ポイントは空気!
[フリーザーバッグ編]まず、食材のサイズに合ったバッグを用意しましょう。余分があると、余計な空気が入りやすくなります。
酸化と乾燥の原因となる空気をできるだけ追い出すことがポイントです。
ステップ1:両端を閉じる
![[フリーザーバッグ編]ポイントは空気!](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/c/f/500wm/img_cfff6c0fa674c7a18d6cbed549793b7b24929.jpg)
真ん中だけ開けて端を閉じます。
ジッパーは両側から閉じましょう。このときに真ん中だけ、空気穴として残しておきます。
ステップ2:空気を押し出すように巻く
![[フリーザーバッグ編]ポイントは空気!](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/7/8/500wm/img_78480c4631b2eb99e6014c32f1f9ce6a19906.jpg)
全体を丸めて空気を押し出し、真ん中を閉じます。
袋を丸めることで、中に入っている空気を押し出します。真空パックするイメージで空気を抜きましょう。
やわらかい食材の場合は、形を崩さないように注意してくださいね。
ステップ3:平らにする
![[フリーザーバッグ編]ポイントは空気!](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/f/d/500wm/img_fd07fb30d55bfb8bcef58f1a9b7021c229615.jpg)
ジッパーを完全に閉じて、袋全体を平らにならします。余分な空気が入っていないかを確認して密封完了です!
併用して食材を守る!
[ラップ+フリーザーバッグ編]食材によっては、乾燥や酸化を防ぐために、フリーザーバッグに直接そのまま食材を入れるのではなく、ラップで包んでから入れたほうがいい場合があります。
ステップ1:食材を切り分ける
![[ラップ+フリーザーバッグ編]併用して食材を守る!](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/9/3/500wm/img_93ac32a82aaa36759e8b8944d6e79b5630832.jpg)
解凍して調理するときに使いやすいよう、食べやすい大きさにカット。大きさを揃えながら切りましょう。
ステップ2:ラップで包む
![[ラップ+フリーザーバッグ編]併用して食材を守る!](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/500wm/img_0cc1f8a1a2e36c8c2b649df081aecdc833418.jpg)
空気が入らないようにラップをします。1回に食べきれる量を包みましょう。
ステップ3:フリーザーバッグに入れる
![[ラップ+フリーザーバッグ編]併用して食材を守る!](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/c/e/500wm/img_ce51b91c4f348913580ca3693fec4eb826660.jpg)
ラップがきちんと巻けているかを確認し、フリーザーバッグに入れます。
![[ラップ+フリーザーバッグ編]併用して食材を守る!](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/1/8/500wm/img_1803aafffe520492168006bf110cb5d623825.jpg)
スライドタイプのフリーザーバッグは密封状態を作るのが難しいので、食材をそのまま入れるのには向いていませんが、食材をラップで小分けにしてあればOKです。
丸い食材の保存法
[ラップで茶巾包み編]トマトなど丸い形状の食材をを丸ごと冷凍するには、ラップで「茶巾包み」をしたうえでフリーザーバッグに入れるのが基本です。ラップのてっぺんをくるくるねじって結びましょう。
ステップ1:ラップで包んでねじる
![[ラップで茶巾包み編]丸い食材の保存法](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/3/7/500wm/img_37e8947fba85ee2ec0fb746d2852048123060.jpg)
ラップを大きめにカットして、中央に食材をのせます。風呂敷の要領で全体を包み込み、ねじりあげましょう。
ステップ2:ひと結びする
![[ラップで茶巾包み編]丸い食材の保存法](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/7/d/500wm/img_7dffa366072b1902010181b138f26ca523418.jpg)
ねじってヒモ状になった部分をほどけないように結びます。余分をハサミでカットすればできあがり!
ステップ3:フリーザーバッグに入れる
![[ラップで茶巾包み編]丸い食材の保存法](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/e/5/500wm/img_e5c7b2cad7417ab451c7f36b8a57d88612219.jpg)
きっちり包んだつもりでも、ラップだけで完全密封することは難しいんです。
しっかり密封するにはフリーザーバッグを併用しましょう。
液体系の保存法
[コンテナー編]液体の割合が多い物を冷凍するときは、コンテナーに入れて冷凍しましょう。
注意したいのは量。凍ると水分は膨張するので、全量よりも気持ち少なめに入れるのがポイントです。
ステップ1:水や液体を入れる
![[コンテナー編]液体系の保存法](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/a/b/500wm/img_abcdf652e75093739a17afa5c30c7d2f36863.jpg)
コンテナーに食材と水や液体を入れます。このとき水の量が多かったら減らしましょう。
ステップ2:フタをして冷凍する
![[コンテナー編]液体系の保存法](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/9/9/500wm/img_99ef24c67c4bbe6fec4eea128699eb8136306.jpg)
フタをしっかり閉めて、まわりに付いた水滴をふきとってから冷凍します。漏れていないかのチェックも忘れずに。
横冷凍→縦保存
冷凍室での上手な保存はせっかく冷凍しても、整理整頓されていないと、ぐちゃぐちゃで欲しい物がすぐに取り出せません。でも、大丈夫。キレイにできるやり方があるんです。

これでは、どこに何があるかわからないですね…。こうすれば解決できます。

まずは冷凍室のトレイに『横』に寝かせて凍らせます。

凍ったら、下の段へ『縦』置きするとスッキリ。
このように冷凍室をきちんと整理すれば、冷凍効率がアップするうえ、食材をきちんと把握できますよ。
ちなみに、冷凍室の密度は70~90%が目安。それよりも隙間が多いと冷凍効率が悪くなり、電気代も余計にかかってしまうんです。

フリーザーバッグを積み重ねると、底の物がデッドストック化してしまいます。ブックエンドを活用して縦置きにすると◎!
ご協力いただいた人はこちら!

冷凍生活アドバイザー、西川剛史さん
冷凍食品専門店「ベフロティ」の代表。著書に『もっとおいしくなる超・冷凍術(洋泉社)』があります。
あなたの冷凍の仕方、合っていましたか?
これらの基本テクニックを使って、効率よく、おいしく食材を保存しましょう!