うどんはしっかりもみ洗い小麦粉のぬめりを落とすべし!
石丸製麺
芳純讃岐うどん
実勢価格:389円
※Amazonパントリー価格です
乾麺のうどんは保存期間も長く、いつでも食べられるのが便利です。
今回使用した石丸製麺の讃岐うどんは、上質な小麦粉を厳選した特びき粉に赤穂の天塩とミネラル水を配合しており、香りも豊かに仕上がっています。これを美味しく仕上げるコツはズバリ、取り上げてからの「もみ洗い」にあるんです!
【うどんはゆであげてからしっかり洗う】
うどんを作る時は、12分から15分かけて麺をゆであげ、ザルにとったら麺をもみ洗いします。これは表面に付いている小麦粉特有のぬめりと塩分を取り除くため。そうしないと、つゆの絡み、食感ともに悪くなり、本来の味を味わえなくなってしまうんです。これだけ覚えておけば、うどんの美味しさがレベルアップすること請け合いです!
そばの扱いは繊細さが重要ゆで汁は捨てないで!
かじの
元祖十割そば
実勢価格:298円
※Amazonパントリー価格です。
一方、おそばはうどんに対してゆで方やその後の扱いまで繊細さが求められます。
【そばをゆでる時は差し水をしない】
吹きこぼれを防止するための「差し水(ビックリ水)」ですが、これ実は薪をくべるかまどを使っていた頃の名残。火加減の調整ができないためのやむを得ない措置なんです。お湯の温度を差し水で下げてしまうとゆで加減にばらつきができ、美味しく仕上がらないので注意しましょう。
【ゆで時間が短いので段取り良く】
うどんのゆで時間が12分から15分であるのに対し、そばに必要なゆで時間はおよそ半分の6分程度。ゆですぎたり、調理から食べるまでの時間があいてしまうと麺がのびてしまいます。薬味やつゆはゆでる前に用意しておく方がいいでしょう。
【そばはさっと洗うだけでOK】
そばはデリケートなので取り上げた後は冷水でサッと洗う程度で十分です。今回作ったかじのの十割そばのように、繋ぎに小麦粉を用いていないものは特にその傾向が強いんです。
小麦粉を繋ぎとして使っているそばはうどん同様ぬめりが出るので軽いもみ洗いをしても大丈夫です。
【ゆで汁は捨てずにそば湯としていただく】
そばのゆで汁はうどんのそれと異なり、ビタミン類やルチンなど体にいい成分が溶け出しています。かじのの十割そばは食品添加物もないので栄養満点。そば湯として楽しのがおすすめです。
乾麺は賞味期限なし正しい保存が味わいを分ける
美味しく調理するために正しく把握しておきたいのが乾麺の保存方法です。裏面には必ず「直射日光、高温多湿を避けて温度の低いところで保存」することが書かれています。
乾麺の賞味期限はメーカーによって1~3年に設定されていますが、保存状態がよく衛生面にも配慮をしていれば賞味期限を過ぎても美味しく食べることができます。ただし、小麦粉を使った乾麺は湿気に注意しましょう。塩分を含んでいるため、湿度60%を超えるとカビが発生しやすくなります。
また、保存をする場所に石鹸や芳香剤、防虫剤などのにおいの強いものを置いてしまうと麺にそのにおいが移ってしまい、味わいが損なわれます。カップ麺も容器ににおいが移りやすいので長期間保存する時は密閉容器に入れておくのがベストです。
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