見えないところまで見えてしまう デジタルミラーの実力
一般的なクルマのルームミラーはただの「鏡」なので、荷物を積んでいるなど状況によっては確認したいものが見えづらいことがあります。
そこで最近では、車載カメラの映像をミラーモニターを通して確認する「デジタルルームミラー(スマートミラー)」が上級車種を中心に車両オプションとして普及してきています。
そんな中、高級車でなくても誰でも手軽に後付けできる「デジタルルームミラー」をMAXWIN(マックスウィン)がリリース。利用者からは「映像がキレイ」「超便利」という声があがっています。
クルマ関係の事故や事件のニュースが後を絶たない現在、ドライバーにとって「デジタルルームミラー」は気になるアイテムのひとつだと思います。そこで今回は、『家電批評』編集部がマックスウィン「デジタルルームミラー MDR-C002」を実際に使って、その実力をチェックしました!
前後2カメラでドラレコにもなる マックスウィン「MDR-C002」
マックスウィン(MAXWIN)
デジタルルームミラー
MDR-C002
実勢価格:2万4998円
サイズ:W242×H77×D35mm
モニター:9.88インチIPS液晶
録画解像度:2304×1296・1920×1080(フロント)、1280×720(リア)
視野角:水平140°、対角170°(フロント)
高級車でなくてもルームミラーのデジタル化が叶うマックスウィンの「MDR-C002」。GPS搭載、前後2カメラタイプでドライブレコーダー機能も付いています。
取り付けはとってもカンタンです!
本体の設置はいたって簡単! 付属のゴムバンドで既存のルームミラーに固定するだけなので、工具なども必要ありません。電源はシガーソケットから取得します。
リアカメラは両面テープ仕様なので、こちらも取り付けは簡単。リアウインドウの内側にペタッと貼り付けるだけです。
ちなみにリアカメラはこのパターンでも十分機能しますが、よりスマートに使いたい場合は、業者に依頼してナンバープレート周辺などに設置するという手もあります。リアカメラはIP68相当の防水・防滴構造となっています。
電源を入れるとミラー全面が大型モニターとなり、リアカメラが捉えた映像が映し出されます。これならクルマに大きな荷物を乗せていても、後方の視界が確保できて安心です。
夜間でも、720pの高画質AHDリアカメラと明暗差を補正するWDR機能によって、デジタルではないルームミラーを肉眼で確認するときより、だんぜん明るく鮮明に見えました。
ややノイジーな部分はありますが、それでもふつうのミラー越しに見るよりもハ ッキリとわかります。リアカメラをナンバプレート付近につければ窓の曇りも影響しません。
モニター画面をタッチして、カメラの表示アングルを調整することができるので、ふつうのルームミラーより死角が少なくなります。
検証した編集部員によると、使用当初は通常のルームミラーとは見える物の距離感が異なるので、やや戸惑いがあったとのこと。でも、すぐに慣れてデジタルの便利さを実感。もう通常のルームミラーには戻れないとのことです!
以上、マックスウィン「デジタルルームミラー MDR-C002」のご紹介でした。
ドライブ時はどんなトラブルが起きるか分かりません。「MDR-C002」は簡単に取り付けられる上、ドラレコ機能も搭載しているので、ぜひ取り入れてみてください。