安いだけの時代は終わり…!? コンビニのカップ飲料は高レベル

コンビニに行くとサンドイッチ、お弁当、お惣菜などのとなりに「チルドカップ飲料」がズラーッと並んでいる光景をよく目にしますよね。みなさんは普段、どんなチルドカップ飲料を選んでいますか?

「マウントレーニアのようなナショナルブランド商品より安いから……」といった消極的な理由でコンビニのプライベートブランド(PB)商品を手にしている方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

でも最近では高品質・高価格を狙うPB商品も増えていて、美味ししさもどんどんアップしているんです。という訳で今回は、そんなコンビニPBチルドカップ飲料に注目し、お店ごとのオススメ順ランキングを作成してみました!

新たな味を追求する ファミマのチルドドリンク

今回は「ファミリーマート」のPBチルドカップ飲料のオススメ順ランキングをご紹介したいと思います。

PB商品の中から人気のチルドドリンクをピックアップし、プロに「苦味や酸味の強さ」「甘味」「食事向きかどうか」「香り」「全体のバランス」の5項目をチェックしてもらいました。

新たな味を追求するファミマのチルドドリンク イメージ

■発売地域
商品の発売地域はまちまちになっています。なるべく多くの地域で発売されている商品を選んでいますが、お近くにない場合はご容赦ください。

■商品変更
コンビニのアイテムは入れ替えやパッケージ変更が多いため、購入時期によってはパッケージ、内容、価格等が異なる場合がございます。

今回の検証にご協力いただいたプロはコチラ

新たな味を追求するファミマのチルドドリンク イメージ2

写真左:富田 佐奈栄さん
日本カフェプランナー協会会長。佐奈栄学園学園長。カフェのスペシャリストとしてテレビ、雑誌、商品開発等で活躍。

写真中:藤森 真さん
シニアソムリエ。株式会社シャルパンテ代表取締役。「シャルパンテ・カレッジ」の学長を務め、ワインバル「VINOSITY」等を経営。

写真右:田矢 信二さん(リサーチ協力)
コンビニ研究家・サーベイリサーチセンター所属。セブン-イレブンとローソンで現場を経験。コンビニ本を出版。

【第1位】ミルクも紅茶も 濃厚な実力派「紅茶ラテ」

店頭で抽出するタイプのものも含めて「フレーバーコーヒー」の存在感が強めなファミリーマートですが、それらを抑えてトップの座を獲得したのはコチラの「紅茶ラテ」でした!

ファミリーマート:茶葉香る 紅茶ラテ:ドリンク

ファミリーマート
茶葉香る 紅茶ラテ
内容量:240ml
カロリー:152kcal
実勢価格:142円

【第1位】ミルクも紅茶も濃厚な実力派「紅茶ラテ」 イメージ

シンプルなパッケージとは裏腹に力強い紅茶の味が感じられ、それを支えるミルクのバランスが絶妙な逸品でした。

【第1位】ミルクも紅茶も濃厚な実力派「紅茶ラテ」 イメージ2

特に茶葉の品種などをうたっているわけではないのですが、紅茶感はセブン、ローソンのミルクティーよりも濃い印象。嫌みのない味と香りにバランスのよいミルク感と甘さが加わって飲み応えバツグンでした。

【第1位】ミルクも紅茶も濃厚な実力派「紅茶ラテ」 イメージ3

ほんのりカラメル風味のコクを感じました。

【第1位】ミルクも紅茶も濃厚な実力派「紅茶ラテ」 イメージ4

香料に頼っていないため、香りにクセがありません。さらに、砂糖ではなくカラメルソースのみで甘さを加えているのでシンプルな風味が楽しめます。

【第2位】タピオカのうまみが 広がる「ココナッツミルク」

ファミリーマート:タピオカココナッツミルク:ドリンク

ファミリーマート
タピオカココナッツミルク
内容量:255g
カロリー:218kcal
実勢価格:238円

【第2位】タピオカのうまみが広がる「ココナッツミルク」 イメージ

ココナッツミルクのコクやうまみは十分に感じるのに、甘ったるさや油っぽさがないところが魅力です。プリッとした食感のタピオカが、口の中に広がったうまみをしっかり受け止めてくれます。

