ビューティー美容の広告ワードはウソ?ホント?

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売り場に溢れる広告ワードの数々。「毛穴レス」「ツヤ肌」など、効果がわかりやすいPOPが貼っているものは、つい手にとりたくなりますよね。とはいえ、衝動買いして失敗することも多いトラップが……。

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いかにも効果がありそうな「毛穴ゼロ」や「透明感」などのワードですが、注釈をよく読むと勝手に誤解しているだけということもあります。まずちゃんと注釈を読んでから検討をすることが大事です。

そこで雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌であるコスメ雑誌『LDK the Beauty』(エルビュー)編集部では、このような誘惑されやすい広告ワードを徹底的に調査。プロへの取材やテストでわかった美容の正しい知識をお届けします。

今回のワードは、意外とどう選んでいいのか分からない「しっとり&さっぱり」と、一緒に並んでいるとついまとめ買いしちゃう「ライン使い」の真相です。

ビューティーQ. 乾燥肌はしっとり、脂性肌はさっぱりを選ぶべき?

A. ウソ。水分と油分のバランスが大事! 同じタイプで揃える必要ナシ

乾燥肌だから必ずしっとりタイプを選ぶべき、と決めつけるのはNGです。最終的に肌の水分と油分のバランスが整っていればいいので、肌質をベースに、その日の肌状態や使用感の好みなども考慮しましょう。

自分の肌に合わせてアレンジOK

▼乾燥肌さん

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乾燥肌だけどベタベタが苦手なら、すべてしっとりタイプでそろえる必要はありません。しっとり化粧水+さっぱり乳液を組み合わせるなど、自分にとって丁度いいバランスを見つけて。

▼脂性肌さん

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脂性肌だけど肌がゴワつくという人は、しっとりタイプの化粧水に含まれる少量の油分が最適という場合もあります。乳液やクリームが必要のない人もいるので、製品名やPOPにとらわれず、試してみてくださいね。

生田ちひろ 氏
元化粧品メーカー研究員
生田ちひろ 氏 のコメント

好みやその日のコンディションで使い分けるのがオススメです。

ビューティーQ. スキンケアはライン使いしないと効果半減する?

A. ウソ。効果が減ることはないので好きに組み合わせて

スキンケアはライン使いで、という思い込みは捨てて。複数の肌悩みがあるなら、それぞれを改善するアイテムを別個で選べばOK。何を買うか迷った場合は、同じラインでそろえてみるのもいいでしょう。

同じメーカーで ラインを変えてもOK!

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ライン使いだと美白、エイジング、保湿など一つの分野に限定されがちですが、アイテムごとに目的を変えても問題ありません。美白ライン+ 保湿ラインもOKです。

佐藤薫 先生
医師(形成外科・美容皮膚科)
佐藤薫 先生 のコメント

メーカー違いで使っても肌トラブルがないなら問題ありません。

化粧水&乳液のおすすめはカルテHD

化粧水&乳液のおすすめはカルテHD イメージ
 

カルテHD
モイスチュアローション
(医薬部外品)
実勢価格:各1980円

内容量:150ml

化粧水&乳液のおすすめはカルテHD イメージ2
 

カルテHD
モイスチュア エマルジョン
(医薬部外品)
実勢価格:1980円

内容量:120ml

2021年の化粧水&乳液部門「LDK the Beauty オブ・ザ・イヤー」を受賞したのが、カルテHD「モイスチュアローション」&「モイスチュア エマルジョン」。化粧水、乳液ともに1000円台ですが、デパコスを上回る高い保湿力を見せました。

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以上、思わず買ってしまう誘惑ワードの真相をお届けしました。

本当に大事なのは、流行りにのっかることよりも、自分に必要か見極める力です。正しい知識にアップデートして、怪しいウワサやワードに惑わされないようにしましょう!