備え付けのゴミ受けは ヌメリやゴミがなかなか取れない…
調理後や食後の皿に残った細かな生ゴミ。シンクで洗う時に流せるのはよいけれど、排水口のゴミ受けをマメに手入れをしないと、雑菌が繁殖してヌルヌルになってしまいます。
生ゴミを拾ってくれるのはいいけれど、網の隙間にゴミが詰まって掃除も面倒だし、触るのも不衛生でイヤですよね。
ゴミ受けを買い換えるだけで ヌメヌメ汚れがあっという間にキレイに!
排水口は日々使うものだからこそ、ストレスなく清潔に保ちたいところ。そんな時に便利なのが、市販のゴミ受けなんです。ゴミが詰まりにくく管理がしやすいものなら、ヌメッとした汚れもすぐに落とせます。
どれも同じように見えますが、アイテム一つ替えるだけでキッチンの管理が今までよりも断然ラクになるんです!
排水口のゴミ受けの選び方は この2つ!
では、どんなゴミ受けを選べばよいのでしょうか?ポイントをまとめてみました。
選ぶポイント①:洗いやすさ
まずはなんと言っても洗いやすさです。ステンレスの素材を選べば、シリコンやプラスチックよりも汚れがつきにくく落ちやすいので◎! また、網目にゴミが詰まりにくいものなら、念入りに手入れしなくて済みます。
選ぶポイント②:セットしやすさ
頻繁に出し入れするものだから、パッと取り出しやすいものがベター。受け皿が不安定なものだと、生ゴミも落ちてしまって二度手間になってしまいます。
小麦粉&卵液に浸けて 主婦が洗ってチェック!
洗いやすくてセットしやすいゴミ受けがよい、ということはわかったものの、実際に使ってみないことにはわかりません。そこで様々なゴミ受けを購入し、比較してみました。
▼検証方法
ゴミ受けのカゴを小麦粉と卵を混ぜた液に浸して一晩乾かし、主婦にひとつずつ洗いやすさをチェック。
セットのしやすさも含め、それぞれ5点満点とし、トータル評価をAからDまでランク化しています。結果はどうなったのでしょうか。さっそくご覧ください。
「カクダイ」のバスケットなら ゴミや汚れがたまらない
カクダイ
浅型バスケット
実勢価格:1353円
▼テスト結果
洗いやすさ :★★★★☆
セットしやすさ:★★★★☆
総合評価: A
今回、もっともおすすめできるのはカクダイの「浅型バスケット」です。
ステンレスで穴が小さく、浅くて丸みのある底なので洗いやすいです。編み目にゴミも溜まらず、掃除がラク! ステンレスのカゴは、こびりついた汚れもしっかり落ちました。
つまみがつかみやすく、安定して持てます! ゴミが入った状態でつまみだけを持ってもフラつきません。持ち手の裏側にもゴミが溜まりにくいのが高ポイントでした。
ステンレスでお手入れが楽! 持ちやすい「フジサキ」
フジサキ
ステンレスネット
購入価格:108円
▼テスト結果
洗いやすさ :★★★☆☆
セットしやすさ:★★★☆☆
総合評価: B
続いては、フジサキ「ステンレスネット」です。持ち手の裏にゴミがたまると洗いにくいのがネックでしたが、持ち手が大きく排水口にセットしやすい! 底が浅いステンレスなので、シリコンやプラスチックよりもカビが発生しにくいです。
セットはしやすいが 洗いやすさはまずまず「ホーオン」
ホーオン
流れスイスイゴミキャッチャー
購入価格:108円
▼テスト結果
洗いやすさ :★★☆☆☆
セットしやすさ:★★★☆☆
総合評価: B
ホーオンの「流れスイスイゴミキャッチャー」は、プラスチックの穴の溝が深くてゴミがはまりやすく、洗いにくさがありました。また、ゴミ受けの高さがありすぎるため、最近のシステムキッチンにははまらず。排水口の形を選ぶ点が大きくマイナスとなってしまいました。
シリコン製は洗いにくく 溝にゴミが溜まる「伸晃」
伸晃
Belca 流し用浅型ゴミカゴ ソフトタイプ
実勢価格:1000円
▼テスト結果
洗いやすさ :★★☆☆☆
セットしやすさ :★★☆☆☆
総合評価: C
伸晃の「流し用浅型ゴミカゴ ソフトタイプ」はシリコン素材がやわらかすぎて、片手で持つとゴミの重さに耐えられず中身が落ちてしまいました。また、分厚い溝にゴミが詰まって、汚れが取りにくくストレスに。
昔ながらの形で排水口に はめにくい「サナダ精工」
サナダ精工
流し用ゴミキャッチ
実勢価格:612円
▼テスト結果
洗いやすさ :★☆☆☆☆
セットしやすさ :★☆☆☆☆
総合評価: D
残念ながらもっとも低い評価となってしまったのはサナダ精工の「流し用ゴミキャッチ」でした。プラスチックは穴が深くて、長細いスキマにゴミが溜まり、溝の汚れが洗いきれません。金具とプラスチックの接続面にもゴミが溜まってしまうので、汚れがついた取っ手も不衛生になってしまいます。これを摘んで取り上げるのは不快感がありました。
ヌメヌメを取りやすいのは 網が細かいカクダイ!
できるだけ触りたくない排水口のゴミ受けは、つまみを持って片手で取り出せる、カクダイのステンレスカゴが最も便利だということがわかりました! ステンレス製はプラやシリコンに比べて汚れが落ちやすく、溝が浅いので、なでるように洗うだけでヌメりが取れます。
シリコンやプラスチックのものは汚れも溜まりやすいため、全体的に評価を落としてしまいました。入れ替えるだけでお手入れがラクになるので、購入の参考にしてみてくださいね!
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