【第2位】タピオカのうまみが広がる「ココナッツミルク」 イメージ2

たっぷり入ったタピオカが最後に口の中をスッキリとさせてくれるので、心地よく飲むことができます。

【第3位】飲みやすさが 魅力の「バターコーヒー」

ファミリーマート:バターコーヒーオリジナル:ドリンク

ファミリーマート
バターコーヒーオリジナル
内容量:240ml
カロリー:約157kcal
実勢価格:198円

【第3位】飲みやすさが魅力の「バターコーヒー」 イメージ

最近カフェなどで人気のバターコーヒーをクセのない味に仕上げた逸品です。穏やかなブラックコーヒーにほんの少し生乳を加えたようなコクが感じられます。

【第3位】飲みやすさが魅力の「バターコーヒー」 イメージ2

コーヒーの風味はやや弱めですが、油っぽさやしつこさがないため飲みやすいです。

4位: 【第4位】変化する味わいが
特徴的な「まろやかカフェラテ」

ファミリーマート:ミルクまろやかカフェラテ:ドリンク

ファミリーマート
ミルクまろやかカフェラテ
内容量:240ml
カロリー:約145kcal
実勢価格:136円

4位: 【第4位】変化する味わいが特徴的な「まろやかカフェラテ」 イメージ

クリーミーさから始まり、甘みへと移行して、最後に苦みやキャラメルの香りを感じます。コクとともにキレのよさも感じられる逸品です。

5位: 【第5位】甘さしっかりの
「バターコーヒースイート」

ファミリーマート:バターコーヒースイート:ドリンク

ファミリーマート
バターコーヒースイート
内容量:240ml
カロリー:約158kcal
実勢価格:198円

5位: 【第5位】甘さしっかりの「バターコーヒースイート」 イメージ

第3位にランクインした「バターコーヒーオリジナル」と比べると、甘さが加わっている分バターコーヒーらしさが少々弱まっていますが、ビター系が苦手な方にはオススメです。

6位: 【第6位】上品な味わいの
「ビターエスプレッソラテ」

ファミリーマート:コーヒーのビターな味わいエスプレッソラテ:ドリンク

ファミリーマート
コーヒーのビターな味わいエスプレッソラテ
内容量:240ml
カロリー:105kcal
実勢価格:136円

6位: 【第6位】上品な味わいの「ビターエスプレッソラテ」 イメージ

ローストがさほど強くないので、エスプレッソコーヒーよりもミルクの印象の方が強く感じられます。しかし、味のバランスはよく上品な仕上がりになっています。

7位: 【第7位】タピオカと
相性抜群の「ミルクティー」

ファミリーマート:タピオカミルクティー:ドリンク

ファミリーマート
タピオカミルクティー
内容量:255g
カロリー:132kcal
実勢価格:238円

7位: 【第7位】タピオカと相性抜群の「ミルクティー」 イメージ

やや香料が強めですが、全体のバランスは悪くありません。ひと昔前のミルクティーを思わせるような甘さが、タピオカとの相性を高めている感じがします。

8位: 【第8位】コーヒー牛乳に
近い味わいの「クリーミーラテ」

ファミリーマート:まろやかな甘みクリーミーラテ:ドリンク

ファミリーマート
まろやかな甘みクリーミーラテ
内容量:330ml
カロリー:194kcal
実勢価格:195円

8位: 【第8位】コーヒー牛乳に近い味わいの「クリーミーラテ」 イメージ

昔懐かしいコーヒー牛乳に近い、カラメル感もある甘さとリッチなミルク感が特徴のラテです。ほのかな苦みが全体を程よく引き締めています。

9位: 【第9位】軽くて爽やかな
風味の「ノンシュガーラテ」

ファミリーマート:カロリー50%OFF ノンシュガーラテ:ドリンク

ファミリーマート
カロリー50%OFF ノンシュガーラテ
内容量: 240ml
カロリー:58kcal
実勢価格:136円

9位: 【第9位】軽くて爽やかな風味の「ノンシュガーラテ」 イメージ

コーヒー感よりもミルク感の方を強く感じますが、軽くて爽やかな風味でグビグビ飲めてしまいます。もっと量があっても無理なく飲み切れそうです。

10位: 【第10位】さっぱりとして
飲みやすい「ミルクココア」

ファミリーマート:北海道産生クリームのミルクココア:ドリンク

ファミリーマート
北海道産生クリームのミルクココア
内容量:240ml
カロリー:200kcal
実勢価格:185円

10位: 【第10位】さっぱりとして飲みやすい「ミルクココア」 イメージ

カカオよりもミルク感が主体のミルクココア。さっぱりしていますが、薄いといった感じではなく飲みやすい仕上がりになっています。よく冷やすと、より美味しく飲めそうです。

以上、ファミリーマートのオススメ「チルドカップ飲料」BEST10でした。健康志向の製品や変わり種が充実しているので、「今日はコーヒー以外のものが飲みたいな」なんてときはファミマに立ち寄ってみるといいかもしれませんよ!