大事なレコード音源はPCに入れて保存を!
レコードは熱と湿気に弱いので、保存状態が悪いと変形したりカビが生えたりする恐れがあります。とはいえレコードはサイズが大きいので、保管場所に困ることも……。
そこでおすすめなのがレコードのデジタル音源化です。デジタル保存しておけばレコードがダメになったり、処分せざるを得なくなっても手元に大事なコレクションの音源を残しておくことができます。
今回は、レコード音源をPCでカンタンにデジタル保存する方法をご紹介したいと思います。
デジタル保存におすすめのプレーヤーとケーブルはコチラ!
レコードは出力が小さい上、低音は小さく、高音は大きく記録されています。そのためレコードを再生する際は「フォノイコライザー」を使って出力レベルを上げ、本来の音を再現する必要があります。
しかしCDやデジタル音源の再生には必要ないため、最近のオーディオ機器はフォノイコライザーを備えていないものが多いです。
デノン(Denon)
アナログレコードプレーヤー
DP-29F-S
実勢価格:1万963円
サイズ:W360×H97×D357㎜
重量:約2.8㎏
こちらのデノン製レコードプレーヤーは本体にフォノイコライザーを搭載しているので、あとはオーディオキャプチャーケーブルを使ってPCとつなぐだけで準備完了です!
サンワサプライ
USB接続オーディオキャプチャー
400-MEDIO17
実勢価格:2680円
サイズ:W26×H73×D11㎜
重量:約50g
対応OS:Windows
付属品:専用ソフト(CD-ROM)
オーディオキャプチャーケーブルは、カセットテープやレコードなどのアナログ音源をデジタル変換するアイテム。オーディオとPCをこのケーブルでつなぎ、付属の専用ソフトを使えばサクッとデジタルデータ化ができます。
レコード音源は4ステップでデジタル!
まずはレコードプレーヤーの背面ケーブルを、オーディオキャプチャーのRCA端子に接続します。
次にオーディオキャプチャーのUSB端子をPCのUSBポートに挿し込みます。
そして、ケーブルに付属しているCD-ROMからPCに専用ソフトをインストールします。
あとはレコードを再生し、ソフト上で録音と保存の操作をするだけです。
ちなみに、レコードを再生する際はプレーヤーのフォノイコライザースイッチを「ON」にすることをお忘れなく!
レコードにはレコードならではの趣がありますが、万が一に備えてデジタル化しておくのもアリだと思います。また、デジタル化してしまえばレコードプレーヤーがなくても聴くことができるので、楽しみ方の幅が広がるかもしれません。
オーディオキャプチャーケーブルはMDのデータなどもデジタル化できるので、過去に録り貯めたものをただ処分するのは忍びない……なんて方はコチラのアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
以上、レコード音源をカンタンにPCにデジタル保存する方法のご紹介でした。