機関「LAB.360」の協力のもと、忖度一切なしのガチ検証を実施しました!
テスト1:しっかり温かく/冷たくなるの?
結果:保温も保冷も自販機と同じくらいの温度になった
サーモレコーダーのセンサーを庫内に設置して、温度推移を計測しました。
測定時の室内の温度は23.8℃、湿度は40%です。
結果、保温も保冷も自販機と同じくらいの、ドリンクをおいしく飲める温度になりました。
保温性能は?:約3時間で60℃に到達
製品仕様では、「保温モード」の設定温度は【60℃±6℃(周囲温度が20℃のとき)】とされています。
実際に計測してみると、運転開始後は徐々に庫内温度が上昇していき、約3時間で設定の60℃に達しました。
保冷性能は?:1時間で4.4℃まで低下
製品仕様によれば、「保冷3(強冷)モード」の設定温度は【3℃±3℃(周囲温度が25℃のとき)】。
実際に計測してみると、1時間で4.4℃まで下がりました。
60分以降も、少しずつですが温度が低下していました。
保冷モードは強冷以外にも、ワインや化粧品用の「保冷1(15℃)」、標準の「保冷2(5℃)」も選択できます。
テスト2:ドリンクはたくさん入るの?
結果:500mlのペットボトルが10本も入った
庫内容量は13L。
500mlペットボトルなら10本、1.5Lのペットボトルは3本、750mlのワインボトルなら4本収納できます。
そのうえ扉が大きく開くので、中身がわかりやすく、取り出しにくさもありません。
また付属の棚板を取り付ければ、庫内を上下左右に仕切ることもできます。
フタは透明の窓がついており、閉じた状態でも中が見えて便利です。
テスト3:操作はしやすいの?
結果:DCプラグつきで車内でも問題なく使用できた
DCプラグも付いているので、車内のアクセサリーソケットにそのまま差し込んで使用できます。
これなら長時間ドライブ中でも、しっかりと温かい、または冷たいドリンクで一息がつけますね!
本体にキャスターと大型ハンドルが付いているので、重さ6.1kgながらも持ち運びしやすいです。なおキャスターは、平坦な室内でのみ使用できます。
操作ボタンも押しやすい!
操作ボタンは大きいので押しやすく、カバーつきなのでホコリが侵入しにくい仕様となっています。
テスト4:動作音は静かなの?
結果:騒音計の数値は図書館なみの静かさだった
本体の真上と真横から1mの位置に騒音計を置いて計測し、平均値を出しました。
もっとも高い数値は「保冷3モード」時の46.3dBで、これでもささやき声や、図書館なみ。
体感的にはほとんど気になりませんでした。これならお子さんやペットがいる家庭でも気兼ねなく使用できます。
そつのない保温/保冷性能と使い勝手が両立した製品!
以上がツインバード「2電源式ポータブル電子適温ボックス(HR-EB07W)」の検証結果でした。
AC電源コードだけでなくDC電源コードがついており、自宅・車ともに快適に使用ができます。
肝心の保温/保冷性能は、実測で60℃の保温・4.4℃の保冷となり、メーカーが謳う数値とほぼ変わらず優秀です。
ペットボトルもたくさん入るので、家族分をまかなうこともできます。
キャスターやハンドルつきで持ち運びがしやすい点も高評価です。
帰省など家族で長時間ドライブをするときは、車内に置いておきたいと感じました。
家についたら持ち込んでそのまま使用できるのも便利です。
テスト結果とアピールポイントを総まとめ!
ツインバード
2電源式ポータブル電子適温ボックス(HR-EB07W)
実勢価格:2万5800円
サイズ・重量(本体):W280×D340×H525mm・6.1kg
庫内容量:13L
付属品:棚板、AC電源コード、DC電源コード
▼テスト結果
総合評価 | 保温/保冷性能 | 容量 | 操作性 | 静音性 | 移動時の手間 | 電源・バッテリー |
A+ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
最後に、ツインバード「2電源式ポータブル電子適温ボックス(HR-EB07W)」のよかった点と残念だった点をまとめました。
▼よかった点
- 保温のほか保冷機能もついているので、冬でも夏でも使える
- 家でも車でもシームレスに活躍する
- 500mlペットボトルが10本も入る
- キャスターとハンドルつきで持ち運びやすい
▼残念だった点
- キャスターを外で使用することは推奨されていない
- バッテリーは内蔵していないので、電源のないキャンプ場では使用できない
60℃への到達後は温度のブレはなく、60℃をキープしていました。