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※情報は『LDK』2020年6月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
収納方法を効率化! 散らからない家になる“5つのルール”
キッチンや玄関など、必要な物は多いのに収納スペースが限られていると片づけが難しいですよね。カゴやストッカーを使って収納をしても、取り出しにくくてイライラしたり、すぐごちゃごちゃになってしまう。という人も少なくないのではないでしょうか。
片付けてもまた散らかってしまうのは、ついやりがちなアレコレのせいで効率の悪い収納方法になっているからかもしれません。
そこで今回は、そんな“やりがちなこと”を回避する効率のいい収納方法をお教えします。そのルールは“5つのしない”を守るだけです。
まずは“お片付けスイッチ”でモチベーションアップ!
収納方法をご紹介する前に、「片付けのモチベーションが上がらない」「片付けが苦手」という人は、まず散らかる部屋を撮影してみましょう。
押し入れや引き出し、散らかっている場所の写真をスマホで撮影すると、散らかる様子を客観的に見ることができ、モチベーションアップにつながります。
そして、捨てることを億劫に感じているのであれば、とりあえずゴミ袋を持ってみる! 何かを入れないと、という意識が生まれてきます。「ゴミ袋にゴミを入れる」習慣づくりとしてまずやってみてください。
また、「今日はここを5分だけ」と片づけの時間を決めて、無理せず毎日片づける工夫をしてみましょう。例えば、「机の上を部分的に!」など。5分だけだと、気持ちもラクなので毎日続けられますよね。
それでは、ここからは収納が効率化する5つのルールや収納方法をお教えしていきます。サンロクマルおすすめの収納アイテムも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ルール1:“何となく入る”はだいたい入らないから「まず買わない」
便利そうと思って、つい買いがちなカゴ。100均で買いためた不揃いのカゴを並べてもスペースをムダにするだけ。計画的にカゴを買わないと片づきません。
さらに、持ち運ぶことが前提でなければカゴに付いている取っ手は不要。出っぱりのあるカゴも、ムダにスペースを取るだけになるので持ち運びが必要かを考えましょう。
家にある紙袋などでまずは仮置きしてサイズをチェックしてみましょう。
効率化ポイント:ぴったりサイズでゴチャつく隙なし!
取り出しやすさを考えずに購入したカゴでは、カゴ自体がジャマになり、物をどんどん積み重ねることに……。
ハンドル付きのピッタリサイズを使えば、出し入れしやすく、無駄なスペースなしでどんどん片づきます。
ルール2:物が深く深く沈んで探せないから「入れすぎない」
油断するとゴチャゴチャになる引き出しやクローゼット。よく使う物を入れておいても、入れすぎると出し入れが手間で探しにくくなってしまいます。使いたい時に取り出せないと意味がありません。
効率化ポイント1:キッチンは仕切って中身すっきり引き出しに!
仕切りもなく、物をドンドン入れただけの引き出しでは、使いたいときに使いたいものが取り出せません。
引き出し内を仕切れば、すべてが見渡せるように。タテに仕切り、よく使うものを手前に置くのがコツです。
効率化ポイント2:ぎゅうぎゅうクローゼットは3cm間隔の余裕を!
ハンガー収納は便利ですが、ギュウギュウに詰め込んだクローゼットでは、出し入れしづらいだけ……。
クローゼットは手の厚みに合わせ3cm間隔でかけられるだけのハンガーを。3cm以下だと、出し入れしづらくなってしまいます。
ルール3:上に重ねた物をどかす手間がイヤだから「重ねない」
重ねる収納は見た目はキレイですが、出し入れがしづらいんです。食器は重ねてしまうと、結局、使われないものが多数出現することになってしまいます。
効率化ポイント1:食器は縦置きだと秒で取り出せる!
食器は意外に重く、下に置いた食器を取り出すのは大変です。破損の原因にも……。
お皿は立てて、出し入れのしやすい縦置きにしましょう。専用ツールでも、ファイルボックスでもOKです。
便利ツールを活用するのも大切ですね。
効率化ポイント2:シューズラックはやめて脱いだら平置きに!
上下積み重ねのシューズラックは重ねるのが手間……。いちいち扉を開けるなど、アクションが多いと片づけることが面倒になり、玄関に出しっぱなしになること必至です。
よく使う日常靴は、平置きで出しっぱなし収納もアリです。伸縮シューズラックを使えば、のせるだけで靴が片づきます。
運動靴もヒールもOK! よく使う靴をドンドンのせられます。
ルール4:ただのせてるだけになるから「フタしない」
フタを閉められると衛生的には安心ですよね。しかし、フタの開け閉めや、フタが閉まるように高さを調整したりするなど、使用時のアクションが多くなり、使いにくさの原因になってしまいます。
効率化ポイント:フタなしハンドルストッカーが取り出しラク!
