そもそも宅配ボックスとは?

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戸建てのみでなく、マンションなどの集合住宅などでも宅配ボックスの普及が進んでいます。Amazonなど、ネット通販を利用した買い物が一般的になったものの、共働き世帯が増えたことで注文した荷物を受け取ることができないといった悩みを抱える世帯が増えました。それだけでなく、今日では新型コロナウイルスの感染防止のために「できるだけ人と会うのを控えたい」というユーザーからも注目を集めています。

とはいえ、まだまだ宅配ボックスとはどういったものなのかわからず、検討すらできていないという方も多いようです。

そこで、ここでは宅配ボックスの役割やメリット・デメリット、そして種類などについてもご紹介します。

宅配ボックスの役割とは?使用するメリットとデメリットは?

宅配ボックスの基本的な役割は、宅配便の荷物などを受け取るというものです。従来、宅配便は直接受け取る必要がありました。しかし、宅配ボックスがあれば不在であっても受け取ることができます。

比較的新しいマンションなどであれば、1階などのフロアに各部屋の宅配ボックスがまとめて設置されていることも多いですが、最近では部屋の前に設置出来るタイプのものも増えています。もちろん、戸建て向けの大型のものなどもあります。簡単に言ってしまえば、さまざまな荷物を受け取ることができる大型のポストのようなものだと考えるとイメージしやすいでしょう。

▼宅配ボックスのメリット
宅配ボックスの最大のメリットは不在時でも配達が可能なので、ネットショッピングなどで購入したものを最短で受け取ることができるという点です。日時指定ができるショッピングサイトなども多いですが、配達時間は午前中や夕方といった形で数時間から半日程度の幅があり、ピンポイントで設定できないケースがほとんどです。なので、時間指定をしても部屋で待つ必要があります。しかし宅配ボックスであればその必要もなく、自由に出かけられるという点もメリットです。

▼宅配ボックスのデメリット
一方でデメリットもあります。まず荷物を入れるために、ある程度の大きさのものを用意することになります。つまり、その分のスペースを確保する必要があるということです。マンションやアパートなどの集合住宅などの場合、設置できないケースもあるので注意が必要です。また、受け取り予定のある日だけ玄関前に置くタイプの場合、不在であることを周囲に知られてしまいます。そのため、別で防犯対策が必要となるケースもあります。

宅配業者や荷物の種類によっては宅配ボックスでの受け取りができないケースもありますので、この点は使用する前に事前に確認しておきましょう。

宅配ボックスの種類

宅配ボックスの種類 イメージ

宅配ボックスにはいくつかの種類のものがあります。中でももっとも簡単に導入できるのが簡易設置タイプです。工事などは不要で玄関脇などに置いておく形になります。集合住宅や賃貸物件などでも気軽に使用できますが、防犯的にはやや不安があります。ワイヤーなどで固定出来るタイプであれば簡単に持って行かれるようなことはありませんが、高価なものの受け取りは避けた方がいいでしょう。

アンカー固定式の宅配ボックスは工事を行ってボックスを取り付けるタイプです。防犯性能が高いので上記の簡易設置タイプよりも安心して荷物を受け取ることができます。また、デザインや機能的に優れたものも多いので、長く宅配ボックスを使用し続ける予定の方におすすめです。

宅配ボックスを選ぶポイントは 頻度や使い方で変わります

ネット通販はとっても便利だけど、荷物の受け取りとなると、宅配ボックスがない場合、在宅していなきゃダメなど、予定が制限されてけっこう不便……。また最近は、「不在配達問題」など、宅配業者の負担も増える一方ですよね。

そこでお役に立つのが宅配ボックスなのですが、使い方によって選ぶポイントがあるんです。今回オススメしたいのは、容量もありつつ「頑丈な」据え置きタイプの宅配ボックス。ネット通販をフル活用しても安心です。

