iPad mini第6世代でおすすめのスタイラスペンは?
「iPad mini第6世代」が発売され、大きな反響を呼んでいます。価格の割に高スペックで、携帯性に優れることから、持ち歩いての使用にも重宝します。
Apple
iPad mini(第6世代)
実勢価格:
Wi-Fiモデル
5万9800円(64GB)
7万7800円(256GB)
Wi-Fi+Cellularモデル
7万7800円(64GB)
9万5800円(256GB)
サイズ:W134.8×H195.4×D6.3mm
重量:293g(Wi-Fi)/297g(Wi-Fi+Cellular)
iPad mini(第6世代)は、どの画面でもメモが取れる優秀な「クイックメモ」や、画角自動調節のセンターフレーム機能など、ノマドワークやスキマ時間の仕事が超捗る便利な機能がいっぱいあります。
もっとも大きな特徴はApple Pencil(第2世代)に対応したこと。相性は抜群でメモからイラストまで幅広くこなせます。そんなiPad用ペンシルはiPadに必携の存在ですが、純正品は高額ですよね。
そこでテスト誌「家電批評」2021年12月号では、最新iPadに対応するスタイラスペン8製品を比較検証しました。今回は、その結果高評価だったおすすめのものを紹介します。
最新iPad対応のスタイラスペン8製品を徹底比較!
テストしたは、価格を抑えたサードパーティ製のスタイラスペン8製品。テストでは、次の6項目を検証しました。
テスト1:書き味
ペン先の形状から来るなめらかさ、画面でのペンの走り、筆記のタイムラグなどを検証しました。
テスト2:持ちやすさ
形、形状、太さ、軸の材質などをチェック。机の上に置いた時の安定感なども注目しました。
テスト3:筆圧検知
筆圧を検知して、線の太さが変わる機能。液晶タブレットなどに対応したペンには必須ですが、今回の製品ではどれも残念ながら非対応でした。
テスト4:パームリジェクション
ペン先以外の部分、たとえば手のひらなどが画面に触れた時に、それを認識しない機能です。今回はどのペンも対応していました。
テスト5:磁石
磁石が内蔵されていて、iPadの側面にくっつけることができるかどうかも重要なポイントです。なお、磁気コネクタからの充電はすべて非対応です。
テスト6:充電
充電方法や充電完了時間、およびフル充電時の稼働可能時間をチェックしました。
以上の6項目をテストした結果、ベストバイに輝いた製品を紹介します。
持ちやすく使いやすく充電関係もいい! KINGONE「 スタイラスペン」
KINGONE
スタイラスペン
実勢価格:3259円
サイズ:φ9×H166mm
ペン先径:φ約6mm/約1mm(先端径)
重量:13.5g/16.8g(実測値/公称値)
充電時間:約1時間
自動スリープ:5分間
稼働時間:約10時間
充電方式:USB Type-C
ベストバイに輝いたのは、KINGONE「スタイラスペン」。書き心地や使い勝手の良さは純正品と比べても遜色ないレベルで、他の製品と共通する項目以外の4項目で高い評価を獲得しました。
▼テスト結果
- 書き味 :◎
- 持ちやすさ :◎
- 筆圧検知 :なし
- パームリジェクション:あり
- 磁石 :◯
- 充電 :◯
持ちやすく、使いやすいです。磁石でしっかりとつくので、持ち運びにも邪魔になりません。充電端子も近年のトレンドであるUSB Type-Cで、1時間の充電で10時間稼働可能と標準的。価格も手頃で文句なしのベストバイです。
ポイント1:高品質で使いやすい
太さ、長さ、形状、手ざわりなど、純正品のApple PencilⅡをほぼ踏襲した作りになっています。
ポイント2:純正ペンと同じように扱える
全体的にバランス良く持ちやすいです。あらゆる面がそつなくまとまっています。
ポイント3:純正品と変わらない使用感
純正品のApple PencilⅡとの機能面での違いを除けば、ほとんど変わらない感覚で使用することができます。
ベストバイとなったKINGONE「スタイラスペン」ですが、Appleの純正品とはどのような点が違うのか、2本を比べてみました。
筆圧検知は唯一無二! Apple「Apple Pencil(第2世代)」
Apple
Apple Pencil(第2世代)
実勢価格:1万5950円
サイズ:φ8.9×H166mm
ペン先径:φ約5mm/約1mm(先端径)
重量:17.9g/20.7g(実測値/公称値)
充電時間:1時間
自動スリープ:5分間
稼働時間:10時間
充電方式:iPad本体に接続
※製品画像はAmazonより
Apple「Apple Pencil(第2世代)」は、第1世代から劇的な変化を遂げ、iPadシリーズでは欠かすことのできない存在となっています。
専用の液タブにも負けない筆圧検知機能を筆頭に、側面にくっつけるだけでBluetoothによるペアリングが完了し、さらにペンへの充電も開始されます。iPad本体がないと充電できないという特徴はありますが、専用機器だと考えるとマイナスではありません。
▼テスト結果
- 書き味 :◎
- 持ちやすさ :◎
- 筆圧検知 :あり
- パームリジェクション:あり
- 磁石 :◯
- 充電 :◎
筆圧検知機能は唯一無二で、イラスト制作のような細かい筆致が求められるシチュエーションでは必須です。
新iPad miniユーザーなら必携の逸品でしょう。この値段でも買うだけの価値はあります。
まさにiPadのために作られた高性能スタイラスペン。
2製品を比較した結果がこちら!
KINGONE
Apple Pencil
細かい違いもいくつかありますが、最大の違いは筆圧検知に対応しているかどうか、という点にあります。純正品の方は筆圧で線の太さも自由自在ですが、KINGONE製品にはその機能はなし。筆圧検知が必要不可欠なら、Apple Pencil一択になります。
互換ペンシルは充電形式などに注意!
また、互換ペンシルを購入する場合、充電形式などにも注意しましょう。充電端子が異なる場合は対応したケーブルも必要で、外出時の荷物が増えることにも。それに磁石で付く位置が正しいかも気になるところです。
格安ペンシル部門の1位と不動のチャンピオンのApple Pencilを比べた結果は、Apple Pencilの勝利となりました。ただ、そうはいっても価格は前者の4倍以上の高価格。そして、外出先などで紛失する可能性はゼロではありません。
となれば、「外出時のメモ用に使う」といった、簡単な作業用として格安ペンシルを併用することは、選択肢としては十分ありです。
スタイラスペンの売れ筋ランキングもチェック!
スタイラスペンのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
『家電批評』2021年12月号
晋遊舎
『家電批評』
2021年12月号
実勢価格:700円
『家電批評』2021年12月号では「絶対に使って欲しい最新家電」の特集を掲載しています。こちらもチェックしてみてください。
評価通りの使い心地で、セカンドポジションとしてなら十分オススメといえるでしょう。