フタ付きの場合、中に何が入っているのか、取り出してフタを開けて確認する手間が必要です。中身がストッカーから飛び出すとフタが締まらないので、物がギュウギュウ詰めにも……。
再びフタを閉めるために、中に入れている物の高さを整えなければならないのが面倒。結局中身がいっぱい入っているとフタはのせているだけになります。
フタなしの半透明タイプのハンドル付きストッカーなら、中身が見えて吊り戸棚でも取り出しやすくなります。
中身が一目瞭然なので、ピンポイントで必要なものが取り出せます。フタを外す手間もありません。
元に戻す時もハンドル付きだと手軽に戻すことができ、フタを押さえるアクションも必要ありません。
ここで、サンロクマルがおすすめするハンドル付きストッカーのご紹介です。
おすすめアイテム:不動技研「吊り戸棚ボックス」
不動技研
ストックシリーズ
吊り戸棚ボックス スリム
実勢価格:548円
サイズ:W18.5×D33.4×H22.0cm
不動技研の「ストックシリーズ 吊り戸棚ボックス スリム」は、過去、ハンドル付きストッカー8製品を集め、「棚からの取りやすさ」「物の取りやすさ」「収納力」などの検証を行った際にベストバイとなった製品です。
安定感のある持ちやすいハンドルに加えて、側面に凹みがあることで戸棚へ入れるときのつかえがなく、とても計算された作りになっています。作りに無駄がないうえ、パウチを入れても余裕がある広めの幅で、水筒も倒れない深型。収納力抜群です。
▼ハンドル付きストッカーの検証記事はこちら
ルール5:手を伸ばすだけがストレスフリーだから「かがまない」
奥行きのあるシンク下は、スペースは広いけど使いづらい場所なんですよね。いちいちかがんで取り出すのがとっても面倒です。
効率化ポイント:“よっこいしょ”がなく引き出す手間なし
コロ付きボックスなら、いちいちかがまなくても、引き出すだけで重い物でも取り出せます。
また、重ねて詰め込むしかなかったシンク下はスペースを生かすラックが便利です。
サンロクマルおすすめの、シンク下が片付く収納アイテム「シンク下ストッカー」と「伸縮2段ラック」はこちら。どちらも、過去の検証で高評価となった優秀な製品です。
おすすめアイテム1:イノマタ化学「シンク下ストッカー」
イノマタ化学(inomata)
シンク下ストッカー
キャスター付
実勢価格:866円
サイズ:W15.7×D46.0×H27.0cm
イノマタ化学の「シンク下ストッカー」はハンドル付きのうえ、4隅にキャスターが付いているので、かがまずに少しの力で引き出し可能。底部がフラットなのでデッドスペースがなく収納しやすく、使いやすいボックスです。
手前のハンドルと奥の持ち手で、持ち上げもラクラクです!引き出しやすいハンドル付きが高評価でした。
▼シンク下ストッカーの検証記事はこちら
おすすめアイテム2:ベルカの「シンク下フリーラック2段」
伸晃
Belca(ベルカ)
シンク下フリーラック2段 伸縮タイプ
実勢価格:1628円
サイズ:W50.0~75.0×D30.3×H39.9cm
棚板:12枚
ベルカの「シンク下フリーラック2段 伸縮タイプ」は、天板に厚みがあり、安定性も◎。強度や使いやすさ、シンク下に頭を突っ込まずに組み立てられるなど総合力でオススメです。
▼伸縮2段ラックの検証記事はこちら
片付けは簡単なルールを決めてこまめに続けることが大事
以上、収納が効率化する5つのルールやおすすめアイテムのご紹介でした。
やりがちなことを見直して、散らからない家をつくっていきましょう! ただし、いろんな場所を一気に片付けようとすると、大変で面倒になってしまうので、こまめに片付けをする習慣をつけてみてください。
一気に片づけるのは大変。こまめに片づけること。「ゴミの日の前日に片づける」など、簡単な週1ルール、月1ルールを決めるといいですね。古本の整理なら、買取アプリなどで事前に引き取り日を予約。その日までに手放す本を分類するという手もあります。
冒頭でもお伝えしたように、スマホで散らかった部屋を撮影する、とりあえずゴミ袋をもってみる、など“お片付けスイッチ”が入る方法もぜひ実践してみてくださいね。
たった5分間なら毎日お片づけが続けられます。