わが家の味がじまんになる!一生使える漬け物レシピ
家で作る漬け物は簡単に漬けられるだけでなく、感動できるほどのおいしさがあります。自分で作るから栄養満点で節約にもなります。
長期保存できるものが多く、一度作れば長く食べられる元祖作りおき食品です。手早く作れるものもたくさんあるので、時短調理が叶い、プラス一品にも最適。
また、定番漬け物だけでなく、しょうゆ漬けやみそ漬け、オイルやヨーグルト漬けなどアレンジも自在。塩けやうま味を生かして、調味料代わりに使えばおいしい料理が作れますよ。
今回は、さっぱり味がたまらない「基本の浅漬けレシピ」をご紹介します。
浅漬けきほんのき!お役立ちポイント4つ
浅漬けは塩で漬けるシンプルな漬け物。スーパーでもよく見かけるので、つい買ってしまいがちですが保存袋で手軽に調理することができるため、手作りがおすすめです。
ポイントは塩の分量。塩辛くなく薄味でもない絶妙な塩分濃度は1.5~2%と覚えておきましょう。少しの塩で作るぶん、長期保存はしにくいですが、塩分の摂りすぎを気にしている人も食べられるやさしい味わいです。
ミネラル豊富なあら塩で作れば、コク深さも出て素材の味もしっかり感じられます。また、市販品を買うより安上がりなのも大きなメリット! ぜひ旬の素材でオリジナル浅漬けにトライしてみてくださいね。
浅漬けの基本1:保存袋で漬けられる
塩をしっかりもみこめる保存袋、ポリ袋があればすぐに漬けられます。容器を洗う手間も省けます。
浅漬けの基本2:塩は2%が目安
浅漬けは素材の分量に対し2%程度の塩が目安です。ご紹介するレシピでは一部、素材の量に対し塩の量を「%」で表記しています。
浅漬けの基本3:ミネラルの多い塩を選んで
精製塩では味に深みが出にくいので、ミネラルが多いあら塩を選びましょう。漬け物にコクが生まれます!
▼オススメの浅漬け塩
海の精
海の精 あらしお
実勢価格:1173円
内容量:500g
浅漬けや塩ヨーグルト付けなどでもおすすめの塩はミネラル豊富な「あら塩」。
なかでも海の精「海の精 あらしお」は、溶けやすく、食材にしっかり味が浸透するのが特徴です。程よい塩気を感じ、やさしい仕上がりの漬物をつくることができます。
浅漬けの基本4:市販品よりメリットあり
浅漬けはお店で買うより手作りが断然安上がり。シンプルな調味料で、塩分を抑えられるのも魅力です。
野菜の味が引き立つ塩分量 基本の浅漬けレシピ
漬け時間:数時間
保存期間:2~3日
漬け物のなかでも、すぐに漬けられるのが魅力の浅漬け。ご紹介するレシピなら、しょっぱすぎず早く浸かるちょうどいい塩分量です。きゅうり、小松菜、ラディッシュのそれぞれの素材の味、食感の違いを楽しめます。
手早く作れる浅漬けは常備菜に最適。材料や漬け方にひと工夫すると毎日さまざまな味を満喫できます。サラダ代わり、プラス一品……。浅漬けをマスターすると漬け物の楽しみ方が広がります。
<材料>
・きゅうり……2本(210g)
・小松菜……300g
・赤かぶ(ラディッシュ)……160g
・あら塩……野菜の2%
※浅漬けの塩の分量は、漬ける野菜の分量に対する「%」で決まります。そのため本章では一部のレシピで、塩の分量を「%」で表記しています。
<作り方>
▼STEP1
野菜を洗い水けをきります。きゅうりは2㎝厚さの斜め切り。小松菜は根を落とし4~5㎝の長さ、赤かぶはそのままでOKです。
▼STEP2
それぞれ袋に入れあら塩を加えよくもみこみます。
▼STEP3
空気を抜いて袋の口を閉じます。
▼STEP4
数時間漬けます。(※暑い季節は冷蔵庫がおすすめ)
▼STEP5
しんなり、水けが出るまで漬けたら完成です。
塩昆布や昆布茶などを入れるとワンランクアップ
Q. いつもの浅漬けの味をもう1ランク高めたい!
A. 塩昆布や昆布茶などを入れるだけでリッチな味に
浅漬けは塩のうま味を感じられる漬け物ですが、ちょい足しにピッタリなのが塩昆布や昆布茶。
浅漬けの香りがよくなり上品になります。ゆずなど柑橘類の皮もおすすめです。
時短で作りたい人に!つけもと「あさ漬の素」
つけもと
あさ漬の素
実勢価格:210円
内容量:80g
※Amazonは「5個セット」の購入ページになります。
即席の浅漬けには粉末タイプと、液体タイプありますが、実は粉末のほうがよく漬かる傾向があります。
なかでも、つけもと「あさ漬の素」は約1時間でしんなり、しっかりと野菜を漬けられます。ほのかな酸味も感じられ本格的な仕上がりです。
以上、さっぱり味がたまらない「基本の浅漬けレシピ」の紹介でした。
『漬物がまるごとわかる本』
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