アウトドア水遊びに最適なビニールプールの選び方

夏の空とパラソル
(出典) pexels.com

夏に子どもを遊ばせるためのビニールプールには、さまざまな種類があり、子どもの年齢や設置場所によって選び方を変える必要があります。

購入前に確認したいスペックと、選び方を解説します。

使う場所の広さに合った「大きさ」を選ぶ

ベランダやバルコニーにビニールプールを設置するときは、2m未満の小型ビニールプールがおすすめです。ビニールプールが壁に接触してしまうと、傷が付いたり穴が開いたりしてしまうため、ギリギリのサイズは避けましょう。

2m以上の大型ビニールプールを使用したい場合は、庭や公園など広い場所が必要です。広さがあれば子どもも大人も楽しめる大型サイズや、滑り台が付いたタイプで遊べます。

ベランダや屋上などで滑り台付きビニールプールを使う場合は、滑り台の上で子どもが飛んだり跳ねたりすると、柵を飛び越えてしまう可能性があるため、注意が必要です。

メーカー指定の「対象年齢」を確認

多くのビニールプールには子どもの対象年齢が指定されているので、購入時にチェックしましょう。

幼児が使えるビニールプールは浅めのものが多く、対象年齢が上がると水深が深くなります。

大きくなっても使うからと幼児を深いプールで遊ばせると、転倒や溺れる危険性があります。子どもの年齢に合ったビニールプールを用意し、遊んでいる最中は大人が目を離さないようにしましょう。

滑り台や屋根付きなど「デザイン」も大切

子どもが楽しめるような工夫にも注目しましょう。

滑り台やボールゴールが付いたものなら、水遊びをしながら遊具で遊べます。屋根付きのビニールプールなら、暑い季節の日差しをやわらげるのに役立ちます。

また、リビングや子ども部屋におけるサイズであれば、オフシーズンにボールを入れてボールプールとして使うことも可能です。部屋に置いてもなじむデザインかどうかも検討して購入すると、1年を通して活用できるでしょう。

電動ポンプや排水栓など「機能」に注目

空気を入れて膨らませるタイプのビニールプールは、電動ポンプがあると便利です。

大型のものに手動ポンプで空気を入れようとすると、準備に時間と労力がかかります。電動ポンプ付きのものを選ぶか、別途用意するとよいでしょう。

また、排水栓の有無にも注目です。排水栓があれば、水が大量に入った重いビニールプールを移動させる必要がありません。排水用ホースとつなげられるタイプもあるので、設置場所と排水場所の位置も考慮するとよいでしょう。

アウトドアマンションにおすすめの小型ビニールプール

水に浮かんだアイス型のバウンサー
(出典) pexels.com

ベランダやバルコニーに設置しやすい、2m以下の小型でシンプルなビニールプールの中から、空気を入れるタイプとフレームタイプのものを紹介します。

ハック「ファミリープール 2m」

ハック「ファミリープール 2m」 イメージ
ハック「ファミリープール 2m」

ハック
ファミリープール 2m
実勢価格:3500円

サイズ:約幅200×奥行D140×高さ40cm
重量:約2.85kg
対象年齢:記載なし

ベランダやバルコニーに設置しやすい、シンプルな長方形タイプのビニールプールです。幅が2mあるので子ども1人で遊ばせるだけでなく、親子一緒にプール遊びができます。

上下それぞれを膨らませる2気室構造なので、安定感があり安心です。空気栓には2段式バルブを採用しており、空気注入と排出が楽にできます。

クリアブルーとホワイトの色合いで、暑い季節でも涼しい気分で遊べるでしょう。

SOHAPI「プール 子供用 XL」

SOHAPI「プール 子供用 XL」 イメージ
SOHAPI「プール 子供用 XL」

※画像はAmazonより

SOHAPI
プール 子供用 XL
実勢価格:9999円

サイズ:約直径160×高さ40cm
重量:記載なし
対象年齢:記載なし

空気を入れる必要のない、設置が楽な折り畳み式のビニールプールです。子どもだけでなくペットの水遊びにも向いています。

耐久性のあるPVC素材を使用し、側面は高強度MDFボードで補強されているため、耐摩耗性に優れ型崩れしません。プール底部と内周に凹凸加工の滑り止めが施されているため安心です。

