アウトドアテント付属のペグとハンマーは
“おまけレベル”と割り切りましょう

まず本題に入る前に、初心者が見落としがちなテント設営にまつわる“ある常識”をお伝えします。

それは、テントに付属するペグやハンマーは“おまけレベル”と考えたほうが良いということ。

柔らかい土の上にテントを張るのであれば、おまけレベルのプラスチックのペグやハンマーでも問題ないかもしれません。しかし、キャンプ場によっては石が多く、地面の硬いエリアも…。

そうなるとプラスチックやアルミのペグでは、しっかり奥まで打ち込むのに膨大な時間がかかったり、打ち込む前に曲がってしまい、役に立たなくなることも多いんです…。

なので、キャンプ歴の長いベテランになればなるほど、設営・撤収の効率を考え、打ち込みやすいペグ使い勝手の良い頑丈なハンマーに買い換えているのだとか。

そうすれば、テント設営の時短にもつながり、ペグ打ちがしっかりできるので、急な突風でテントやタープが飛ばされるなんて悲劇にも見舞われずに済みます。

突風はテントやタープの天敵です…。

ちょっとの出費をケチった結果、夏の思い出が台無しになってしまうなら、最初からしっかりした道具を揃えるのが得策ですよね。

アウトドアプロ8人がかりで厳選した
最強の設営グッズを大公開!

ということで今回は、テントのおまけに付いているペグやハンマーを使っている方や今の設営グッズに満足していない方のために、プロが厳選評価したおすすめグッズを公開します。

ご協力いただいたプロは、なんと8名。アウトドアの最前線で活躍している方ばかりです。

プロ8人で様々なアイテムをいじり倒しました。

評価の際に、プロが注目したポイントは以下の5つ。これまでの経験や知識をもとに厳正な評価を行いました。

▼評価ポイントはコチラ
【ポイント1】機能性
【ポイント2】快適性
【ポイント3】デザイン性
【ポイント4】運搬性
【ポイント5】コスパ


それでは、プロがリアルな本音で選んだ厳選アイテムをご紹介いたします。

まずは、ベストバイに選ばれたハンマーから!

A+ペグを打ちやすく、抜きやすい!
テントの設営撤収に優れたハンマー

スノーピーク:ペグハンマー PRO.C:工具

スノーピーク
ペグハンマー PRO.C
実勢価格:6696円

重量:670g
サイズ:φ35×120×290mm
材質:ヘッド/銅、スチール(黒電着塗装) 柄/かしの木

今回紹介する設営グッズで最もおすすめなのは、同社が誇る頑強なペグ「ソリッドステーク」を打つハンマーとして発売された「ペグハンマーPRO.C」。

ヘッド部には、打撃の衝撃を緩和し、腕の疲労度も軽減する銅ヘッドを採用しています。

また、作業中のすっぽ抜けを防止するベルト付きなのも高評価ポイント。これがあれば、雨などの悪天候時の作業中に滑ってハンマーを放り投げてしまうこともありません。

【ポイント①】
ヘッドの銅でショック緩和!

銅ならではの打ちごたえ。

銅のハンマーヘッドは変形しながら、打点のブレを軽減してくれます。もちろん交換も可能なので安心して長く使えますよ。

小清水哲郎 氏
Outdoor Life Style Produce
小清水哲郎 氏 のコメント

「ペグを叩くのが快感になるような打感が特徴。使えばわかる名品だが重い」

【ポイント②】
簡単に抜けるペグ抜きが優秀!

速やかな撤収をしっかりサポート。

環状やフック状のペグも簡単に引き抜くことができて、撤収スピードが大幅にアップ! 作業の効率化を図りたいなら必携だといえるでしょう。

鈴木紀行 氏
「そとあそび」ナビゲーター
鈴木紀行 氏 のコメント

迷う必要なし。コレを買っておけば間違いなしです!

A+潰れないし、ビクともしない!
耐久性抜群で長期愛用できるペグ

スノーピーク:ソリッドステーク30:テントアクセサリー

スノーピーク
ソリッドステーク30
実勢価格:2678円

重量:1.08kg
サイズ:300mm
材質: S55Cスチール (黒電着塗装)
数量:6本入り

燕三条に伝わる鋳造製法を用いた黒電着塗装のスチール製ペグです。

ハンマーで叩くヘッドは円柱形をしていて、打撃力を確実にボディに伝達。強く堅実に地面に打ち込むことが可能となっています。

【ポイント】
硬い地面でもテントやタープを確実固定!

