長所と短所をしっかり把握!お洋服収納が簡単になります
テレビや雑誌などで、さまざまな衣類収納が紹介されている中、LDK本誌が提案するのは、平積み、立てる、丸めるを使った3つの方法をオススメします! それぞれの収納方法の特徴を理解すれば、オフシーズン&オンシーズンのお洋服も上手に収納できますよ。
長期保管は「平積み収納」! シワを防げるので最適です
水平に薄くたたんで、服を水平に重ねることが一般的な平積み収納です。平積みの良いところは、時間が経っても広い面積で支え合うので、ズレにくく安定感がバツグン!
1枚1枚の平たく積んだ服は、広い面積で支え合うので、垂直方向に力がかかってもシワになりにくいんです。たたんだ状態が長期間になると、折りジワがついてしまうのが常ですが、それを最小限に抑えられるのも平積み収納の魅力なんです。
平積みには短所もあります下になった服は見えづらい
積み重ねていく平積み収納は、下になった服がどうしても見えづらい&取り出しにくい状態になります。お目当てのものを探して、掘っていくうちに全体のバランスが崩れてぐちゃぐちゃになることも! これが平積み収納の一番のデメリットです。
デイリー使いは「立てる収納」! 取り出しやすさがカギです
オンシーズンで、頻繁に使うお洋服の収納は、折りたたんだものを立てて収納するのがベストです。密着して収納されるので服がぎっしり入るのに、取り出しやすい収納方法です。
さらに上から見たときに、お目当ての服を見つけやすいのもポイントです。探す手間が省けるだけでストレスを感じずに済みますね。
長期保管はNG時間がたつとシワシワに
たっぷり入って便利な立てる収納ですが、長期の保管には向きません。立てたまま放っておくと、服にかかる重力によりカタチが崩れ潰れてしまいます。そうなるともうシワになってしまって、すぐに使うことは難しい状態に…。
「丸める収納」でスキマ解消! やわらかい素材が自立します
ヒートテックやスポーツウェアといった、サラサラした素材は、たたんでも崩れてしまう収納難易度の高い服です。こういった、収納がぐちゃぐちゃになりやすいやわらかい素材は、丸める収納が一番向いています。
丸めることで、自立するようになるので、お目当てのものが見つけやすくなります。もともとシワにならない素材なので、気軽に丸めて狭い場所のスキマ埋めにも活用できます。
シワになりやすい素材はダメ!無駄なスペースが生まれることも
丸める収納にもデメリットはあります。丸めた服同士にスキマができやすいことや、素材によっては丸めてしまうとシワになることも…。あくまでシワになりにくい素材向けの収納方法です。
平積み収納、立てる収納、丸める収納を使えば、タンスの中の使い勝手がいつもより良くなります。ぜひ、3つの方法を使いこなして衣替えを楽しんでくださいね。