大型の排水口があるので素早く排水できます。また、ホースコネクターにホースをつなげば、希望する場所に水を放出できて便利です。

INTEX「ミニフレームプール 57173」

INTEX「ミニフレームプール 57173」 イメージ
INTEX「ミニフレームプール 57173」

INTEX
ミニフレームプール 57173
実勢価格:4061円

サイズ:約幅122×奥行122×高さ30cm
重量:約4kg
対象年齢:2歳以上

アメリカにあるインテックス社製の、フレームタイプのビニールプールです。フレームプールはパイプを組み合わせれば完成なので、空気を入れて膨らませる必要がなく、設置と片付けが手軽にできます。

プールの外周部分にパッドが入っているので快適に遊べますが、コンクリートやアスファルトなどの硬い場所に設置すると、底が擦り切れて穴が開いてしまうため注意が必要です。

排水口はプールの底面に設置されており、楽に水を排出できます。

アウトドア小さい子どもにおすすめのビニールプール

水に浮かんだイルカのおもちゃ
(出典) pexels.com

小型で浅めのビニールプールなら、1~3歳ごろの小さい子どもでも安心して遊べます。屋根とボールゴール付きのものと、シンプルなものを紹介します。

FBSPORT「ベビープール 直径94cm」

FBSPORT「ベビープール 直径94cm」 イメージ
FBSPORT「ベビープール 直径94cm」

※画像はAmazonより

FBSPORT
ベビープール 直径94cm
実勢価格:3870円

サイズ:約直径94×高さ24cm、UVシェード高さ 60cm
重量:記載なし
対象年齢:1歳以上
付属品:ボールゴール・UVシェード・収納バッグ

着脱可能なUVシェードとボールゴールがセットになった、幼児から遊べるビニールプールです。収納バッグが付属しているため、収納時や持ち運び時に重宝します。

折り畳み式なので空気を入れる必要がなく、手軽に設置できます。排水時はサイドにある排水用ボタンをかけるだけです。

サンシェードを取り外せば、部屋に置いてボールプールやキッズサークルとしても使えます。

INTEX「マイファーストプール 59409」

INTEX「マイファーストプール 59409」 イメージ
INTEX「マイファーストプール 59409」

INTEX
マイファーストプール 59409
実勢価格:673円

サイズ:約直径61×高さ15cm
重量:約0.207kg
対象年齢:1~3歳

ユーモラスなイラストがかわいらしい、ベビー用ビニールプールです。およそ15Lの水を入れて、水深9cmになります。小さい子どもが座って遊ぶのにちょうどよい大きさでしょう。

しっかりした2気室構造なので、安定感があります。空気栓には2段構造を採用し、空気が抜けにくいので、シーズン中に何度も空気を入れる手間がありません。

修理用パッチが付属しているので、万が一小さい穴が開いてしまったときも安心です。

INTEX「プレイボックスプール 57100」

INTEX「プレイボックスプール 57100」 イメージ
INTEX「プレイボックスプール 57100」

INTEX
プレイボックスプール 57100
実勢価格:1907円

サイズ:約幅86×奥行86×高さ25cm
重量:約0.83kg
推奨年齢:1~3歳

明るい色使いで楽しく遊べる幼児向けビニールプールです。

コンパクトサイズなので、狭いベランダでも水遊びが可能です。側面はもちろん、底面にも空気が入るエアクッションを採用することで、快適さと安全性を両立しています。

扱いやすい正方形なので、水を入れないときは立てて置いておけば埃やゴミがたまるのを防げます。ただし、軽いので飛ばされないように注意しましょう。

アウトドアゆったり遊べるおすすめ大型ビニールプール

浮き輪とボール
(出典) pexels.com

大きさ2m以上のビニールプールがあれば、子どもだけでなく大人も一緒に遊べます。空気を入れるタイプとフレームタイプ、屋根付きタイプを紹介します。

AKASO「プール 大型 家庭用 2.4M」

AKASO「プール 大型 家庭用 2.4M」 イメージ
AKASO「プール 大型 家庭用 2.4M」

AKASO
家庭用大型プール
実勢価格:7980円

サイズ:約幅240×奥行142×高さ56cm
重量:約5.3kg
推奨年齢:6歳以上

大人と子どもで6人程度まで一緒に入れる、ファミリー向けの大型ビニールプールです。厚さ0.4mmのPVC素材を使用した頑丈な作りなので、親子で思い切り遊べます。

ライトブルーとホワイトの色使いが涼しげで、本体部分は海の生き物の総柄イラストです。

3気室構造で、空気漏れを防ぐ二重弁のキャップを採用しています。床面に排水弁があるので排水が楽な上に、付属のPVCホースを使えば適切な場所に水を流すことができます。

