「ぼる塾 田辺智加」さんとは?
田辺智加さん（ぼる塾）
1983年10月18日生まれ。『ぼる塾』のメンバーとして活動する芸人、スイーツ愛好家。弟の影響でお取り寄せに目覚め、世界各地の絶品スイーツを追求。美味なものへの嗅覚には定評があり、今や「おいしいスイーツ」のバイブル的存在として、芸能界のスイーツ女王と称されている。
弟さんの影響でスタートした、お取り寄せライフ!
── 田辺さんはいつからスイーツをお取り寄せしてるんですか？？
田辺さん：我が家では、弟がお取り寄せでいろんなところからおいしいものを買っていたんです。それを見ているとうらやましくなって、私も10年くらい前からはじめました。その頃はお金がなかったので送料がもったいないなと思っていたのですが、最近やっと楽しめるようになってきました。
── 今回は、田辺さんイチオシのお取り寄せスイーツを持ってきてくださったんですよね。
田辺さん：はい！ そうだ、この特選おこし「古代」も実ははじめに弟が買ってきてくれたんです。
── おこしをお取り寄せするとは渋いセレクトですね。
田辺さん：そう思うでしょう？ でも、渋いんだけど、味は新しいというか……、めちゃくちゃおいしいんですよ。私はシンプルなものが好きなので、これはかなり推しです。お子様から、年代が上の方まで幅広くおいしくいただけるお菓子だと思います。ピーナッツの香りがすごくいいし、何よりお茶に合う！
── このおこしに特に合うのはどんなお茶ですか？
田辺さん：これは煎茶ですね。紅茶、台湾茶、煎茶、ほうじ茶など、お茶にもいろいろな種類がありますが、スイーツを食べるときはどんなお茶が合うのか、いつも考えて選んでいます。
── すみません、ちゃんとしたお茶をご用意してなくて……。
田辺さん：大丈夫です、茶葉を持ち歩いてますんで！ 今日は台湾茶の茶葉を持ってきました。意外と私、スイーツは雑に食べないんですよ。ちゃんと「スイーツ環境」が整ったところで、大切に食べたいんです。
大心堂雷おこし「特選おこし『古代』（6枚入り）」
※送料別途：金額はサイズと届け先による
シンプルだけど心をつかむおいしさ！
大心堂雷おこし「特選おこし『古代』（6枚入り）」は、一見、地味に感じるかもしれないけど、めちゃくちゃおいしい！ 白はやっぱり定番って感じがしますが、黒も黒糖の香りが立っていてイイんです。（田辺さん）
- 賞味期限
- 1ヶ月から1ヶ月半
お菓子を探すときは雑誌を頼りにしています
── スイーツの情報は、どうやって集めているんでしょうか？
田辺さん：雑誌です。誰が書いたかわからないネットの謎のまとめなんて、本当に信じられなくて。でも、雑誌は作り手の情熱があるじゃないですか。
── てっきり、舌が肥えている芸能やテレビ関係者の方と、情報交換しているのかなと勝手に思っていました！
田辺さん：そういう意味では麒麟の川島さんやロバートの馬場さんは、おいしいものに詳しいので情報交換することはあります。
でも、いちばん信用しているのは、高校時代から付き合いのある池袋の友達と、吉祥寺に住んでいる友達と、福岡に住んでいるある番組のADさん。その3人の「舌」は、心から信用しています。あとは、自分の足。自分でいろいろ散歩しながら見つけるっていうのが多いですね。
── 目的のお店を目指して歩くのではないんですね。
田辺さん：そう、今まで何度も通ってた道でも「こんなお菓子屋さんあったんだ！」って、突然見つかることもあるんですよ。最近では相方と地図を見ずに馬喰横山を歩いていたら、月に2、3回しか開かないお菓子屋さんやかわいいベーグル屋さんに出会えました。
でも逆に、中目黒を散歩したときは、コーヒー屋さんですら1軒も見つけられなかったんです。中目黒なんてたくさんありそうなのに。でも、お菓子との出会いは「運命」なので、次に中目黒に行ったときには、きっとたくさん見つかるんじゃないかと思っています。
── おいしいスイーツが見つかったら、ぼる塾のみなさんに紹介することもありますか？
田辺さん：はい！ でもみんな好みが違うので、それぞれに合ったものを伝えるようにしています。
はるかちゃんはチョコレート、酒寄さんはスコーン、あんりはあんこが好きなんですよね。だから、たとえばこの円果天月餅は、あんりに勧めています。