あらゆる地面に着実に刺さり、テントやタープを安全に固定してくれる頼りになる1本です。

A軽量かつコンパクト!
使いやすさ抜群の名脇役ペグ

新越ワークス:ユニフレーム ちびペグ10本セット:テントアクセサリー

新越ワークス
ユニフレーム
ちびペグ10本セット
実勢価格:1180円

重量:約5g(1本)
サイズ:80mm
材質:アルミニウム

全長8cmとコンパクトなアルミニウム製のちびペグ。指である程度地面に差し込めば、あとは足で踏むだけでペグを打ち込むことが可能。そんな手軽さが高評価の理由でした。

【ポイント】
本打ち前の仮止めペグに最適!

足で踏み込むだけで刺さる利点フル活用。

手軽に使える仮止めアイテム持っていれば、テントの設営時間を大幅に短縮できます。

C評価: ロープの抜けを防いで
堅牢性を高めるストッパー

コールマンジャパン:Coleman ポールエンドストッパー:テントアクセサリー

コールマンジャパン
Coleman
ポールエンドストッパー
実勢価格:734円

材質:合成ゴム
数量:4個入り

ポールのトップに付けるロープが抜けないようにするためのストッパー。テントやタープの堅牢性を高めるために、ぜひ活用したいアイテムです。赤いボールのデザインがアクセントになるので、個性を演出したいときにも一役買いそうです。

以下は、ポールの先端に差した状態。

ポール先端のアクセントにもなります。

着脱は簡単で手間はかかりません。

最後にこれらをスマートにまとめるバッグをご紹介します。

Bこれならペグもなくさない!
設営グッズが収まる大容量バッグ

ビーズ:DOD ペグマクハコブペグバッグ:テントアクセサリー

ビーズ
DOD
ペグマクハコブペグバッグ
実勢価格:2582円

重量:約220g
サイズ:約W17× D6×H33cm
材質:帆布(コットン)
ベルト内径:約70~115cm

鍛造ペグなら30本、ピンペグなら50本程度収納できる大容量バッグ。ペグやハンマーを持ち運びながらも両手が使えるので、テント設営がスムーズに進みます。よくあるペグの紛失も防げますよ。

大容量といえど整理整頓は忘れずに。

撤収時にペグなどの設営グッズを収納したら、そのまま次回のキャンプまで保管しておけるのも便利ですね。

アウトドアテントを長~く愛用するために
修理用パーツもあると便利です

屋外にはテントが傷つくきっかけがいっぱい…。

テント設営グッズと同じぐらい重要なのが、テントのリペア(修理)グッズ。

設置場所が屋外である以上、普通に使っていても、どうしてもテントは破損してしまいます。木の枝にひっかかり傷ついたり、焚き火の火の粉で穴が空いたり…。

そんな時に少しでもテントのコンディションをキープするためにも、各種リペアパーツは用意しておきたいところです。テント購入時に一緒に買っておくと良いでしょう。

【リペアグッズ①】穴や裂けをふさぐリペアシート

モンベル(mont-bell):リペアシート:テントアクセサリー

モンベル(mont-bell)
リペアシート
実勢価格:1298円

テントの穴を塞ぐシート。穴は小さいうちに対処しましょう。通常のガムテープなどとは違い、粘着力も撥水力も強力です。

【リペアグッズ②】ポール内のコードが切れたらコレ

コールマンジャパン:Coleman ポールリペア ショックコード30m:テントアクセサリー

コールマンジャパン
Coleman
ポールリペア ショックコード30m
実勢価格:1539円

ポール内のショックコードが切れたときに補修するためのリペアグッズです。

【リペアグッズ③】ポールがバキッと折れたらコレ

ヘリテイジ:リペアパイプ:テントアクセサリー

ヘリテイジ
リペアパイプ
実勢価格:356円(1本)

ポールが折れた際に、リペアパイプに通して、その両端をガムテープなどで止めます。折れたポールを応急処理で修復できます。

【リペアグッズ④】紫外線の経験劣化を防ぐならコレ

エバニュー:NIKWAX テント&ギア ソーラープルーフ:撥水スプレー

エバニュー
NIKWAX
テント&ギア ソーラープルーフ
実勢価格:1345円

テント用とザック用の撥水スプレー。テントの撥水能力を取り戻すことができます。また、紫外線から生地を保護し、経年劣化を未然に防いでくれるのも嬉しいかぎり。

以上、キャンプのベテランなら使ってる、テント設営&撤収に便利なアイテム9選でした。

道具としては地味なカテゴリーですし、できればケチりたいポイントですが、しっかりした道具を揃えれば作業の手間が軽減します。

これからキャンプデビューする方はぜひ参考にしてみてください。