INTEX「レクタングラフレームプール 28272」

INTEX「レクタングラフレームプール 28272」 イメージ
INTEX「レクタングラフレームプール 28272」

INTEX
レクタングラフレームプール 28272
実勢価格:1万3799円

サイズ:約幅300×奥行200×高さ75cm
重量:約20.7kg
推奨年齢:6歳以上

家族でプール遊びが楽しめるフレームタイプの大型ビニールプールです。空気を入れる手間がなく、パイプを組み合わせてフレームを作るだけで完成します。

素材には、ヘビーゲージPVCを採用しているため頑丈です。本体の90%水を入れると約3834Lになるほどの大きさなので、小さな子どもが潜ったり泳いだりの練習をする際に最適です。使用の際は子どもだけで遊ばせず、必ず大人が付き添うようにしましょう。

長時間遊ぶ場合は、別売りの専用循環ポンプを使用するか、水の汚れに応じて新しい水を追加しながの使用がおすすめです。

Shilanmei「エアープール 大型」

Shilanmei「エアープール 大型」 イメージ
Shilanmei「エアープール 大型」

Shilanmei
エアープール 大型
実勢価格:1万1980円

サイズ:約幅318×奥行180×高さ68cm、UVシェード高さ 130cm
重量:約7.25kg
対象年齢:記載なし
付属品:UVシェード

着脱可能な屋根付きで、日差しが強い日でも安心して家族で遊べる、大型ビニールプールです。屋根はUPF50+で、紫外線遮蔽率98%なので、日焼けの心配が減少します。

強力なモーターの電動ポンプを内蔵しているため、自分で空気を入れて膨らませる必要がありません。ボタンを押せば60秒で自動的に膨らみます。単三電池が8本必要なので、準備しておきましょう。

底面は、アウターPVC防水素材・コットン・インナーPVC防水素材の3重構造で柔らかく、転んでも痛くない設計なのもうれしいポイントです。

アウトドア滑り台や玩具付きのおすすめビニールプール

フラミンゴのバウンサーと浮き輪
(出典) pexels.com

プールだけでも楽しめますが、滑り台や玩具が付いていると遊びの幅が広がり、子どもが喜びます。

設置スペースがあるなら、ぜひ検討したいおすすめの玩具付きプールを紹介します。

INTEX「ダイナソアプレーセンター 57444」

INTEX「ダイナソアプレーセンター 57444」 イメージ
INTEX「ダイナソアプレーセンター 57444」

INTEX
ダイナソアプレーセンター 57444
実勢価格:5984円

サイズ:約幅191×奥行249×高さ109cm
重量:約5.02kg
対象年齢:3歳以上
付属品:修理用パッチ

恐竜時代をイメージしたデザインで、水遊びが好きな子どもだけでなく、水が苦手な子どもも喜ぶビニールプールです。水遊びをさせたい人や、子どもを水に慣れさせたい人に向いています。

恐竜はボールゴールになっているため、付属のボールを使って遊べます。また、ホースをウォータースプレーとつなぐことで、ヤシの木と滝から水が出る仕様で、楽しく水に慣れてもらうことが可能です。

排水口はプール本体の底面にあり、簡単に水を抜くことができます。なお、本体・恐竜・滑り台はそれぞれ別に膨らませる必要があるので、電動ポンプを用意しておくと便利です。

サンパーシー「ジャンボファミリープール 滑り台付」

サンパーシー「ジャンボファミリープール 滑り台付」 イメージ
サンパーシー「ジャンボファミリープール 滑り台付」

サンパーシー
ジャンボファミリープール 滑り台付
実勢価格:4999円

サイズ:約幅300×奥行160×高さ60cm
重量:約4.7kg
対象年齢:記載なし

取り外し可能な滑り台が付いた大型ビニールプールです。

滑り台は、固定用リングとロープを使って固定できるため、使用時にぐらつくことがありません。滑り台の着地地点にはクッションが設置してあるので、滑り終わったときのお尻の痛みを軽減してくれます。

PVC素材を採用しているため、耐久性・耐候性・耐水性に優れ、安全で長持ちします。涼しげなスケルトンカラーが、暑い季節にピッタリです。

WEIMALL「プール 滑り台付き」

WEIMALL「プール 滑り台付き」 イメージ
WEIMALL「プール 滑り台付き」

WEIMALL
プール 滑り台付き
実勢価格:5980円

サイズ:約幅270×奥行170×高さ98cm
重量:約2.85kg(パッケージ)
対象年齢:4歳以上

カメが水のみをしているようなユニークなデザインが特徴のビニールプールです。2面あるプールのうち、カメのプールは顔が滑り台になっているので、子どもが楽しく遊べます。