【S評価】大容量で不在バレしない YAMAZENピーボプレミアム

ネット通販をフル活用するなら、小さめの本体サイズにもかかわらず、1度に複数の荷物を受け取れる「ピーポプレミアム」がオススメです。設置場所を用意できるという条件はありますが、土台固定工事を行えば本体ごと盗まれる心配もありません。

安全面はピカイチです。

YAMAZEN:宅配BOX ピーボプレミアム:郵便受け

YAMAZEN
宅配BOX
ピーボプレミアム
実勢価格:3万3624円

本体サイズ:約W500×D350×H630mm
受取可能サイズ:約W400×D300×H500mm
収納力:★★★
1回の複数受取:◎

【S評価】大容量で不在バレしないYAMAZENピーボプレミアム イメージ

据え置きタイプなので、不在がバレる心配もありません。

【S評価】大容量で不在バレしないYAMAZENピーボプレミアム イメージ2

一度ロックをかけてしまうと、追加の荷物は入れられませんが、同時に届いた場合は、複数個受け取ることができる程よい大きさです

【S評価】大容量で不在バレしないYAMAZENピーボプレミアム イメージ3

鍵は、安全性の高いディンプルキーなので、ピッキングにも比較的強めです。

【S評価】大容量で不在バレしないYAMAZENピーボプレミアム イメージ4

印鑑は扉内部に保管できるようになっています。

【A評価】広めの置き場があるなら YAMAZENピーボ2BOX

こちらはかなり大きいタイプで、玄関先が広めの方や、大きめの荷物を受け取る人にはオススメ。2BOXになっているので、2回受け取りが可能ですが、サイズはかなり大きめなので設置できる条件が限られます。

鍵は4桁ダイヤルとマスターキータイプです。

YAMAZEN:宅配BOX ピーボ2BOX:郵便受け

YAMAZEN
宅配BOX
ピーボ2BOX
実勢価格:1万6800円

本体サイズ:約W638×D500×H850mm
収納力:★★★
1回の複数受取:◎

【B評価】使うときだけ置く コンパクトな『荷もつ当番』

こちらは、チェーンをドアに挟んで使う宅配ボックスです。本体自体はかなり頑丈で、容量もそこそこ。ただ、据え置きタイプではなく、使う日だけ置くタイプなので、「留守」であることはバレてしまいますが……。

Out in:荷もつ当番:SX-Ⅰ 受け取り専用:郵便受け

Out in
『荷もつ当番』
SX-Ⅰ 受け取り専用
実勢価格:2万5742円

本体サイズ:約W414×D301×H355mm
収納力:★★
1回の複数受取:○

以上が頑丈なオススメ宅配ボックスでした。これなら受け取るストレスゼロ! ホントに快適を味わえます!

でも、「さすがに2万も3万円は高い!」「アパートの玄関先で手軽に使いたいだけなんだけど」という方は、ソフトタイプからはじめてみてはいかがでしょう?

不在バレはするけど3000円で はじめられるソフトタイプ

気軽に宅配ボックスを取り入れるなら、使うときだけドアにつけることができるソフトタイプのドアノブワイヤー式がオススメです。こちらはワイヤーがそこそこ頑丈でした。

TOKYO SELECTION:宅配ボックス:郵便受け

TOKYO SELECTION
宅配ボックス
実勢価格:3280円

本体サイズ:約W430×D450×H360mm

不在バレはするけど3000円ではじめられるソフトタイプ イメージ

安くても、ワイヤーが細すぎないので安心です。ただ、ソフトタイプは常時設置するものではないので、「宅配ボックスがある=不在」であることがバレる可能性があるので、治安が悪い地域などは注意が必要かもしれません。

ソフトタイプの宅配ボックスはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。


以上、留守中に便利な宅配ボックスの選び方でした。マンションのドア前は自治会の共有部なのでソフトタイプでも置いてはいけない場合があります。きちんと確認してからご使用くださいね。