冷凍野菜は収穫後の熱処理で栄養価をキープしています
ホウレンソウやエダマメなど、何かと便利な冷凍野菜。使い勝手抜群な反面、栄養価は落ちていると思われがち。ですが、収穫後にブランチング(熱処理)して冷凍することによって栄養価をキープしているんです。
過去、国民生活センターが行ったテストによると、エダマメについては生鮮野菜とほぼ同じ、ホウレンソウは鉄分などは減っていたものの、ビタミンAやカルシウムは、生鮮野菜の1.5倍以上もありました。つまり、必ずしも冷凍野菜が劣っているというわけではないということです。
ただし、正直なところ味は微妙…使い方をうまく工夫しましょう
ただし、だからといって手放しに冷凍野菜ばかりを褒められません。栄養価の観点からは勝るとも劣らぬ冷凍野菜ですが、やはり味や食感は残念な感じが否めません。
コチラは生鮮野菜
みずみずしく、色もキレイです。また、歯ごたえもシャキッと野菜らしさがあります。
コチラは冷凍野菜
冷凍野菜は最初に軽くゆでているためか、歯ごたえがなく、味も本来のものよりは劣ります。サラダなど食材の味重視のメニューは生野菜に敵いませんが、調理方法によっては冷凍野菜のでも十分おいしく食べられます。パスタなどの冷凍食品にちょい足しするのも良さそうです。
意外と栄養価の高い冷凍野菜、野菜の価格が高騰したときには心強い味方です! 下ごしらえもいらないので、料理にもぱぱっと使えて便利です。味や食感を重視しないような料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。