美収納で余計なシワも撃退たたむときの秘訣があるんです
整理収納アドバイザー・大橋わかさんに教えていただいた収納に最適なたたみ方には、2つのポイントがありました。1つは服を収納しやすい「四角くたたむ」方法。もう1つは、服にアイロンをかけるように手で押さえる「手アイロン」を使うことです。詳しい方法は、「収納のプロ直伝」シワなし! 無駄なし! 美しい衣類のたたみ方をチェックしてくださいね。
今回もそのポイントを使ったスウェット(パーカー)、ニット(セーター)、ジャケットのたたみ方をレクチャーします!
スウェットはフードの処理がカギこうすれば邪魔じゃない!
1.袖を内側へ伸ばす
いちばん邪魔になりそうなフードはそのままでOKです。そのままで、両腕を胸側に折ります。シワには強めの素材ですが、大きなシワが入らないように注意しましょう。
2.半分に折り上げる
次に、全体を半分にたたみます。裾を首側に折るほうが、この後の工程がやりやすいです。
3.フードで全体を包む
ここまでできたら残っているフードで、たたんだ部分をガバッと覆うように包み込みます。
4.形を整える
包んでから裏返すと、フードが邪魔にならない形の完成! あとは、収納するスペースにあわせて少しカタチを整えればOKです。
シワを防ぐアイテムを使う!セーターにはタオルです
1.両袖を内側へ折る
まずは、両袖だけを内側に折りましょう。飾りがついていなければ、折る面は胸側でも背中側でも大丈夫です。胴回りはまだ触りません。
2.まん中にタオルを置く
ここでタオルかバスタオルを用意します。タオルまたはバスタオルを平たい棒状にして、お腹のあたりに置きます。このとき、タオルまたはバスタオルが、身幅よりはみ出さないようにしてくださいね。
3.半分にたたむ
最後に、全体を半分に折ります。タオルを挟むことで、胴回りの折った部分がゆるいカーブになるので、シワを最小限に防げるんです。
ジャケットは型崩れ防止も重要! ここでもタオルが大活躍します
ジャケット類は、ハンガーにつるして収納しているご家庭が多いと思いますが、やむを得ずにたたんで収納する場合の最適な方法をご紹介します。
1.ボタンは外しておく
まず、ボタンはぜんぶ開けておきます。それによって、ボタン周辺にできるシワが防げるんです。
2.首にタオルを入れる
首の部分にタオルを入れます。このときタオルは丸め、元々のカタチをキープするようにしましょう。ジャケットは厚手なので、一度折りグセがつくとなかなか厄介です。こうして、型崩れによるシワを防止します。
3.折るところにタオルを置く
再びタオルの登場です。タオルを身幅と同じくらいの大きさに丸めて置き、タオルの部分を折り目にし、半分にたたんで完成です。収納するときは、平積み収納している上のほうに入れ、上から圧力を加えないようにしましょう。
服によってベストなたたみ方はこんなに違うんですね。折り目のシワが目立ってしまうようなセーターやジャケットは、タオルを丸めて挟むことでシワが軽減されることが分かりました。服を収納するときは、ぜひ試してみてください。