マネするだけでOK! 汚れ落としのお掃除塾
毎日最低限のお掃除はしていても、溜まったガンコ汚れや細かい汚れからはついつい逃げるクセがついていませんか?
落とし方が分からなかったり、素材を傷つけてしまうのが怖かったり、はたまたやっぱり面倒くさかったりして、汚れを放置してしまいがち……。
今回はそんな「見て見ぬフリ」されている汚れがカンタンかつ絶対に落とせる方法をお掃除のプロに徹底リサーチ! 検証してわかった効果抜群の洗剤やグッズを惜しみなくご紹介しちゃいます。
【アイテム】塩素系クリーナーを入れるだけで掃除完了!
洗濯槽の掃除は「時間がかかる」「 浮かんでくる黒いビロビロをすくわなきゃ……」と、大変そうな印象があり、汚れが気になってもなかなか手をつけられないという人は多いと思います。
でも実は専用塩素系クリーナーを使えば、「ボタンを押すだけ」のカンタン掃除ができちゃうんです! まずは今回テストで使用したおすすめ洗剤からご紹介します。
まるっと1本使う塩素系 ジョンソン「洗濯槽カビキラー」
ジョンソン
洗たく槽カビキラー
購入価格:360円
※Amazonは「3本セット」の購入ページになります。
ジョンソン「洗濯槽カビキラー」は塩素系の洗濯槽クリーナー。洗濯機は洗濯槽内に入る水量が多いので、洗濯槽クリーナーはケチらず1回につき全量を使うようにしましょう。
※今回のテストではこちらの塩素系クリーナーを使いましたが、酸素系クリーナーとは洗浄方法が異なります。
【ハウツー】カンタン4STEPで洗濯槽はぴっかぴかに!
洗濯槽クリーナーを使えば、実は2時間もあれば汚れがキレイに! しかもボタンを押すだけのほぼオートなので、超カンタンです。
STEP1:洗濯槽に塩素系クリーナーを投入
市販の洗濯槽クリーナーを買ったら準備OK。洗濯機の電源を入れたら、まず1本丸ごと洗濯槽へ投入します。このとき塩素のニオイが苦手な人は、マスクをしましょう。
STEP2:水位を最高にして標準モードでスタート
塩素系クリーナーを投入したら、洗濯コースを標準にして、スタートボタンを押します。
このとき、水位を最高に設定すると、洗濯槽全体に洗浄剤が行き渡って、効果が大幅にアップ! 洗濯槽掃除の目的は、槽の裏で悪臭を発する汚れ退治。なので洗浄剤を槽全体に行き渡らせる必要があります。
▼ドラム式の場合
ドラム式は遠心力で槽全体に水を行き渡らせるので、水張りは不要。いつも通りの水量でOKです。
STEP3:注水後に一時停止して1時間放置
注水が終わった時点で、洗濯機を一時停止しましょう。洗濯槽を1時間浸け置けばより効果アップ! 定期的に洗濯槽を掃除している場合は、この工程は飛ばしても問題ありません。
洗剤を入れて注水した直後と、そこから1時間浸け置きした後の水を比較すると、汚れが落ちているのがよくわかりますね。
STEP4:1時間後、標準洗濯を再開
1時間たったら標準で洗濯を再開しましょう。洗濯機にお任せで、全行程2時間ほどで完了です!
すすぎを一回追加でまわすとなお良し!
洗濯物に塩素のニオイや汚れがつくのを防ぐために、STEP4ですすぎ1回追加するのをおすすめします。これにより生乾きのニオイもなくなりますよ。
『LDK』2020年12月号
LDK
2020年12月号
『LDK』2020年12月号の特集「簡単リセットお掃除塾」では他にもさまざまな「汚れ落としの新方程式」を大公開。解決方法やおすすめアイテムを紹介しています。
ぜひ、記事を参考にしてみてくださいね。
表記された容量より小さい洗濯機でも必ず使い切りましょう。