AV機器『ニッポンのラジオきき』とは

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日本全国に数多あるラジオ番組ですが、AM、FMだけでなく各局、さらには時間帯や番組でその色はさまざま!

家電批評の人気連載『ニッポンのラジオきき』では人気の番組やパーソナリティはもちろんのこと、地元の人がひっそりと楽しんでいる「実はとっても魅力的」な番組とパーソナリティにスポットを当てています。

インタビュアーはラジオ「聴き」の専門家・ラジオレコメンダーのやきそばかおるさんです。さらにはラジオといえばやっぱり、番組を聴くための「機器」も大事! というわけで、紹介する番組を聴く際におすすめのラジオ機も紹介しています。

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さらにはラジオといえばやっぱり、番組を聴くための「機器」も大事! というわけで、紹介する番組を聴く際におすすめのラジオ機も紹介しています。ぜひとも番組選び、ラジオ機選びの参考にしてみてください。

AV機器今回のパーソナリティは?

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今回のパーソナリティは、小松 千絵(こまつ ちえ)さん。YBS山梨放送のアナウンサーで、よくしゃべり、グイグイせまる「YBSの切り込み隊長」だ。

長野県出身で、山梨生活も3年目を迎え、最近は前任地の岡山で鍛えた「岡山弁」よりも山梨の「甲州弁」が会話に出ることが増えたのだそう。

朝から2時間エンジン全開トーク!

総務省統計局が2020年に行った「通信利用動向調査」によると、山梨県のラジオの世帯保有率はなんと全国1位(55・2%)。47位(31・3%)とは大きな開きがある。

山梨県が1位であることに対して、「山梨の皆さんは本当にラジオを愛していらっしゃいます」と答えるのがYBS山梨放送の小松千絵アナウンサー。山梨でも東京のラジオ局の電波が入る地域はあるが、「地元の番組を聴きたい」と思う人が多いようだ。

小松アナが週に1日担当している『うるさごぜん』も人気番組のひとつ。朝の番組にしてはオープニングからよくしゃべる。しかもニュース、スポーツ、芸能、エンタメから季節の話題など内容は多岐にわたる。

それもそのはず、小松アナは日頃から他の系列局の番組も含めてニュース番組を録画してまでチェックしているほか、毎日、新聞10紙に目を通す。ドラマやバラエティーも漏らさず観ており、リスナーからのメッセージでどんな話題のパスが来ても返せるよう、心がけているのだ。

宝塚への憧れで育ったプロ根性!

金曜日には、小松アナが憧れていて、3度も受験した宝塚の魅力を思う存分語る「ヅカオタ」のコーナーがある。

彼女は身長170㎝のスラリとした体型。3歳から約15年間水泳とピアノを習い、小学6年の時に『ベルサイユのばら』(池田理代子)の漫画を読み始めたのをきっかけにテレビで宝塚の公演を鑑賞、宝塚の道を目指した。クラシックバレエ、声楽、ジャズダンスなどを習ったほか、週末には東京にある宝塚の受験スクールに高速バスで通った。

夢は叶わなかったが、番組のためなら手間を惜しまない根性はこの時に培われたのだろう。特に先輩の櫻井和明アナを尊敬しており「何でも知っていて勉強になります。話も面白いです!」と嬉しそうに話していた。

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大好きな宝塚の「花組ポーズ」をキメてくれた小松アナ。

“ラジオ王国”山梨で、めざすは一生、アナウンサー!!

YBSラジオはほかにも魅力的な特別番組をたくさん放送している。昨年放送されて大きな反響を呼んだ『「生理MEETING」〜わたしらしく生理整頓〜』も小松アナの立案だ。「YBSはやりたいことに挑戦できる環境があり、恵まれています。一生、アナウンサーの仕事を全うしたいです」と真っ直ぐな姿勢で、その真っ直ぐな気持ちを話してくれた。

AV機器今月の聴きたい番組:『ひる前らじお うるさごぜん』

今月の聴きたい番組:『ひる前らじお うるさごぜん』 イメージ

YBS山梨放送
毎週月〜金曜日10:00〜12:00
FM90.9/AM765
番組の公式ページ:https://www.ybs.jp/urusagozen/

「おしゃべりなパーソナリティがお届けする、2時間の生放送!」がテーマの人気帯番組。小松アナウンサーは木曜日を担当している。ツイッターのハッシュタグは「#うるさごぜん」でつぶやこう!

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小松アナは漢検2級、秘書検定2級、豆腐マイスターなど資格もたくさん持っています! 4月からは新たに『はみだし しゃべくりラジオ キックス』(月曜〜金曜 13時〜16時30分)の月曜を いしいそうたろうと担当。土曜には『Bloomin’』(9時〜12時50分)を担当します。

それでは、そんな小松アナの番組を聴くのにおすすめなラジオを紹介します。

AV機器今回の聴きたいラジオ

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オーム電気
AudioComn 豊作ラジオ 
PLUS RAD-H390N
実勢価格:2728円

サイズ・重量:W195×D112×H178mm・約0.69kg
電源:DC6V・単1形乾電池4本
受信周波数:AM530〜1605kHz、FM76〜99MHz

見た目はレトロでラジオ好きにとってはたまらないビジュアル。編集部で使用してみると、ダイヤルをまわしてバンドの選択、また選曲に音量もできて操作性は問題ありません。少し気になるのは、選曲する際の「この周波数にピタッと合わせたい」がうまくいかないことがある点。デジタル表示ではないので仕方ない部分もありますが、電波の入りが悪い部屋で選曲しようとすると、バチっと合わせづらいことがありました。

とはいえ、AMもFMも昔ながらのラジオ音質で聴けるうえに音もクリア。電池で駆動するためキャンプ中など、屋外での使用も可能な点が高評価です。

というわけで、今回の『ニッポンのラジオきき』はいかがだったでしょうか? また次回もお楽しみに。