連結して使う以外にも、取り外して1面ずつで遊ぶこともできます。カメの甲羅部分は着脱可能な屋根になっているので、日差しが強い日でも安心です。

水色のプールに付いているクマノミは、ホースをつなぐと顔からシャワーが出る仕掛けです。涼しい上に子どもが喜ぶでしょう。

耐久性と耐水性に優れたPVC素材を採用しているので、破れにくく、水漏れを防ぎます。

Shilanmei 「エアープール」

Shilanmei 「エアープール」 イメージ
Shilanmei エアープール

※画像はAmazonより

Shilanmei
エアープール
実勢価格:1万2800円

サイズ:約幅190×奥行125×高さ50cm
重量:約5.56kg
対象年齢:記載なし
付属品:ポンプ・スライド・バスケットボールボックスおもちゃ

幅約190cm深さ約50cmの大型ビニールプールに、滑り台とクマのボールゴールがセットになっています。電動ポンプが付属しているので、空気入れも簡単です。

摩擦に強く耐久性があるPVC素材を使用し、底部には傷防止加工が施されているため、丈夫で長持ちします。

大型でシンプルなデザインなので、子どもが成長しても通常のビニールプールとして使えます。大型ですが排水栓が底部に設置されているので、水抜きも楽に行えるでしょう。

アウトドアみんなで遊べる超大型ビニールプール

ユニコーンのバウンサー
(出典) pexels.com

水を使用すればビニールプールとして使うことができ、水を使わないときはバウンサーとして遊べる、超大型ビニールプールを紹介します。

クライミングやシュート遊び、トランポリンなどアクティビティが満載のプールは要チェックです。

FBSPORT「ウォータースライダー&プール ホリデイ」

FBSPORT「ウォータースライダー&プール ホリデイ」 イメージ
FBSPORT「ウォータースライダー&プール ホリデイ」

FBSPORT
ウォータースライダー&プール ホリデイ
実勢価格:3万5555円

サイズ:約幅360×奥行340×高さ218cm
重量:記載なし
対象年齢:3~8歳

乗用車2台分のスペースに設置できる、超大型のアスレチック型ビニールプールです。室内外どちらでも使うことができ、水遊びだけでなくさまざまな遊びができます。

ウォータースライダーやクライミング、壁に開いた穴をめがけてシュート遊びなど、子どもが飽きずに体を動かす遊びが満載です。

耐荷重は120kgで、30kg未満の子どもが1~4人で遊ぶことができます。

ただし、使用している間は付属のブロワーで風を送り続ける必要があります。必ず大人が見ているようにしましょう。

NEOLEAD「HO!!PS ビニールプール トランポリン 滑り台」

NEOLEAD「HO!!PS ビニールプール トランポリン 滑り台」 イメージ
NEOLEAD「HO!!PS ビニールプール トランポリン 滑り台」

NEOLEAD
HO!!PS ビニールプール トランポリン 滑り台

実勢価格:4万7800円
サイズ:約幅320×奥行370×高さ205cm
重量:約14kg
対象年齢:3~8歳
付属品:専用ブロワー(450W)・固定用ペグ・修復用生地・バッグ・本体用ホース・取り扱い説明書

カラフルでポップな色使いが目を惹く、超大型ビニールプールです。ウォータースライダーやプールだけでなく、トランポリンも付いているため、バウンサーとして季節を問わず遊べます。

3〜8歳までの子どもが4人まで遊べるので、家使いだけでなく、キャンプやイベントなどで集まったときにも活躍します。専用バッグが付いているので、持ち運びが簡単です。

付属のブロワーで空気を送り続け、本体表面に配置された無数の排気穴から空気が抜けるので、常に弾力があり、子どもが飛んだり跳ねたりしても壊れません。ウォータープールだけでなくボールプールにもできるため、室内でも使えます。

アウトドアまとめ

ビニールプールで子どもを遊ばせるときは、子どもの年齢と設置場所に合ったものを選びましょう。設置場所が狭い場合や子どもがまだ小さい場合は、2m以下の小型で浅めのビニールプールがおすすめです。

広い設置場所を確保できるときは、2m以上の大型ビニールプールがよいでしょう。子どもが喜ぶ滑り台や玩具付きのものがおすすめです。ウォータープールとしてだけでなく、ボールプールとしても使えるものを選べば、季節を問わず遊べます。

お気に入りのビニールプールを見つけて、楽しい思い出をたくさん作りましょう。

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