月餅って好き嫌いがけっこう分かれるスイーツですが、これはサイズ感がいいんですよね。いちばん好きなのはパイナップル。月餅というよりは、パイナップルケーキと言ったほうが近いかもしれないです。
円果天「円果天月餅(8個入り×2セット)」
- 円果天円果天月餅(8個入り×2セット)
- 検証時価格: ¥5,616〜
台湾茶と合わせて楽しみたいおやつ
中国では月見のシーズンに欠かせない月餅。おいしいけど、なんだか重たいイメージがありますよね。でも、円果天「円果天月餅（8個入り×2セット）」は小さくてかわいい♡
いちばんのお気に入りは、季節限定のパイナップルフレーバーです。（田辺さん）
- 賞味期限
- 製造日より14日
こちらが、田辺さんのお気に入りのパイナップル（期間限定）！
作り手への敬意を表してひとつずつ大事に味わう
── スイーツって、いいことがあった日に食べるとか、ストレス解消のために食べるとか、人によっていろいろな楽しみ方があると思うんですが、田辺さんの場合はどうですか？
田辺さん：若いときはもう、がむしゃらに食べていました。でもある日、それだと1個1個を大切にしていないなって思って。最近は、「仕事終わりにお茶を用意して1個だけ食べる」みたいに、お茶とスイーツの時間をすごく大事にしています。
だから、出先でスイーツが食べたくなっても、今は環境が整ってないからやめておこうって思うときもあります。私にとって、スイーツは本当に特別なんです。
── スイーツが好きだから、スイーツをどんどん食べるという感覚ではないんですね。
田辺さん：そうなんです。私、1日に何個も食べると思われがちなんですけど、そんな食べ方は絶対にしません。どういうふうに作ったんだろう？って、作り手の気持ちに想いを馳せながら、しっかり味わいたいと思っています。
たとえばパティシエの鎧塚さんは農園を持っているなど、作り手はみんなそれぞれのこだわりがあって、お菓子への愛も深いんですよ。このペーシュ・ココっていうパウンドケーキも、ココナッツと桃という組み合わせが最高すぎて、愛を感じます。
パウンドケーキってぼそっとしたイメージなんですが、これは本当に柔らかくておいしい。バニラ風味の紅茶と合わせて楽しんでいます。
── 本当にふわっとしてます。
田辺さん：鎧塚さんって見た目が美しくて、美味しいスイーツを作れるのはもちろんとして、売れていない芸人にもすごく親切なんですよ。ある日、吉本の本社に、クッキーを大量に持ってきてくれたんです。しかもアポ無しで！ あのときは、吉本がざわつきましたね。
── それは嬉しいですね！
田辺さん：ホント、鎧塚さんは私の人生の支え。六本木のミッドタウンにあるお店を見ると、やっぱり背筋が伸びます。
トシ・ヨロイヅカ「ペーシュ・ココ」
※送料別途：金額は届け先による
鎧塚さんのお菓子への愛を感じる逸品
トシ・ヨロイヅカ「ペーシュ・ココ」は、バイト時代、お給料が出た日の唯一の楽しみが鎧塚さんのスイーツでした。
鎧塚さんがつくるすべてのスイーツにこだわりが詰まっているんですが、このパウンドケーキも最高。ココナッツと桃の組み合わせがたまりません！（田辺さん）
- 賞味期限
- 到着から10日前後
スイーツのためなら行列も遠出もいとわない
── お菓子を買いに行列に並んだり、遠くまで足を伸ばしたりすることもありますか？
田辺さん：もちろん！ パンダンケーキを買いにシンガポールに行ったこともありますし、いつかカンボジアにクッキーを買いに行けたらと思っています。もちろん行列も並びますし、お取り寄せでは発売日にパソコン前で待機することもあります。
── そんなにすぐに売り切れるお取り寄せもあるんですね。
田辺さん：（NO）RAISIN SANDWICHなんて一瞬ですよ。どうしても買いたくて、販売がスタートする10分前にはスタンバイしてます。季節によって味が変わるので、定期的に食べたくなるんです。
見てください！ このレーズンの並び方。あまりにもキレイでびっくりしませんか？ 今いちばん話題のスイーツだと思います。これを出すと、みんなが「キャー！」ってなりますね。
── たしかに、美しいですね!
