新品に近い状態を保つなら靴に汚れをつけないのが正解
カチッとめの服にあえて足元に抜け感を作るなど、男女共にスニーカーを履くオトナが今増えています。そんな時代のスニーカーなら、少しでもキレイにしておくのは鉄則です。
写真/PIXTA
これまで通り子どもの靴の定番もスニーカーです。でもおしゃれとか抜け感とか関係ありません。泥や土で容赦なく汚してきます。
これらの汚れは繊維に入り込むため、落とすのはひと苦労。一度汚れてしまったら洗剤とかブラシとかにこだわって一生懸命洗ったり、コインランドリーの靴用洗濯機に頼るしかありません。
読者モニターさんへのアンケートでも、スニーカーや上履きの洗濯は本当に疲れる家事の一つとして声が上がりました。
そんなお悩みを洗濯ハカセの神崎氏にぶつけてみたところ、目からウロコの回答が!
なるほどと感心しつつ本当かどうか試してみた
靴に汚れが付かないようにあらかじめ防水スプレーをしておけば、汚れを予防できるとのこと。本当なら靴洗いの回数が減り、家事が一気にラクになるうえ、スニーカも傷みにくくなります。
早速防水スプレーと真っ白なスニーカーを用意しました。
社内のテスト施設Lab.360の協力のもと、白いスニーカーに防水スプレー吹きかけた後、ハケを使ってカーボンブラックを塗って汚れのつき方をチェックしました。
カーボンブラックを汚れに見立てどのくらい防げるか、目視で確認しました。
それでは、検証結果を発表します!
スプレーするだけでかなりの汚れをガードできた!
今回泥や土などの汚れに見立てたカーボンブラックは、非常に粒子が細かいため、付着しやすく落ちにくい素材ですが、ハケで塗ったにも関わらず、汚れ具合はこの通り。何も塗らなければ真っ黒になるところが、しっかり防いでくれました。
ちなみに使ったのはこちらの防水スプレー。スプレー後1分で効果を発揮する点も魅力です。
3M
スコッチガード防水スプレー速効性
実勢価格:680円
吹きかけてからわずか1分で乾く速乾性なので、“出かける直前にひと吹き”が叶います。
一方こちらは別の防水スプレーでの検証結果。
こちらも真っ黒なカーボンブラックをある程度防いでくれました。使ったのはこちら。
R&D
M.モゥブレィ
プロテクターアルファ S
実勢価格:1080円
初めのテストよりは汚れが付いてしまいましたが、こちらの防水スプレー、以前の防水スプレーテストでは革製品にも布製品にも高い防水効果を発揮しており、おすすめできる商品です。
以上、靴の汚れを防ぐ裏技のご紹介でした。出かける直前にさっとひと吹きするだけで、手間のかかる靴洗いの回数が減らせるなんて夢のようですよね。この便利さ、今すぐお試しください!
汚れる前に、予防しちゃえばいいんです。防水スプレーが効きますよ。