徹底的にムダを省いた4つの新定番アイデア
デスクワークを効率化させる一番の近道は道具に慣れること。これから紹介するガジェットは、最初こそ使い慣れるまで面倒なくせ者ばかりですが、一度使いこなせればに楽しみながら効率的に仕事をさばけるスグレモノなんです。
キーボードとトラックボールを組み合わせれば、疲れ軽減だけでなく省スペース化にもなり、足も使うことで複数のショートカットを一発入力できます。面倒な作業の効率もグッと上げることができるんです。
では、仕事を効率化させる新定番ガジェットをチェックしていきましょう!
[ルール①]キーボードは「エルゴノミクス」で選ぶ
人間がハードウェアを快適に使うための研究である「エルゴノミクス設計」で作られたWindows OS専用分割キーボード。腕から手首にかけて無理のない体制を保つことができます。手首部分にはクッションとなるパームレストが付いているので腕が痛くなりにくいのが特徴です。
Microsoft
Sculpt Ergonomic
Desktop
AESL5V-00030
実勢価格:8175円
独特の形でタイピングには慣れが必要
キー配列に癖があるため、慣れるまでには少々時間がかかります。ですが、一度使えるようになると他のキーボードが使えなくなる快適さを誇ります。各キーが独立したアイソレーション設計でタイプミスも軽減されます。
USBひとつで3つのガジェットを接続
キーボード、マウス、テンキーをなんとワイヤレスUSBひとつで接続でき、USBポートの節約もできます。
マウスはグリップ感が非常に優れており、長時間使っていても疲れません。
[ルール②]マウス操作は指先オンリーで省エネする
カーソル移動がとにかく楽なのがトラックボール。中でも親指でボールを操作するタイプは握り心地がマウスと似た感覚で、初めてでも使いやすいです。基本的に親指しか使わないのでマウス操作が劇的にラクになります。
ロジクール
ワイヤレストラックボールM570T
実勢価格:4480円
散らかった机の上でも使いやすい
マウスと違ってムダに手を動かす必要性がないため、長時間のパソコン作業でも腕が疲れません。画面の端から端へ一気にカーソル移動でき、デュアルモニターとの相性もバツグン! 2~3時間も使えば慣れる使いやすさです。
操作に使うのは手首から先だけ!
ワイヤレス接続のため机がコンパクトに使用できます。トラックボールの左右のサブボタンにショートカットキーを配置すれば作業も非常に快適になります。
トラックボール愛用歴15年以上ですが、もはやマウス操作に煩わしく感じてしまいます。[編集部松田]
[ルール③]パスワード入力は指紋認証でワンタッチにする
最大10本の指まで登録することができる指紋認証リーダー。Windows 10でWindows HelloとMicrosoft Edgeを使用することでWebサイトのID・パスワードもワンタッチ認証できます。
サンワサプライ
指紋認証リーダーFP-RD3
実勢価格:8688円
各指ごとにアプリを設定、認証がワンタッチ!
10本の指を登録でき、各指ごとにアプリを設定可能。対応した指でリーダーに触れることでアプリを起動することができます。ファイルの暗号化も可能なので、盗み見やハッキング防止にも最適なガジェットと言えます。
USBポートに挿すだけで使用可能
USBポートに直挿しで使用できるため、触れやすい場所に接続しましょう。もしUSBポートの場所が悪い場合は延長コードを利用して手元に引き寄せれば、利便性がアップします。
[ルール④]足も使えばキー操作が圧倒的に効率化!
普段のデスクワークで使っていない足をうまく活用して作業を効率化するガジェット。ただし、専用ソフトウェアがWindowsのみ対応でMacで使えないのが残念です。
BlueField
USBフットスイッチ
実勢価格:4580円
3つのペダルにキーの設定が可能
画像処理やプログラミングなどでキーの同時押しが多出するケースに役立つのがこのフットスイッチ。例えば「Ctrl+Shift」の同時押しの場合などフットペダルに設定しておけば、ワンアクションで入力できちゃいます。
キー以外の好きなコマンドを設定できる
「先に進む」「前に戻る」を両端に設定するという使い方もできます。
キー以外にも「ウインドウを閉じる」などのコマンドを設定できるなど汎用性は意外と高くオススメです。