田辺さん：本当に大事に食べたいお菓子です。あとは、地方でライブがあったときに買うスイーツもあります。
ダックワーズは福岡でライブがあったときに、先ほどお話しした番組ADさんが差し入れてくれたんですが、それからハマってますね。お取り寄せがなかったら、きっと福岡まで買いに行っていると思います。
── 舌が信用できるスイーツ仲間からの差し入れですもんね。
田辺さん：このフルールブーケも、吉祥寺に住んでいる友達からいただいたものです。私、わりとシンプルなお菓子が好きなので、見た目が茶色だったりと地味なセレクトが多いんですが、これは友達が見つけてくれたのでカラフルですね（笑）。無糖の紅茶を飲みながら、少しずつ食べています。
（NO）RAISIN SANDWICH「KURUMI COFFEE」
※送料別途：冷凍配送。2箱まで1200円、3箱以上1400円
お茶会に持って行くとみんなから黄色い声援が!
（NO）RAISIN SANDWICH「KURUMI COFFEE」は、パティシエさんの食へのこだわりが半端なく、箱を開けた瞬間からレーズンの美しい並びに思わず感動！ 発売開始と同時に売り切れてしまうので、私も毎回、発売10分前からパソコンの前で待機して購入しています。（田辺さん）
- 内容量
- 6個(レーズン3個、クルミコーヒー3個)
Le Mameco「ダックワーズ（6個入り）」
※送料別途：金額は届け先による
誰かに贈りたくなるやみつきお菓子
Le Mameco「ダックワーズ（6個入り）」は、メレンゲを使ったアーモンド風味のお菓子。ときどき固いお店もありますが、ここのは本当にふんわりとした食感で、アーモンドの香りが際立ってめちゃくちゃおいしい！ 最近は、誰かにプレゼントするときにはこれを選ぶことが多いです。（田辺さん）
- 賞味期限
- 14日間
アトリエやまこ「フルールブーケ」
つまむたびに幸せになるスイーツの宝箱
アトリエやまこ「フルールブーケ」は、小さなクッキーやメレンゲ、金平糖のような砂糖菓子がランダムに詰まったこのお菓子は、まさに宝箱！ どのお菓子をつまんでも、かわいくておいしいんです。直接つまむのも良し、豆皿にちょっと取って食べると特別な気分になれます。（田辺さん）
- 賞味期限
- 60g(手提げ袋付き)
小さい頃の思い出の味に再び出会えたのも運命!
── いちばん思い入れのあるスイーツはどんなものですか？
田辺さん：檸檬屋のメロンババロアです。昔は日本橋の髙島屋にフルーツパーラーレモンっていうお店があったんですよ。我が家では休日になると母と祖母と一緒にそこに行くのが定番で。でも気がついたら、お店がなくなっていたんです。
だからもう2度と食べられないと思っていたんですが、息子さんが引き継いで、名古屋でお店をやっていることがわかったんです。
── よかったですね！ 味も当時と変わってないですか？
田辺さん：当時のままですね〜！ 30年間、ずっと忘れられなかった味にまた出会えたときは、本当に嬉しかったです。ババロア自体はシンプルな味ですが、それがフルーツの味を引き立てているんですよね。
私も一度、最高の小麦粉、最高のバター、最高の卵というように、こだわりの材料を集めて、こういう完全体のスイーツを作ろうと思って、やってみたんですね。でも、食べてみたらあんまりおいしくなかったんです。むしろ、その辺で売っている普通の小麦粉を使ったほうがおいしかったくらい。
だから、スイーツって、全部特別な材料を使えばいいわけじゃなくて、主役になる何かを中心に組み立てたほうがおいしいことが多いかなと。
お笑いでもそうですけど、何事もバランスが大事なのかなって、最近は特にそう思います。スイーツとお笑いに共通点があるなんて、考えたことなかったけど、意外と似ている部分があるのかもしれませんね。
檸檬屋「メロンババロア(5セット)」
※送料別途：全国一律1100円
絶対に忘れられないスイーツ探求の原点!
檸檬屋「メロンババロア(5セット)」は、フルーツが新鮮！ ババロア自体は卵やミルクのシンプルな味わい。でも、それがフルーツの味を最大限に引き立てています。私が子どもの頃に、家族で食べていた思い出の味です。（田辺さん）
- 賞味期限
- 商品に記載
小さい頃の幸せな気持ちがよみがえってきます。
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白と黒どっちが好きなのか一生決められない！